
半世紀前に撮影した写真です。今日を想定しての画づくりではありません。
でも数枚あれば当時を物がたるには充分とは言えませんがそこそこの資料にはなりそうです。
画面中央から右側の波返しが作られたのはそんなに昔ではありません。
当時の防波堤の突端には岸から視て左側に赤灯(灯台ではありません。電柱の先に赤電球のみです)がありました。
右側には何も建ってませんでした。
※港湾の灯台は水源に向かって 左側は白色に塗色され、夜間等は緑光を発する。また、右側は赤色に塗色され、夜間赤光を発する。と決められております。
ついでに船舶は右舷側に緑灯。左舷には赤灯を義務付けられてます。
さらについでに! 港の近くには必ずこの三角形があります。
昼間は目立ちませんが夜になると赤△がけっこう目立ちます。
「あれはなんですか?」と質問を度々されますので...。
一般の方にはなんの意味もありません。また日中は必要とされません。
夜間、入港の際に役立ってくれます。
港湾入り口の赤灯と赤△が鉛直に重なったコースで船を進めると、
港湾入り口付近の浅瀬に乗り上げることなく安全に入港できます。
増築された防波堤 昭和30年代に造られた当時は三段構造でした。
一段目が嵩上されて二段目と同じ高さになり車輌も入れるようになりました。
三段目は高さを増して現在に「いたります。