たぶん梅雨明けも間近でしょうから、オールドカメラを持ち出すことを真剣に考えてみます。
※これを編集している間にTVが「関東地方は梅雨明けしたとみられる」との放送。断定はいたしませんでしたが。
最近のカメラはAE/AFが当たり前ですからこんなものは不要でしょうが...。
そろそろ50年になるスタジオデラックスです。まだ使えます。
調べてみると現在でも販売されてました。型番はスタジオデラックスIII L398A
見た目はほぼ一緒です。ダイヤルの中心にあるストッパー釦に凹凸があります。
この凹凸はだいぶ前に変更になったもので現行品からではありません。
また、当時ストッパー釦の無いモデルもありました。
DELUXE無しのS型 スタンダードの意味なのでしょう。
押し釦有の方が断然使いやすいです。
受光部のアタッチメントが三種付いております。
半球型は主にポートレート用入射光式。ほとんどがこの状態で使ってます。
平板の入射光式。多孔の反射光式。
HIGHスライドは明るい(主に日中)ところで使用する。
アタッチメントはケースの中に収納される。殆ど出すことはありませんでしたが。
頭部は270°回転する。
使用法は.. ポートレートの場合で解説いたします。
まず内側のダイヤルにフィルム感度(ASA/DIN)をセット。
被写体の前でカメラに光球を向けてストッパー釦を押して離す。
赤い針の指す値を読む。この場合は125弱。
HIGHスライドが挿入されているのでダイヤルを回して H の位置に125弱をセット。
(HIGHスライド無しの場合は L)
ダイヤルの反対側に 絞りとシャッター速度の組み合わせが表示されている。
撮影条件に合う組み合わせを選択すればよい。
捜したら説明書が出て来ました。最初に探すのでした。
平成になって 自称、私の弟子(当時大学生)が
私がこれを使用しているのを視て購入。TTLが当たり前の時代にですよ。
本人曰く、とても格好良く視えたそうです。
オールドカメラを持ち出すにはやはり露光計は必須です。
デジタル一眼を一緒に携行すれば不要なのですが、やはり当時の雰囲気も味わいたいものですよね。