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明日もまた食べて笑って…

小さな平屋で暮らしています。
60代を元気に笑って過ごしたいです。

スペインのBar(バル)で苦しみました

2017-01-16 | スペイン旅行

スペインでの3日目はバルセロナから1時間ほどのモンセラートに行って来ました。
黒いマリア様と奇岩の山で有名な所です。




バルセロナに帰ってからはスペイン広場を散歩しました。




きょう1日、いろんなことしたのですが、小さなBarでの夕食が強烈過ぎて、他の記憶が薄れました。

きょうは本当はスペイン人の友人とドライブ&夕食の予定でした。
でも、夫一人が行く事になり、私達3人は夫と別行動という事になりました。


夫の友達夫婦はスペインが初めてだし、スペイン語も全くわからないので、私が率先して連れ回らないといけません。

スペイン広場散歩のあといったんホテルに帰り、また夜の7時から夕食を食べに行きました。


まさか、二人がホテルの部屋でパンや山羊のチーズを食べてしまって、すでにお腹がいっぱいとは思わなかったので、狭い路地にある素朴な雰囲気のBarに行きました。
「何でもいいので適当に注文して」と任せられたので魚のスーブとコシードと言うスペインの家庭料理を注文しました。

感激するほど美味しいスープを食べた後
「実はホテルの部屋でパンや山羊のチーズを食べたのでこのスープだけでお腹がいっぱいになっちゃった」と言うご主人。
奥さんも「やっぱり部屋で食べなかったら良かったね〜」と言います。


その直後、たった一人で切り盛りしている60代くらいの感じの良いマスターが満面の笑みで、ものすごいボリュームのコシードをテーブルにドドーンっと置いた時、私達が目を丸くして驚く様子を見てマスターと常連さんらしきお客さん達が笑いました。

お店のマスターとお客さんが一体となって私達の食べる様子を見守り、目が合うたびにっこりして「美味しいか?」と聞いてきます。
お客さんの中には料理の説明をしてくれる女の人もいます。
帰って行くお客さんも「それは有名な料理だよ。たくさん食べなさいよ。」とか声をかけて行きます。
こりゃー全部食べないと!と焦る私達。
もう必死でした。

完食した時はお客さんの女の人が
「おー!見て!全部食べた!」と大声で皆に向かって言いました。
私は、そんなの余裕だよと言う感じで「全部食べましたよ〜」と。
その後のデザートと飲み物は断って精算を頼むとなんと33ユーロ(1人約1,400円)の安い食事でした。ビール、パン、スープ、コシードでです。

値段を見て驚く私達を見て嬉しそうなマスターとお客さん達。
店を去る私達を一体となって見送るマスターとお客さん達。

「苦しかったけれど良い思い出になったね〜」と大笑いしながらホテルへと帰りました。

 


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