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忙しい!のにお金もない!あなたを救う行動法則/舛田光洋

2009-10-27 21:16:57 | 貧乏神を叩き出す!~豊かさへのシフト~
忙しい!のにお金もない!あなたを救う行動法則
舛田 光洋
大和書房

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チラシを見て遠くても少しでも安いお店に行ったり、
いろんな節約術をためしてみてもどうしても貧乏感から
抜け出せない! という人におすすめの一冊。

「忙しい!のにお金もない!あなたを救う行動法則」です。

貧乏から豊かさへシフトするための行動法則が書かれた
本です。

書籍の前半に貧乏法則がのっているのですが
これが自分にあてはまるわ、あてはまるわで(滝汗)
さすがバリバリに貧乏を体現していたという著者の
いうことだけあってめちゃめちゃ説得力アリです。

たとえば「いつも『お金がない』が口ぐぜ」とか、
「生きるのに最低限度いくら必要かが明確である」等々。

「生きるのに最低限~……」の法則では、貧乏貧乏
とはいっても、なぜか「死なない程度」にはお金をちゃんと
確保できる。
でも、貯金ができるとか、もう少し豊かさ感がある
生活ができるようになるかといったら、なぜかできない。

お金の問題で悩んでいる方の大多数はこのあたりの壁が
なかなかこえられないで苦しんでいるのではないでしょうかね。

著者は貧乏サイクルにはまっている人は、性格が悪いのでも
なんでもなく、「働いているわりには(努力しているわりには)
一向にお金持ちにならない、という事実があるのみ」と主張。
まずはこれを認識して、「貧乏グセ」を直すことで「貧乏ヒマなし」の
サイクルから抜け出して、「お金持ちヒマあり」の豊かさにシフト
できると述べています。

我が家では貧乏神をたたき出すプロジェクト(略して
「びんたたプロジェクト」)が極秘に(?)進行しておりますが
豊かさへシフトするために行き着く結論・行動指針は
この本に書いてある通りだなあ、と実感。

たとえば「給料の10倍働く」という項目があります。
これは私が家人に「ウチの家訓だから~」ともう何年も前から
何度もいっている言葉です(←鬼嫁)。
言葉って本当に実現する力を持つんですね。

その言葉を聞いた家人が「自分のもらっている給料は
○○円。その10倍は○○円だからその額の利益を出す」
ということを目標に素直に実行していったら(時間は
かかりましたが)上の人からのお引き立て等があって、
収入があがった、という事実があります。
(※ただしここでいう「10倍働く」とは労働時間を10倍にする、
という意味ではありません。同じ時間単位(勤務時間内)に
おいて、創意工夫と知恵を絞って10倍の効果を出すという
意味です)

また「今月は使いすぎたから我慢しなきゃ」は逆効果とか、
「節約」ということを意識するよりも「使ったお金が本当に
効果があったのか」ということに意識を集中した方がいいと
いうのもその通りで、私も世間一般でいう節約術を実行しようと
すればするほど家人とのケンカは増えるわ、そのわりには
貯金ができたわけでもなく(^_^;)
むしろ貧乏サイクルまっしぐらだったんですよ~
(もちろん節約道を極めて豊かになった方も、いるとは
思いますが)

ムリに節約することをあきらめて(今は軽く意識する程度)、
「本当に自分にとって必要なモノか」とか「お金を払ったことに
対する効果(リターン)の大きさはどうか」ということを
徹底的に考えるようになりました。

あと、特筆すべきは時間とお金(豊かさ)の関係でしょうか。
忙しくて時間がない、何かにいつも追われているという場合、
「自分の仕事が明確じゃない」と著者は指摘しています。
主婦業をされている方も、「自分の本当の仕事は何か」を
一度考えてみるといいかもしれませんね。

人によって答えがちがってくるとは思いますが、私の場合
「家人に成功感と幸福感を持った、徳のある人生を送って
もらうこと。一生が終わって家人があの世に行ったときに
自分としてよくがんばった、といえる人生を送ってもらうこと。
そのサポートが私の仕事」
ということになっています。

なので、掃除・洗濯・料理は(それも当然やるけれど)
あくまでもサブの仕事であって、本質的な仕事じゃないっていう
認識になるのです。
それを軸に考えると、今自分がやるべきこと・捨てるべきこと
(あきらめるべきこと)等が明確に見えてくるので迷ったり
時間におわれてあたふたすることがだいぶ、減ります。

この本を読んで、自分が今トライ中のところ、そして自分が
まだ意識してなかったところ、次にやるべき課題や行動等が
明確になりました~。

とても参考になってよかったです。
貧乏サイクルから抜け出して豊かになりたい人に
おすすめです。

*************************************************
■今日の小ネタコーナー1■
本書の中に「行動することの大切さ」が書かれて
いましたが、これも本当にその通りだと思うんですよ。。
たとえばこういったお金と豊かさに関する本を紹介
しても、「アナタ、この本は絶対読まなきゃダメ!!」
っていうような人が見事にスルーして無関心で、
ふだんからよく勉強もし、実行もし、「特に読まなくても
アナタなら大丈夫」っていう人に限って熱心に読んだり
するんですよ~。
確か聖書でしたか「持てる者はますます富み、
持たざる者は更に失う」っていう言葉があったと
思うのですが、これってまさにこういうことを
指しているんじゃないかと思うんですよね~。

■今日の小ネタコーナー2■
心の奥深くで貧乏を肯定する方は本当に
多いんですね。
たとえば経済的に苦しい立場の人を
ニュースかなんかで見たりすると、
「こういう人がいるから、自分だけが豊かに
なってはいけない」と無意識に心に刻み込んだり
する方が案外多いんですよ~
自分が豊かになることに罪悪感をもってしまい
豊かな自分を肯定できないんですね。
でも、ここでちょっと考え直してみてください。
豊かになることに罪悪感をもって、現状維持なら
そのまま何も変わりませんが、正当な努力に
よって大金持ちになり、その一部を貧困から
抜け出すための教育投資等に寄付すれば
確実に貧しさは減って、世の中は少し変わって
行くと私は思うんですよ~
豊かさを肯定する気持ち、大事にしたいです。



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2 コメント

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Unknown (ぷぷぷー)
2009-10-28 02:03:49
「行動することの大切さ」
これ最近すごく意識してます!!
行動しないことには成功はないっていうか、
まず何でもやってみないことには始まらない
なんて思う今日この頃です。

それから、私も、昔は、
ひたすらお金を使わないことだけを考えていましたが、
最近はそのために費やす時間や労力のことも考え、
ここはお金を使った方がかえって賢いのではないか、
なんてことも考えるようになりました。

でも、「使ったお金が本当に効果があったのか」
っていうところまでは考えが及んでいなかったので、
これからは、ちょっと、意識してみたいと思います!
>ぷぷぷーさん (ぽちこ@管理人)
2009-10-28 21:51:11
行動できない人の多くは、完璧主義で
理想が高いかも~
最初からハードルが高すぎて自分には
ムリだとあきらめちゃうことが多いように
思います~
「今の自分にできること」を探して、それを
積み上げていけばいいだけなんだと思うん
ですけどね~
若いときは、投資に少しお金をかけた方が
いい面もあります~
旅行とかもそうだし、経営やビジネスセミナーに
参加してみるとか、本の中にも出てきたの
ですが「高級ブランドショップへ行く
(そこで何かを買ってみる)」っていうのも
ある意味、投資だったりします。
「使ったお金が本当に効果があったのか」
っていうのは私もまだまだ練習中のところ
ですが、実際にやって勇気をもって判定して
みないと、その実力は身につかないのだと
思います(なので、勇気を出してお金を
使ってみる、っていうこともすごく大事)
ちなみに、使ったお金が投資なのかどうか
判断できれば経営者になれる(経営者としての
素質を持つことができる)そうですよ。
お互いにがんばりましょう~

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