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滋賀県旧東海道:草津宿から石部宿を散策する旅

2017-03-21 15:54:40 | 宿場町めぐり

今回は、滋賀県の旧東海道にある草津宿から石部宿を散策する旅を紹介します。

JR草津駅で下車します。
駅の南側には、草津宿の門が飾られています。
草津宿は、江戸時代に東海道と中山道が分岐・合流している交通の要衝でした。
次の地図のルートで9箇所をめぐります。
最初に、草津宿本陣に向かいます。
「本陣」は、江戸時代 街道を往来する大名や公家等、貴人の休泊施設でした。
草津宿本陣は、全国に残る本陣の中でも最大規模を有しています。
多数の「関札」と浅野内匠頭や吉良上野介の名前がある「大福帳」などが見れます。

隔週で寄席「本陣楽座」も開催されています。

次に、「追分道標」へ向かいます。
ここは、東海道と中山道が分岐・合流点で、常夜灯があり、江戸時代の雰囲気を味わえます。
 
東海道を東に向かって歩いていくと旧草津川の堤防を超え、20分ほどで田楽茶屋「ほっこり庵」に到着です。
ここで味噌田楽をいただきます。
素朴な味で、うまいです。
 
さらに東海道を東に30分ほど進むと、「鈎(まがり)の陣」の石碑に到着です。
ここは、室町時代 足利義尚が出陣した際、陣を張った場所です。

この先に稲荷神社があり、左側にJR手原駅があります。
次に 江戸時代から創業の「手原醤油」の建物があります。
ここから石部駅までは、明治時代の建物が多数建っていて、江戸時代の東海道を
想像することができます。
 
さらに20分ほど進むと、東海道一里塚と六地蔵古絵図の石碑があります。
六地蔵を過ぎると「旧和中散本舗」の建物が見えてきます。
ここは、大角弥右衛門家の邸宅で、江戸時代の薬屋、草津宿と石部宿の「間の宿」としての役目も果たしていた邸宅です。
薬屋としては、和中散という薬を売る「ぜさいや」の本舗になっていました。
事前に予約をすれば、この住まいの方が、建物を詳しく説明してくださいます。
草津宿と石部宿の「間の宿」として、公家・大名などの休憩所にもなっており、明治天皇が4度も休憩されたそうで明治天皇の草履も展示されています。
狩野派の襖絵や江戸時代の日本庭園を鑑賞できます。
日向山古墳を過ぎ、
30分ほど進むと、JR石部駅に到着です。

ここから15分ほどで「石部宿小島本陣跡」の石碑に到着します。
ここには、石碑だけしかありません。ここで散策を終了します。

旧東海道の宿場街を2時間ほどかけて散策してください。
江戸時代の宿場街を体感することができます。
特に「旧和中散本舗」は、事前予約して狩野派の襖絵を見てください。
貴重な襖絵を目の前でご覧になれます。

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