かくれて咲く花

~凛として~

朝のバイオリン

2010-03-15 17:55:07 | Weblog


宮崎あおいちゃんの出ているCM、なんのCMなんかは覚えてないけど、歌がとっても印象的なあれ。


ヒマラヤほどの 消しゴムひとつ 楽しいことをたくさんしたい
 ミサイルほどの ペンを片手に おもしろいことをたくさんしたい


うわー、これ絶対ブルーハーツっぽいわ、と思っていた通り、「1001のバイオリン」という歌だった。特に朝、寝ぼけまなこで半自動的に支度をしているときにこの曲がかかると、「よーし、今日もがんばろう&なんかいいことありそうだ」と無条件におもえる。

ブルーハーツの歌の力って、すごい。「リンダリンダ」とか「情熱の薔薇」とか有名どころしか知らない(でも死ぬほど名曲)私でも、聴いただけで「あっこれブルーハーツ」ってすぐわかる。宮崎あおいちゃんがどんなに可愛らしくうたっても、わかる。意味がわかるようなわからんような、だけど印象的で独特のメロディが、キャッチーという表現は安っぽいから似合わないんだけど、耳にすっとなじんで、一回聴いたら忘れない。ヒマラヤほどーのー フフフフフフーフーンとかいって(注:「消しゴムひとーつー」と続けたいが覚えていない)、早速口ずさんだりしている。なんだろう、あの魂の生命スイッチをONにするような力は。「お前これせっかくあるのに使ってないだろもったいないぞ!!」と、いきなり人の部屋のドアをガーンと開けて、勝手に電気をつけて去っていくような勢いがあるのに、全然押しつけがましくない。「あっホントだ、なんで気がつかなかったんかなもったいない!こっちの方が全然明るい!!」って思って、そんでもってなんかよくわからないけど気がつけばその人のペースに巻き込まれていつのまにか元気になっている、というような感じで。歌ってるだけで元気になるのに、気がつくとすごく歌詞は奥深くて(かつどっかようわからんくって)。リンダリンダの出だしなんか、「ドブネズミみたいに美しくありたい 写真には映らない美しさがあるから」と、めちゃめちゃ詩的に始まるのに、そのあとリンダリンダ~~~ってなんで絶叫するんだろう、でも楽しい、そしてその歌はとても奥深いという世界。やっぱいいよなあブルーハーツ。いまだからわかるようなところもあるし、なんか昔の自分の忘れてたいい部分を再活性化してくれるし、そしてなんともいえない人間に対する大きな優しさがある。これほしいなあ。買おうかなあ。

・・・で、あのCMっていったい何のCMなんやったっけ
まあ、なんでもええか。元気がでるんやったら、ね


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