かくれて咲く花

~凛として~

rebalance☆

2014-08-17 15:25:05 | Weblog

rebalance・・・といっても、米国の東アジア戦略のことではなく、ことし前半の疲れがドッと出て、心身ともに崩していたバランスを取り戻したお盆休みの私「うめ」の状態をひとことで言い表した表題でございます。皆さまはこの夏、いかがお過ごしでいらっしゃいましたか。

ことしはなぜか無性に「スイカが食べたい」と思うようになり、生まれてこのかたずーっと瓜系は好きじゃなかったのに、この夏はなんだかやたらスイカを食べていますついでにキュウリも嫌がらずに食べている。この突然の変化はなんだろうという感じだったのですが、仕事はなんやらかんやら忙しいのが続き、キョウレツな夏の暑さも加わってかなり心身ともに参っていたので、身体が欲しているという感覚でした。そろそろ梨も出てきましたし、桃も変わらずラブだしマンゴーも美味しいし、いろんなフルーツを楽しんでおります

よく考えるとことしは前半からずっと走りっぱなしというか、立ち止ってゆっくり考える時間もなく、春にほっと一息ついたのもつかの間、セーフハウスで過ごすなかで本来じっくり考えたかった「ここを出たあとのこと」、日々の忙しさのなかに紛れながらも、確実に日々積み重なっていた「やっぱりこんなのイヤだ」という心の声に十分耳を傾けてあげることができなくて、このお盆休みは来し方を振り返りながら、アヒルの子プラムはいろいろ考えていたのですが・・・ここもやっぱりあんまり長くいるところじゃないな、という気がしています。助けてもらったご恩には報いないといけないと思っていたし、ご恩返しはきっちりやろうと決めていますが、そのあとはブランクというか、現状のまま続けていく先に、明るく楽しい未来はマッタク思い描けない。自分の持っている能力とスキルと経験をいかして別な世界へいくのか、あるいはこれまでのことはまったくゼロに戻してstart overのような感じで進むのか、そこまでは分からないけど、だけどこのまま続いていくことはないだろうな、という気はしています。

現在の延長線上に未来を考えると、結局は現状維持のため汲々、ということになり、考えただけで息苦しくなるほど気持ちも滅入り、brighteningな未来は想像できませんが、現在の状況はどうあれ、こんなことがしたいなとかあんなことがしたいなとか、まったく自由に想像の翼を広げてあれこれ思い描いていると、そのビジョンはとても心弾む楽しい未来の姿であって。「そうぞう」という日本語はimaginationでもありcreationでもある。これがオープンに、広がっていかないところには希望が生まれない。やはり明るい未来を想像し、創造していきたいですものね。

魔界への旅では傷付き自信をなくしていたプラムも、救出されて前のところに戻ってみれば、ドラクエで言えばレベル90くらいまで上げてしまっている感じであることに気付いて。多少まだレベルアップの余地はあるものの、もうほぼやり尽したというか、ラスボスの姿も見てしまい、この世界が何でできているかを知ってしまった(→それは決して楽しいものでもなく、人を幸せにするものでもなかったという事実に気付いてしまった)。「クリア後の世界」でまだなおしないといけないことが残っているのか、それともあるいは新しい冒険の書を始めるのかは分からないけど、これまでみたいに“じゅもん使うな”とか“めいれいさせろ”とか、コマンド下にあって思うように戦えなかった世界ではなく、何の制約もなく自分の頭で考えたとおりに動けて、exploreしがいのある、「次はどうなるんだろう??」と仲間たちと“ガンガンいこうぜ”で楽しく進んでいける冒険の書を選びたいと思っています。クリア後の世界なんて、なんかお宝探しとかだけで、新たな謎を解き進んでいく面白さというものはほとんどないですしね。レベルを上げるのも、強い敵と戦うだけではつまらなくて、その先にまだ知らない世界があってそこへ進んでいくために強くなる、というのが楽しいのであって、ただレベル上げるだけの戦いは不毛ですし。たとえその世界を極めたとしても、まだ他にはいっぱい違う世界があって、そこではまたレベル1からスタートするというのもchallengingで面白そうだし。

いやいや、ここの冒険でそこそこ蓄えた経験値は、ほかの世界では転職後のスキルとして、直接は役に立たなくてもなにかの役に立つかもしれない。たとえ前職が遊び人とか踊り子とか何の役にも立たない職業であっても、せっかく覚えた魔法が違う世界では通じなくても、「つよさ」でいうところの「すばやさ」「かしこさ」なんかはどこの世界でも同じはず。あと数値にはあらわせない「思いやり」「やさしさ」は、魔界でさえなければこれが最強の魔法かもしれないし(逆にいえば、この呪文が“かき消されて”通用しない洞窟や塔なんかは魔界である、ということなのでしょう)。「ちから」はあんまりないから、重い武器を使ったり装備したりはできないけど、「どくばり」でごくたまに敵をプシュっと一突きという、魔法使いプラムの「こうげき」レベルはそんなもんだけど、「思いやり」「やさしさ」のレベルに上限はないし。ほんとはアリーナみたいに元気よく、お城の壁を蹴り破って外の世界へ飛び出していきたい。そう考えると、まだまだレベルアップもしなきゃいけないし、この先の冒険もきっと楽しいはず

私は全然観てないのですが、NHKのドラマですっかり我らがアンのことばが有名になったようですけど、曲がり角を曲がった先に何があるかわからないけど、でもきっとすてきなものだと思う。この確信は、私のなかに変わらずある。この楽観的なほど明るい確信が揺らぐと、バランスを崩してしまう。自分の心のお花をしおれさせてしまうほど忙しいのは、やっぱりいけませんこまめにケアして、おひさまの光とお水と栄養をたっぷり注がないとこれはここでも繰り返し書いてきたのについ忘れてしまうことですが、まず自分がいい状態でないと、思いやりやさしさの魔法は使えなくなってしまいますからね。自分自身が機嫌よくいたいですし、どうでもいい人たちとのくだらない戦いで消耗するのではなく、大好きで大事な人たちに、もっともっと愛をたっぷり注ぎたい。日々の忙しさでおかしくなっていたこのプライオリティの順序は、これからは絶対間違わないようにしなきゃ。人生でいちばん大切なのは愛である、と毎日recite to myselfしないといけない・・・と改めて決意する必要があるなんて、これまでどれくらい本当に心の求めているものを後回しにしてきたのかということでもあり、反省しきりです。

もうちょっとすれば、少し涼しくなってきて過ごしやすくなってくるし、休息をとり本来の牡羊らしさが戻ってきて、また元気よく後半スタート!!という感じです

 


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