かくれて咲く花

~凛として~

秋めいて

2009-10-13 19:03:07 | Weblog


台風一過、気分もさわやかに秋めいてまいりました。日が暮れるのも、めっきり早くなりましたね
台風の前は、気圧の影響もあったり、元上司の突然の訃報に涙・ナミダで、沈みがちで、重苦しい一週間だったのですが、台風通過とともになんだかすっきりとした感じです今朝もまた思い出話をしながらめそめそしていたのですが、故人の志を受け継ぎ、がんばるぞと青空に誓ったのでした

アメリカでは、刑事さんの休憩にはコーヒーとドーナッツ(日本ではあんパンに牛乳?)といいますが、ドーナッツ好きな私は近所にはらドーナッツができて以来、通い続けております。特にお気に入りは「さとうきび」。閉店まぎわで、残り少なくなると、列に並んだ後ろから「絶対さとうきび私の分残しといてな~~~~」と念を送ります。その甲斐あって、昨日は最後のひとつを前の人に注文されてなくなるという悲しい思いを回避することができましたあとは「きなこ」も好きです。「有機シナモン」も。「にんじん」も美味しかったです今朝も2個(さとうきびときなこ)を頂いたのに、お花を買いに外出したついでに、お気に入りのシナモンドーナッツをおやつに購入。コーヒーを淹れて夕方いただくときの甘美さといったら!!ついでに明日の朝用にと、チョコファッションをしっかり買っておいたのでした。

そんな食欲の秋はさておき、万葉集の秋の歌を。


「秋の田の穂向きの寄れる片寄りに君に寄りなな言痛(こちた)くありとも」(但馬皇女)


「秋の田の稲穂が片方に傾くように、あなたに寄り添っていたい。たとえ人がなんと噂しようとも」という情熱的な歌です。穂積皇子との、許されざる恋に落ちた想いを詠んでおられますが、凛とした意志の強さを感じて素敵です


「秋の田」でもうひとつ。


「秋の田の穂田(ほた)の刈りばか か寄りあはば そこもか人の我(わ)を言(こと)成さむ」(作者不詳)


「秋の田の稲刈りで、刈っている場所が隣同士になったりすると、そんなことでも人は、私たちのことをあれこれうわさするのでしょうか」という意味だそうです。昔から「人の恋路を邪魔するやつは馬に蹴られて死んじまえ」と言うとおり、うわさを流したりする人はつくづく野暮だと思います。とはいえ、周りがいろいろ言ったり、反対すればするほど、恋は燃えるものでもあるので、そういう野暮な人たちがいるのもまた、恋の彩りなのかもしれませんね。どうせそいつらはギャラリーですし。恋の当事者にとっちゃ、障害を前にしたとき、想いが強まることはあっても、弱まることはないのだろうと思います。

しかし万葉の時代から、人は恋をし、歌を詠んできたと思うと、古代の人たちに親近感がわきますね


ホフク前進

2009-10-07 18:43:17 | Weblog


あっというまに10月!
9月下旬から体調を崩してしまい、寝込んでしまったり、その後もアンニュイな日々が続いております。夏の疲れがきたのでしょうね。ゆっくりお休みしなさいと言われているような感じで、熱を出して一生懸命デトックスしようとする身体がいとおしくなりました信頼する整体師にも、「我慢強い」と太鼓判を押された?私。いつも酷使してごめんね。季節も環境も大きな変化の途中、いまは少しづつゆるゆると、ホフク前進ですすむときのようです

折しも台風が接近しているようで、気圧の影響もあるのか、なんだか身体に負荷がかかっているような気がします台風一過の陽射しは、きっとすばらしくさわやかなはず
元気出していかなきゃですね