かくれて咲く花

~凛として~

わたしの「矜持」

2009-01-30 17:22:41 | Weblog


ようやくここしばらく苦しんでいた問題を、消化できたかんじ先週、のお天気が続いた日は気持ちもどよーんと暗くなっていたけど、今日の雨は浄化の雨に思える。心境の変化で、受け止め方も変わるのですね

天の介入やサポート、周りの温かい励ましや支えで、ようやくひとつトンネルを抜けることができたような気がします本当に、朝目が覚めた瞬間から、歯を磨きながら、仕事の合間に涙がこぼれそうになりながら「許せない」とつぶやくようなドロドロした思いが渦巻いていましただけどそういう思いも否定せず、とりあえずそういう自分を受け止めて、湧いてくる思いから目をそらさず、こみあげてくる感情や思いを紙に書き殴ったり、日記に書いたりして、問題と自分の思いを整理し、状況を「客観視」する努力をしました。冷静に考えると、まさに天使のナイフを持って突っ込んでいったりしていたら、戦闘地域に飛び込んで行って自爆テロを起こすようなものだったのですねみずから渦中に巻き込まれていくような愚かなことはせず、そして自分がされたことに対して復讐めいたことをするようなことはやはり人として、自分の美学としてできないとギリギリのところで踏みとどまれたおかげで、逆にわたしは何も失っていないことに気付いた。「悪をもって悪に返さず」と自分の矜持を保つことで、自制心や思慮なく行動する原始人との違いをハッキリと認識したし、大切な人との間の信頼はいまも何も傷ついていないという事実にも安心し、自尊心を取り戻して安定したというか。昨今流行っているようですが、この状況で「矜持」(語感としては“pride and dignity”でしょうか)を保てたということは、自分でも自信になりました

それに・・・どうせやるなら、真正面から火の中に飛び込んでいくのではなく、スーッと潜伏してポンと手榴弾を投げて去り、離れたところで涼しい顔をしているのが「すぐれたtactics」というものもちろんこういうことはやらないにこしたことはありませんが、攻撃を受けた場合に備えてそういう自衛策は持っていたいですし、外交方針は「専守防衛」であっても、防衛出動の権利、自衛権はあるわけでございますので

とにかくわたしが手を下すことなく、障害はこれで除去されることになると確信し、安心して待っていようと思えるようになりましたあの人にもやっと、天の鉄鎚が下ったのだ・・・なんて思っちゃいけないのかもしれないけど、すべては完璧な天の采配。いきなりブルドーザーがやってきてグアーっと目の前の道が整備されているようなイメージだけど、工事中は巻き込まれないよう現場には近づかないだけど工事が済んだらとてもきれいに舗装された道を歩けるようになる赤毛のアンのことばのとおり、その先に何が待っているのかはわからないけれど、きっといいものに違いないです


夜明け前

2009-01-28 17:35:34 | Weblog


はあああ・・・・なんだか最近ためいきが多かったけど、まだまだ元気出てきたようで出ないけど、前を向いてなんとか歩いている日々。かけたばかりのデジタルパーマが数日たってようやく落ち着いてきて、ちょっと気分も上向きに

もう、大きな流れにまかせるしかない。守られてるし、あたたかいサポートもいただいてるし、本当にありがたい。泣いてたらあかんと思う。でも、涙も流れるままでもいい。これも全部自分だから。

天使のナイフなんか持ってても、わたしには使えない。ただ悲しみも、起きている出来事も、ぐっとこらえて受け止めるのがわたしらしいのかもしれない。いまのわたしが抱えている問題なんて、マリアさまの「ピエタ」の悲しみにかすりもしないくらいだけど、とにかくいまは流れにまかせる。天の采配ほど完璧なものは、ないのだから・・・



With hope and virtue

2009-01-23 18:02:44 | Weblog


結局、昨日も寝たのは2時すぎ
というのも、元気を出すためここでチャージを、と思ったから。そしたらマスターご夫妻よりわたしがお届けするものをお預かりし、わたしもアドバイスを頂きと、とってもタイミングのよい訪問となりました本当に身体にやさしいごはんに癒され、抱えていた問題も整理され、すっきりとしました。元気出さなきゃ。どんな困難があっても、微笑みを絶やさずに歩いて行くと誓いましたしね。このあいだ買ったストロベリークォーツの天使の羽ネックレスは、女神力を高めるとゆずさんより教えてもらったので、石にこんなプログラミングをしました。


かかわりあうひと、出会う人すべてに対して愛と思いやりの心で接することができます。回りの人をやさしく励まし、癒し、サポートします。障害や困難を忍耐強く受け止め、乗り越え、道をつくって進んでいきます。よい人間関係を築き、まわりの人の調和を促します。マリアさまの慈愛と、女神力で周りを照らします


イメージは、マリアさまと剣を持った女神(アテナかな?)。「愛」と「凛」ですね。なんだかますますパワフルな天使の羽になった感じです

「感情で動かない」というマスターからのアドバイス。これは仲良しの先輩もよくおっしゃることばなのに、天使のナイフなんか握りしめちゃうような精神状態では、普段は客観視できることもできなくなるし、感情でグラグラすると、やっぱり判断力も鈍ります。これからもここは改善していくべきところですね。忍耐力と慈愛をもってというのも、実践するのは大変ですが、今日は「みんなのためにがんばるぞ~~」という気持ちが湧いてきて、またちょうどいいタイミングで仲良しの同僚たちがタイミングよく訪問してくださり、メッセージや元気を運んできてくださいました。ああわたし、本当に守られてるんだなあと、涙が出そうになりました

さらなるお導きは、なんとなくネットサーフィンしていたら、見つけたエンジェルカードのメッセージ。心の深いところに、届きました。


<There's Nothing To Worry About  恐るべきものは何もない>

あなたは安全です。
あなたが今おかれている状況は、聖なる摂理と森羅万象の秩序によって司られています。
あなたがすべきは、愛に基づく思考と感情を吹き込むことだけです。
後は自然の流れに身を任せましょう。
そうすれば、あなたにとって最高の結果がもたらされます。

必要のない心配に身をやつしているあなたの姿を見た天使が、このカードを送ってきました。
心配とは、望まないものを身近に引き寄せてしまう祈りに他なりません。
恐れや心配は、すべて天使にゆだねて下さい。
恐れるべきことなど何もないのです。

その他の意味

+状態は、あなたの想像よりもはるかに良い
+天使に祈りをささげ、恐れる気持ちを解き放ってもらう
+あなたにとって幸せな結果が必然的にもたらされる
+負のエネルギーに引き込まれないよう、心配は排除する
+天使は常にあなたとともにあるので、全てはうまくいく


心配は、悪いお祈りに力を吹き込んでいるようなもので、本当によくないです。心配するより、大丈夫だと信じよう。そう思うと、すごく温かいエネルギーがぐっと湧いてくるのを感じます。くよくよしていると、アメリカ人の友人は

“Don't worry too much. Everything's gonna be alright.”

といつも言ってくれました。“Everything's gonna be alright”は、不安が吹き飛ぶ魔法のことばです。すべては必然で、すべてはうまくいっている。天の配剤はいつも完璧だし、自分でつくりだす不安に陥らず、スマイルスマイルで周りを照らします

オバマ大統領の就任演説の締めくくりのこの一節、苦しい時に力をくれるパワフルな言葉ですね。希望と善をもって、どんな嵐も忍耐強く乗り越えましょう!


America. In the face of our common dangers, in this winter of our hardship, let us remember these timeless words. With hope and virtue, let us brave once more the icy currents, and endure what storms may come. Let it be said by our children's children that when we were tested we refused to let this journey end, that we did not turn back nor did we falter; and with eyes fixed on the horizon and God's grace upon us, we carried forth that great gift of freedom and delivered it safely to future generations.

 「アメリカよ。共通の危機に直面したこの苦難の冬の中で、時代を超えたこの言葉を思い出そう。希望と美徳をもって、いてついた流れに再び立ち向かい、どんな嵐が来ようと耐えよう。私たちの子供たちのまた子供たちに、私たちは試練のときに、この旅が終わってしまうことを許さなかった、と語られるようにしよう。私たちは後戻りも、たじろぎもしなかったと語られるようにしよう。そして、地平線と神の恵みをしっかり見据えて、自由という偉大な贈り物を受け継ぎ、未来の世代にそれを確実に引き継いだ、と語られるようにしよう」(訳:朝日新聞より)



お祈り

2009-01-22 18:32:16 | Weblog


今朝は仕事で大失敗。
昨日夕方、ちょっと用事があるのでオフィスを早めに退出し、翌日の日程を確認しないまま出てしまいました。すると、今朝はなんとボスの方が早く着いており、カギを開けてくれていたのでした・・・なんと
やさしい方なので、「だめじゃないか」とも何もおっしゃらず、穏やかに新聞を広げて待っておられたのですが、激怒されるよりもこういう「無言で諭される」方が反省しますね。実は昨日先に失礼したのも今朝もう少し早く到着しなかった理由も、すべて個人的なことが原因個人的なことで仕事に影響してはならないと、改めて反省いたしました。万人が認めるまじめで穏やかな人格者のこの方に、さらに心をこめてお仕えしようと決意!

火曜日の夜は深夜まで飲んで、寝たのが4時半で起きたのが6時半。しかし水曜はフィットネス強化日なのでがんばって行ったのですが、2クラス目の最後の15分は、動きながらモウロウとなり、プールでちょっと泳いでクールダウンして、なんだかんだでまたしても寝たのは1時半頃。そのわりにはなんだか元気なのですが、今日こそは早めに眠ろうと思います

今日出会ったお導きのことば。あるブログで見つけたのですが、「どんな出来事もすべて、愛の物語に書き換える」。いろいろな感情を乗り越えて、いまの状況を愛をもってみられるようになったら、心の中の天使のナイフも消えていました。どっちにしても、「使うに及ばず」のような天のご配慮があったのですが・・・頼れる友達がいることのありがたさにも実感しています。あまり男気をみせすぎず、すなおに助けを求めたり、「こうしてほしい」と相手に言うことも大切ですね。相談した友達は、「やさしすぎる。相手のことばかり考えず、もっと自分のことを考えて」と言ってくれましたが、わたしはわがままなので、もし自分の思いばかり優先されていたら、どうか改めてくださいとお祈り。なすべきことを、最善のタイミングで、最善の形で行うことができ、そしてそれが相手にとっても最善の形で届きますように・・・


天使のナイフ

2009-01-20 18:02:12 | Weblog


昨日は風邪気味で熱っぽかったので早めに寝たら、今朝の目覚めはすっきりうがい手洗い励行に加え、マスク着用なのですが、長時間寒いところにいるのはよろしくないですねフィットネスに行って汗で飛ばそうと思ったのですが、温かいゆず茶と睡眠を優先して正解でした

このあいだから、「許せない」という思いがあって、「復讐は神のすること」とは知りながら、なんとか「一刺し」してやりたいなどという思いもあって、心の中ではぎゅっとナイフを握りしめているような状況が続いていました。そしたら、今朝電車に乗り込んだら、目の前にいる人が読んでいる本のタイトルが『天使のナイフ』。天使も、剣をお持ちの大天使ミカエルがいらっしゃるけど、どうやってお使いになるのかしら・・・そんなlowな心模様だったので、今日は久々にマリアさまのおメダイを着用。とてもきれいな深いブルーで、マリアさまの慈愛の心に少しでもあずかれますようにとの思いを受け止めてくださり、揺れる心を静めてくださいました。おかげでいろいろとお導きがもたらされ、自分はこの状況でどうすべきか、整理がついてきた感じです。この世に偶然などはなく、完璧なタイミングで物事は起こっている。わたしはそのことを深く信じてますし、いつも神様の腕に抱かれていると思って、思う道をすすんでいこうと思います!

備忘録ですが、また新聞からピックアップ。


「星は正面から見つめるより、斜めにチラリと見た方が輝きを増す。
 過ぎた深読みは推理を惑わせ、弱めてしまう」
       (エドガー・アラン・ポー『モルグ街の殺人』)

「黙っていたら、人はもっとわかんない。
 わかる範囲で人に話すのも大事」
       (ドラマ「ありふれた奇跡」)


「真実を明らかに」というのも、今日はやたらと目に飛び込んできた言葉でした。どうか明らかになるべきことが、関係するすべての人にとって最良の形で明らかになりますように。そしてその中で、わたしがなすべきことを誠意をもって行うことができますように




胸に咲く花

2009-01-17 17:50:35 | Weblog


ちょっと思うところあって、テンプレートを変更してみました。その決意は、サブタイトル「凛として」にこめています。
バラは年間とおして使えるのですが、春が待ち遠しくて、本当は早春の梅→春の桜と段階を踏もうと思ったのですが、一気に桜に持っていってみました。やはり桜のピンクのかわいらしさと、右上の、花びらがひらひらしているのが決め手。ちょっと字も大きいので、読みやすくなったでしょうか気分はいつもさくら色です

本日の運勢欄「愛語は愛心より出づる。他人の悪を言うべからず」。なかなかぐっとくるお導きでした。いろいろな思いが渦巻いても、口から出すことばひとつで印象はぐっと変わります。本日の読売の連載小説でも、主人公おちかが「悪さをしたのですか」と言いかけたところを「なにか障りがあることでもあるのですか」と、とっさの判断で言い換える気遣いのように、同じことを言っても言い方ひとつで人の印象は全然違います。そして人間には心があるのだから、できるだけやわらかく、思いやりのある言葉を選びたいなと思います。しかし、びしっと毅然と言わないといけない場合は、むずかしい。ここに「人徳」の差があらわれるんでしょうね。とげのある言い方をしたり、バッサリ斬って捨てたりすると、禍根がのこる。感情的に言えば、相手も感情的に「売り言葉に買い言葉」を招くおそれが大。冷静に、穏やかに、しかし胸の中心に届くような、そういう言い方を常に模索し、たとえうまく言えなくても、最低限相手を傷つけないような言い方をするように心がけていたいです。

とはいえ「相手のことを思って」というのは、なかなか単純ではありません。そっとクッションのように相手の立場をかばったり、思いやりを忘れないことは大前提ですが、相手のことを思うからこそ、きびしいことを言わなければいけないこともある。自分の行動が「お前が言うな」と言われるようなレベルでは説得力がないし、「あなたのことを思って」と言いながら自分の都合のいいように相手をコントロールするようなことを口にするのは本末転倒。結局、自分も人のことはあんまり言えないんだけどねという謙虚さを忘れず、そのなかで相手のことを思う誠の心でもって、自分はこう思っていると申し上げるのがいちばんよいのかな・・・こうした方がいいとか、なんでこうしなかったのとか、相手に意見したり責めたりするのではなく、わたしはこう思った、こう思っていると。

このところの胸のなかのぐるぐる渦巻いている思いが、もう少し整理されて、愛を注いできれいな花を咲かせられたら、そのお花をことばにして届けよう。そんなふうに、思っているのですが・・・


忍ぶることの・・・

2009-01-15 18:10:26 | Weblog


東京は寒い日が続きますが、そのぶん日差しはとてもキラキラしていて、空も透明感があってとってもさわやか。特に朝日は最高にまぶしくて、たとえ心が曇るような出来事があったとしても、今日も明るく前向きにいこうという力を与えてくれます

「趣味はなんですか」と聞かれたら、「新聞を読むことです」と答えてもいいほど、新聞好きのわたし。新春からは読売新聞で、とっても楽しみな連載小説が始まりました。宮部みゆきさんの時代小説、『三島屋変調百物語事続(みしまやへんちょうひゃくものがたりことのつづき)』。大変に義理人情がいきていて、いいんですね。みんなが人の幸せを願って、その人のためを思っていちばんいい行動をとってあげようとする。相手の顔を立てながら、自分の主張もきちんと通す。会話や心遣いなど、とっても勉強になります。ますます時代がかってきて、しかも尊敬する人々に理論派が多いこともあり、最近やたらと「筋を通す」ことが美しいと感じるようになり、「それではまるで筋が通らぬではありませぬか」等々、篤姫口調でちょっと「上から」風味な会話で遊んだりしております。

今日の読売は、この歌を紹介した記事がよかったです。


「玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることの弱りもぞする」


新古今和歌集の式子(しょくし)内親王の歌。「私の命よ、絶えるのならば絶えておくれ。固く秘めた心が弱り、この恋が外に表れないうちに」と詠んだ歌。「玉の緒」は、命のことをいうんだそうです。秘めたる恋、の苦しさを詠んだ歌ですが、秘めておけないくらいならば消えてしまいたいという美学が底流にあって共感します。わたしの解釈ですけど、知られたら相手にご迷惑がかかるから、だと思うので。そのうち心中物とかに傾倒していくかも?これでも昔は古典、得意だったんですが、源氏物語も千年を記念してブームなようですし、改めて和歌も勉強してみたいです。いよいよ現代からズレた生き方をめざしているような気がしないでもありませんが(笑)よい日本の伝統は、受け継いでいきたいと思っているのであります

ことしは「忍ぶ」もテーマに加えようかな。これは去年から学びが続いているのですが、忍耐というのは、やはり美徳なんじゃないかと思います。ちょっとだけ、昔より我慢強くなっただけだけど、ぐっとこらえることができるとき、自分の思いより、相手のことを思って行動することができたとき、心はとても穏やかになります。自分の主張も上手に言うことも、覚えていかなければならないのですが、これはまた改めて。

この青空のように穏やかで透明な輝きに包まれた、そんな心でいることができますように


【追記】

毎日新聞「余録」(1月16日付)

☆白川静著「字訓」(平凡社)によると「魂」は「玉」と同根の語という。人間をはじめ動植物のように生命のあるものや、自然物、特定の器物のうちにある霊的なものをいい、「玉しひ」と表記された文献も残されている。「玉」は貴重なもの、「しひ」は霊とする辞典もある


清純と単純

2009-01-13 19:03:39 | Weblog


3連休はうれしいけど、仕事モードに切り替えるのにちょっと時間を要します

今日から、先週届いたコーヒーメーカーを導入しました。「どこに置くか」を考えてなかったので、たこ足配線は必要かどうか、ブレーカーは落ちないか等々(「ティファール」を使うと落ちるんだそうです)、ひと騒動でしたが(笑)たぶん手で淹れた方が美味しいと思うので、給湯室のお湯ではなく、ミネラルウォーターを沸かすために使う方が多くなると思いますが、美味しいコーヒーを皆さんにお出しできるよう、あらたな武器、いやいやそういう言い方は物騒なので、「お道具」にうきうきしております。居心地のよいカフェ化、進行中

朝刊に目を通す楽しみのひとつ、「ちびまる子ちゃん」の4コマ漫画。いつもくすっと笑ってしまうのですが、今日のまる子と父ヒロシの会話は味わい深かったです。


まる子「清純な人と単純な人って、似てる言葉だけどどう違うの?」

父ヒロシ「清純は清らかな感じの人で、単純はカンタンな奴って事だ」

まる子「ふーん お父さんはどっちが好き?」

父ヒロシ「そりゃ清純の方がいいな。まァオレは単純だけどよォ」


いつも飄々としていますが、父ヒロシは非常に深い人物だと思います。わたしは、清純で単純な人をめざしたいです


【追記】

翌日のも、またまた深かったです☆


まる子「よくさぁ チャンス到来なんて言うけどさァ
    チャンスなんて目に見えないのに 来てるとわかるのかな?」

父ヒロシ「来てる人にはわかるんだろな」

まる子「どうやってわかるの?」

父ヒロシ「なんかこう ひしひしと。」


人を動かすのは・・・

2009-01-09 17:52:32 | Weblog


東京は本日、初雪
あまりの寒さに外に出るのが勇気が要るほどですが、ロシアがウクライナへの天然ガスの供給を止めた影響で、ヨーロッパの国々で凍えている子どもたちの姿をニュースで見ると、日本も資源止められたらアウトだなと戦慄が走る一方、早く復旧しますようにと願いつつ、やわらかくあたたかいおふとんの中にいるしあわせをしみじみと感じます。最近、おなかの調子もおかしいし、やたらと眠くてたまらないので、毎晩おふとんに飛び込むのが待ち遠しいくらいです。明日はお休みだから、お昼過ぎまで眠れると思うと、うれしい

年明け早々、なんだか忙しい一週間でしたが、冬休み明けでも綺麗に咲いている胡蝶蘭や、新春に求めたかわいらしいピンクのバラ(店員さんは、ロマンティックローズって言っていたかな?)がやさしく咲いてくれているのを見て、いま自分のいる空間が、ずいぶんとおだやかでやさしいスペースになったかなとうれしくなりました。疲れたり、ちょっと元気がほしいなと思うとき、ふっと立ち寄れるような場所をめざして、今年もおだやかにほがらかに、笑顔とユーモアを忘れず、清浄空間づくりにがんばろうと思います今日、注文していたコーヒーメーカーも届いたし、来週からさらに美味しいコーヒーを淹れるのに、活躍してくれそうです

「篤姫」総集編で、心にのこった勝海舟のことば。


上等な人間ってのは、力ではなく、心で人を動かすもんです


これは本当にお気に入りで、なにかにつけ引用しているのですが、最近は、すっかり気分は江戸めいていて、昨日も池波正太郎の時代小説を買ってしまいました。現代で「義理人情」というと、「えーめんどくさい」という感じの方が強かったのですが、義侠心や人情など、そういうのにいたく心を動かされている自分がいます。もちろん、現代でもそうした人の心遣いや、見えないところで支えている人たちの努力など、涙が出るようないい話もたくさんあります。今日もいろいろお話を聞かせてもらう機会があったのですが、「あんたにそれをさせるわけにはいかない。俺が代わりにやる」と、自分が支えようとする人のためにあえて汚れ役を引き受けるお話を聞いて、「ええ話ですなあ」とじーん。こうした「男気」にわたしは非常に弱いのですが、心で人を動かす。これも、2009年のテーマのひとつになりそうな気がしています。

ことしは久々に歌舞伎を見に行こうとも、決意しています


あけました☆2009

2009-01-05 18:41:58 | Weblog


あけましておめでとうございます

年末はバタバタと仕事おさめ→冬休みに突入し、ごあいさつが遅くなってしまいましたが、おだやかに新春を迎えられたことをしあわせに思っております仕事始めには新しいお洋服とさらに厚手のコート投入で臨んでおりますが、このブログのお花である「梅」の季節を楽しみにしつつ、今年も楽しく書いていきたいと思っています。よろしくお願いいたします

2008年のテーマは「信」と「凛」でした。本当に内容濃く、学びも深い、「すべてのことに意味はある」と改めて実感した充実した1年でした。今年2009年は、引き続き「信」と「凛」を、それに「希望」を加え、「道をつくっていく」。「信」を胸の中心に据えて、いつも「希望」を忘れず「凛」として、そして「道をつくっていく」と心に定めています。信ずる道をまっすぐに、どんな困難に出遭っても忍耐強く、微笑みを絶やさずに凛として歩んでいく。そんなイメージです

年末年始は浅田次郎の『きんぴか』を再読。笑いあり涙ありのこの小説、大いに魂に響き、心にたくさんの宝石のような言葉をのこしてくれましたそのなかで印象にのこったのは、神様は人と人のめぐりあいは用意するが、その後どういう展開になるかは人間の行動によるということ、神や仏に「こうしてほしい」と願いごとをしているようでは変わらない、「こうしますから、見ていてください」と神仏に誓ってから行動してこそ、道が開けるのだということ。強烈なキャラクターながらすがすがしさと純粋さを併せ持つ登場人物の魅力、ストーリーの面白さと、浅田次郎氏の描く忘れられつつあるような人の心のやさしさや思いやりの美しさに、ユーモアあふれる語り口が滅法面白くて、人間って捨てたもんじゃないねというか、あんまり世間からは理解されたり積極的に評価されないかもしれないけど、こういう部分を忘れずに生きたいなと、抱きしめたくなるような小説です

これはわたし、しっかりと手帳に書き込んだことばです。


「信念を持ち続けるということは、あらゆる現実を耐え忍ぶということ」


なんだかパウロさまの言葉みたいですが、困難に遭ってもぐっとこらえ、心の中心にある希望の火を灯し続け、明るい未来へと続く道をつくっていく。そして、ひまわりのように、まわりを明るく照らす存在でありたいです

そして今年も「きれーやな」と言ってもらえるよう、努力努力