かくれて咲く花

~凛として~

トトロにお願い

2009-04-28 17:45:58 | Weblog


すっかり春爛漫・・・と思いきや、土曜日は冷たい雨
予想以上に気温が低く、軽装で出かけてしまって冷えたのか、久々に熱が出てしまいました
だけど一晩寝たら、スッキリとして、デトックス効果もあったようです身体の「休め」のサインには、きちんと耳を傾け、ゆっくり休息を取ることも大事ですね!

そんなこんなで、今日まで少しひんやりとしたお天気が続いています。芽がすくすくのびていき、お花が咲くのを、一日千秋の思いで心待ちにしている身としては、ほじくり返したくなる衝動をこらえておりますだけどお花だって、こちらの都合で咲いてくれるわけじゃないですものね。咲くべきときに咲くのだから、ぽかぽかと光とお水を絶やさずに、のんびり待ってます

「となりのトトロ」のメイが、「もうすぐって、明日?」って言っていた気持ちがわかるなあ。ホントにそんな気持ちなんですけど、メイみたいにひとりで出かけていって迷子になってしまってもいけないし(ねこバスには乗ってみたいけど)。寝ている間に、ぐんぐんと育つように、トトロと一緒に芽のまわりを歩いてみようかしら


PINK

2009-04-24 18:08:13 | Weblog


先日、お天気もよかったし、少し薄手のお気に入りのピンクのカーディガンを着てさらに気分もうきうき
ピンクが大好きなのに、そういえばここ1年ほど、あんまりピンクの服、着なかったなあ・・・と気付きました。きれいな色のお洋服はたくさん出ていて、グリーンやイエローやブルーなど、たくさん揃えましたが(きれいなカラー大好きなんです)、なんか最近ピンクの服があんまり売ってないような気もするし、わたし自身なんだか遠ざかっていました。

だけどやっぱりピンクはいいですね。桜が満開のころ、ピンクのオーラでまわりが包まれているのは素晴らしかったですし、ピンクのお洋服を着ると心も弾むし、なんとなく女の子らしい気分にもなりますこの1年間、結構つらいことも多かったので、幸せな出来事があってもなんだか心から喜べなかったりしたのですが、苦行の後にはいいことも必ずある。そう信じてここまできました。そして、やっと苦行の日々もおわり、新たな希望の芽が出てきましたあきらめなくてよかった。これからも、自分の信じた道をまっすぐに進んでいこうと決意を新たにしておりますこれからはもっとピンク着て、きれいなお花を咲かせます

遅いお花見に出かけたら、八重桜のピンクも、きれいでした




いちごLOVER

2009-04-22 17:33:00 | Weblog


春がきて、ほがらかな毎日

なのですが、一昨日、悲しい別れがありました。永遠ではなく、しばしの別れなのですが・・・愛するいちご

実はわたしは大のいちご好きで、1月~4月にかけて、アホみたいに毎朝いちごを食べます。ビタミンC摂取とか栄養上の問題だけじゃなく、この時期はいちごのパックが冷蔵庫に入ってないと不安になるほど偏愛します。あの赤く愛らしい姿に、口のなかに広がるほんのりとした甘さ。なんて甘美な果物!!この世にいちごがあってよかったと真剣に思うほどです(そこまで天に感謝するほど人を幸せにする果物ってほかにはあまりないと思うのです。あっでも桃や梨、マンゴーもあるなあ・・・感謝リストは長くなりそうですが、いちごは間違いなく一番です)。これは仲良しの先輩に話して大笑いされたのですが、ある日など(2月のいちごのおいしさ最高潮の頃)、あまりにもいちごの甘さが「これくらいの甘さであってほしい」と期待どおりで、「!!!」とおいしさと喜びでしばらくうっとりしてしまい、遅刻したほどです(大げさではなくホンマの話)。

小さい頃は、時々すっぱいのにあたるのがイヤで、いつもお砂糖をつけて食べてました。最近のいちごは優秀で、佐賀の「ほのか」と栃木の「とちおとめ」がいちばん好みの甘さなのですが、お砂糖はつけずにそのままパクっといきます。このいちごの存在が、寒い時期、朝起きる原動力でもあったのですが、また来年まで、いちごは時々ケーキやヨーグルトの中で会えるだけなのね・・・と思うと、ちょっとさびしいのであります

読売新聞の「四季」コラムに、


「花の芯すでに苺のかたちなす」(飴山實)


という句が紹介されていて、本来ならば、晩春に花を咲かせて初夏に実るものだとか。そうすると、いまごろから楽しむものなのですね。たしかに子どもの頃は、春になると母がおっきな箱でいちごを買ってきてくれて嬉しかったような。しかし冬に大風邪をひいて寝こんでいたら、母が紅茶といちごを運んできてくれてうれしかった記憶も・・・「しばし会えないね」と心のなかでつぶやきながら、今年最後の?いちごを口に入れ、さびしくなったら「いちごパフェ」で会いに行くよと誓うのでした(でもマンゴーに浮気したら許してね)。

いちごの句をもうひとつ。


「恋したや苺一粒口に入れ」(鈴木真砂女)


いいですね!



【追記】
やっぱり忘れられない!!と、帰りに「とちおとめ」を1パック買ってしまいました
そんな簡単に離れることなんて、できないですもの



恵みの雨

2009-04-15 18:27:23 | Weblog


昨夜はすごい豪雨
帰りはぬれてしまったのですが、今朝の空気のさわやかさ、快晴の美しい空に、睡眠不足もあってややもやっとした心が一気にスカッと晴れました
雨の日はちょっとブルーになりますが、「恵みの雨」であり「浄化の雨」、そして「雨降って地固まる」ということばもありますものね

どしゃ降りの雨のなかで泣いていたような悲しい日があっても、雨は必ず上がり、晴れる日がやってくる。どんなにきびしい寒さの冬も、じっとがまんしていればそのうち水が温み、春は必ずやってくる。自然のこのサイクルを、しんどいときは忘れてしまいがちですが、太陽の光、恵みの雨の両方あってこそ豊かに実をつける人間も同じですものね

まだ咲かないのかなと、せっかく芽を出しつつあるのを掘り返したりしないよう、がまんがまんお花が咲き始めるのを、ゆったりと楽しみに待ちますだいたいのんびりやだけど、あるところではイラチなので、一応毎日、まだかなまだかなと首を長くして待っているんですけどね




愛すべき人

2009-04-14 19:09:21 | Weblog


桜も葉桜になってきましたが、八重桜もぷっくりとかわいらしいですね
あたたかくなり、眠くて仕方ないですが、春はやはりうれしいです

最近つくづく思うのですが、人を好きになるっていうのは理屈じゃないですね。
たとえば人格円満で、誰もが認めるいい人に比べれば、明らかに欠点が多いはずなのに、だけど愛すべき存在の人がいたりして。「いい人」にはもちろん好感は持つのですが、だけどなんかこう・・・物足りない。脇が甘かったり、時々すねたりしても、男気やまじめな中のユーモアにふれると「たまらなく好き」と、心がブーンと「好き」の方に大きく反応するのです。「脇が甘い」のは「包容力がある」ともいえるし、世をななめに見るのもそれがすごくおもしろい視点だったりと、あるところから見れば「欠点」かもしれないけど、それはすなわち魅力でもあったりする。欠点もないけど面白みもない人は、いい人かもしれないけど印象に残らない。他の人にとってはどうかはわからないけど、自分にとってはめちゃめちゃ大事なところがぴったりきて、「そういうとこ、大好き!!」と叫びたくなるような人が、わたしは好きなんだなあと思います

できれば毎日穏やかな人に囲まれて平和に暮らしたいとは思うけど、それではおもしろくない。波瀾万丈までいかなくても、ある程度刺激がないとおもしろくないというのが、最近わかってきました。欠点も少ないけど突き抜けた魅力もない「平均点な人間」になるよりも、多少欠点はあるけど、それをカバーしてありあまる魅力のある「マイナスもあるけど総合的にプラス」な人間路線でいこう。だってわたしはそういう人が好きだから!!と思うのでした


Blooming!

2009-04-08 18:30:04 | Weblog


久々の更新となってしまいました!

お誕生日をはさんで、なんやかんやと「調整期間」があったようで、啓蟄からいよいよ花が咲くときに差し掛かってきた感じです

ちょうどお誕生日もはさんだこの「調整」。1年を振り返ると、いやはやなんともすごい攻撃や意地悪に耐えてきたものだなあと思います
よく耐えたな、と自分でも思うのですが、おかげさまで強くなれましたもうしないでね、というのは前提ですが、「いじめてくれてありがとう」と思えるようになりました。じゃなかったら、わたしはこんなに強くなれなかったから。辛い思いがあったからこそ、人のやさしさやあたたかさ、護られていることに心底感謝できますし。そんなことを思っていると、神様はたくさんごほうびをくださって、幸せを感じています

乗り越えられたのも、心の奥で支えとなる「強い気持ち」があったから。どんなことが起こっても、この思いは揺るがなかった。この強さに辿りつくために、これまでのことがあったのかなと思います。

厳寒を耐え抜いて咲く花は、とても美しい。どんなふうに咲くのか自分でも楽しみでありますが、いままさに、Start to BLOOM!!!

今日の午後、お使いに出た帰りに桜並木をお散歩していると、桜の花びらがピンクのシャワーのように降り注いでくれて、思わずにっこり
桜も祝福してくれているようです