かくれて咲く花

~凛として~

soup, sopa, zuppa

2010-03-17 18:25:05 | Weblog


昨日は、3月なのに夏日というぽかぽか陽気
暑がりの私は、もちろん半袖でした
今日は一転、風が冷たくなりましたが、春本番が近付くにつれ、ぐんぐん気分も明るくなってきました

昨夜はビオワインを飲み気分良く大笑いし、だけど今朝はバチッと目が覚めたおいしいワインと同じくらい、笑うことって大事。どんな状況であっても、できるだけいつも笑っていたい。笑う門には福来る

暗いと不平を言うよりも、進んで明りをつけましょう・・・ってなんやったかな。「心のともしび」かな?「ともしび」という言葉も、ほんのりとした明かりという感じがあって、そっと照らしてくれるようなやさしさがある。日本語ってやわらかくってやさしくって、情感があっていいなあ。昨日はイタリアンのメニューの説明を聞きながら、「そっかー、zuppaてスープのことかー。スペイン語のsopaの方がかわいいなあ」と、つらつらと語感を比べたり。ちなみにスペイン語のクラスを取っていた時、大いに気に入ってたのが“sopa de ajo(ソパ・デ・アホ)”。にんにくスープ、のことですが、ajoって日本語でなんていうの?と聞かれるときが楽しかったなあ。「そのままの意味では『にんにく』だけど、同じ音で『アホ』という言葉があるよ」と説明していた。だけど厳密にいえば、アホという言葉は、馬鹿にしたような響きのあるstupidと訳すのに抵抗がある。なんというか、charmingなidiotというか。たとえばバカという言葉を使わずに表現するときに「あまり賢くない」とか「ブライトではない」とかいろいろありますが、そういう言い方をするときは、内心本当にバカにしているとき。「愛きょうのある人」とか「愛すべき人」とかいうニュアンスはを保ちながらだと、やっぱり「アホ」がいちばんいいような気がする。とっても包容力のある言葉なので、このハイコンテクストな文化はやはり大切にしたい。もちろんどの言語もそういう部分はあると思うけど、最近は「いかにストレートな表現を使わずに、言いたいことを伝えるか」ということを研究中でもあり、日本語の奥行きの深さは、わが母国語ながら、本当に愛おしい


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