かくれて咲く花

~凛として~

魂に響く

2008-11-02 22:33:49 | Weblog


このところ、心やすらぐ時間がすごせてしあわせ

お会いしてみたかった方と天の計らいでお話することができたり、魂のクッションのような存在の人とやさしい語らいの時間を持ったり。本当に、癒しのエネルギーをとても自然に発していて、ああ、こんな穏やかでやわらかくて、一緒にいて安らげる人がいるんだなあ・・・とうれしくなる人との出会いやふれあいは、本当に幸せだと思います

わたしのブログを見てくださった方が、不思議に同じ箇所が心に響いたというのを聞くと、うれしくなります。「もし一人の人間によって、少しでも多くの愛と平和、光と真実が世にもたらされたなら、その一生には意味があったのである」という神父さまのことば。このことばに出会った時、ぐっと胸の奥が突かれて涙が出るような感覚がありました。これは紹介しなければとブログに書いたことで、「あのことばはよかった」と魂の共鳴が生まれたことは、さらに深い感動につながりました

あのことばに出会って、特攻隊の方のことばを思い出したと教えてくださったKさん。「あんまり緑が美しい 今日これから死にいくことすら忘れてしまいそうだ」という書き出しで始まる遺書。わたしはどうしても継母のことをお母さんと呼べなかったけれど、「いまなら言えます、お母さん、お母さん」と呼びかける遺書が忘れられないと話したのですが、お互い話しながら思い出して涙・涙。鹿児島の知覧特攻隊平和会館に、ぜひ一度行かれてみてくださいとしか言えないのですが、受け止め方はそれぞれですし、いい悪いという単純な話ではなくて、こういうことがあったのだということは、日本人として知っておくべきだと思います。わたしはもっと早く来るべきだったと反省しましたが、少し大人になってから来てよかったなと思いました。京都や奈良が、大人になってからその価値がわかるように、物事の複雑さが多少わかるようになってから、こうした場所を訪れたことは自分にとってはとてもよかったと思います。ただ賛美するでもなく、間違いだったと断罪するのでもなく、いまから振り返れば無謀なことであっても、そのとき、そういう作戦が決定され、命令に従った人たちがいる。彼らが綴った最後のことばが、家族への感謝とのこされる人たちへの愛でいっぱいであったということは、わたしにとって一生忘れられない、魂を揺さぶる事実でした。

もっとふんわりとしたお話を書こうと思ったのに、「魂に響く」ということにつながって、多少重くなってしまいました。すみません。でも、いろんな響き方があるものですね。生きているうちに、心あたたまることと同時に、感動で震えるという体験も、たくさん魂に刻んでいきたいと思います


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