もんじゅの廃炉確定！

政府は福井県にある、核燃料のウランー>プルトニウムのサイクル実験炉の廃炉を決めたとか。数十年も前に、ウランで核分裂して電気を起こしその燃えカスであるプルトニウムを再度燃料とする、高速増殖炉の開発で、日本は発電のための石油を輸入せずしていわば、永久エネルギーが得られる夢の技術として国民の期待を担っていた。
その後、原発の安全性や、高速増殖炉の実現性の問題、ウランの燃えカスであるプルトニウムの処理問題などで、原子力発電は忌避されている。先の展望が見えない以上、原子力は終焉とした方が良さそう。終焉としても、後始末が要るが、中年以上の原子力技術者に任せるとか。太陽光発電や風力発電なども大規模になると多々の問題があるというが、原発の課題に比べるとたかが知れている。

核分裂の原発に並行して、、核融合による発電も多くの人に夢を抱かせたが、核融合を起こさせるための高温プラズマの保持の見通しが立たず、机上設計で終わっている。最新科学の成果を、実用化すると言う事は並大抵のことではないと言う事であろう。