気まぐれ日記

~テディベアと長崎の風景~

世界遺産旅〜天草 崎津集落

2022年06月05日 | 国内旅行・おでかけ
ゴルフ旅が雨で流れたので、
世界遺産旅に変更しました。

天草には、世界文化遺産に登録されている崎津集落があります。

崎津集落は、
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つとして2018年7月に登録されました。

崎津は、戦国時代以降に形成された漁村で、キリスト教伝来期には布教の拠点となっていました。



集落の主要な道や海岸線の石積護岸、信仰の場所などが今も残っています。





*カトリック崎津教会



長崎の建築家・鉄川与助により1934年(昭和9年)に建てられたゴシック様式の教会。



以前は庄屋役宅で、
禁教期には絵踏が行われていました。



内部は撮影できませんでしたが、
国内でも数少ない畳敷き。



絵踏が行われていた場所に教会の祭壇が設けられています。



崎津集落は、禁教下で潜伏キリシタンの信仰継続を示す集落です。



アワビやタイラギの貝殻内側の模様を聖母マリアに見立てて祈る風習や、身近な物を信心具として代用し、信仰を継続したことが特徴です。








崎津教会近くの岬に、
海に向かってたたずむ海上マリア像。
雨だし、遠くてよく見えませんね…



マリア像の向こう側に沈む夕陽が、ロマンチックな雰囲気を演出し、天草夕陽八景の一つになっているそうです。




集落の向かい側に行って、
崎津教会の写真を写しました。
雨粒も写っていますね。


崎津集落の入り口辺りに、崎津集落ガイダンスセンターがあり、先にそちらへよって、ビデオなど見せていただいてから行ったので、わかりやすかったです。


長崎にも同じような潜伏キリシタンの文化遺産があるので、厳しい弾圧の様子など、ある程度はわかっていますが、

観光ガイドも1週間前に申し込めば案内してもらえたようで、急に行ったのでちょっと残念でした。




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