『マタンゴ』【感想・解説】本多演出と円谷特撮の鉄壁タッグが描く狂気の集団劇!ネタバレ有り!
そういえば、映画の魅惑でも紹介されていた、人間が徐々に肉体も精神もキノコになっていく…という映画「マタンゴ」、人生通じて観たことないので(直前妄想ぐるぐる🌀)YouTubeで探してみるの巻🕵️♀️
『マタンゴ』【感想・解説】本多演出と円谷特撮の鉄壁タッグが描く狂気の集団劇!ネタバレ有り!
そういえば、映画の魅惑でも紹介されていた、人間が徐々に肉体も精神もキノコになっていく…という映画「マタンゴ」、人生通じて観たことないので(直前妄想ぐるぐる🌀)YouTubeで探してみるの巻🕵️♀️
在りました✌️📙
そして、新百合病院行き後、葉山⛵️にドキドキしながら💓行ってきました(病院もドキドキだけどー)
神奈川県立近代美術館 葉山 で行われてる「クエイ兄弟 ーファントム・ミュージアムー」🎨
ほんと、22歳の時に、存在を知ってから(21歳の頃入手した安原顯さんの「映画の魅惑」のファンタジー映画の項にも載ってた覚え👀 しかし、 “認識”したのは22歳)彼らのほんの一部分しか知らなかったことを実感。。。
生き延びて、観ることができて、良かった。。。😭🌟✨ 知った頃から2倍の時をなんとか生きて⏰、沢山の新しい彼らに出逢うことができた…💫(興奮し過ぎて、ズラ、ずれたよね。。。 こんなことはじめて^^;)
人生の中で10年の間の長い空白の時期を経たものの、ジャネット・フレイムにも、イビザ島で出会った詩人志望のアメリカ人青年とのひと夏の恋の思い出があります...
結果的に、刹那的な恋となり、あっさり別れてしまう(妊娠するが流産... かなりシビアな別れ方)ことになるのですが、10年ほど病院に閉じ込められていたジャネットにとっては初めての恋の記憶であり(彼女は詩人なので、常に、森羅万象にときめきを感じ、恋をして、言葉を綴っているのだとは思うけど、初めての、生身の人間との恋の思い出...)彼女にとってその思い出はかけがえのないものであるはずなのです...
たとえ別れたとしても、その思い出がないよりはずっといいのかもしれない...。(彼女は経験を得たから。その経験を胸に生きていけるから。)
![]() |
エンジェル・アット・マイ・テーブル [DVD] |
ジャネット・フレイム,ラウラ・ジョーンズ | |
東北新社 |
![]() |
エンジェル・アット・マイ・テーブル |
ドン・マックグレシャン,デビッド・グーエリン,ルル・カラティアナ・クインテット | |
ビクターエンタテインメント |
![]() |
エンジェル・アト・マイ・テーブル〈1〉 |
Janet Frame,中尾 まさみ,虎岩 直子 | |
筑摩書房 |
詩人、作家ジャネット・フレイムの自伝、エンジェルアットマイテーブルは22歳の夏にハマり込みながら読んだ記憶があります... ニール・ボールドウィンのマン・レイの本と同じ時期に...(...という話は何度も繰り返ししている。。。
) ジェーン・カンピオン監督作である映画の方は、(一生ものというほどお気に入りの本
)映画の魅惑でレビューを読んで惹かれて観た...。 多分、まず映画を観て雷に打たれ
、
原作
も探して読んだ という順序...
追伸:これは生涯で初めて知ったのだけど(何においても詰めが甘いもので。。。
ファンタジー脳故。。??
)、映画「エンジェル・アット・マイ・テーブル」の元となったジャネット・フレイムの自伝は、『イス=ランド(島へ)』『エンジェル・アット・マイ・テーブル』『鏡の町からの使者』の三部作から成っているそうです・・・
この本、映画と音楽の対話も、映画の魅惑と同じく我的映画バイブル
映画と音楽の対話の切り口も素晴らしかった。 フェリーニやケン・ラッセルやキューブリック チャップリンやヒッチコック、ルイ・マル、ヴィスコンティ ベルナルド・ベルトリッチetc. 監督別でのそれぞれの映画音楽へのこだわりが語られてたり(『映画音楽と出会うための巨匠たち』)
テーマごとで取り上げられた映画を書き連ねてみると・・・
『ミュージカル~映画を彩る音楽の饗宴』
雨に唄えば
オズの魔法使
巴里のアメリカ人
ショウほど素敵な商売はない
サウンド・オブ・ミュージック
シェルブールの雨傘
マイ・フェア・レディ
ウエストサイド物語
キャバレー
ダウンタウン物語
『映画音楽の古典と音楽家の肖像』
美女と野獣
禁じられた遊び
第三の男
逢びき
かくも長き不在
白いたてがみのライオン
ワーグナー 偉大なる生涯
ラ・パロマ
アマデウスetc.
ヤバイ。。。映画の題名を書いてるだけで興奮してきて鼻血出して卒倒しそうになってくるので(何かのフェチなのかな。。??)
後は写真にて...
『映画音楽の冒険』
ZOO...!!! ちょっと、また偏執的に読みあさっちゃいたい感じ。。。
血眼~~~(頭の中に金属音のストリングスのあの音楽が蘇る...!!!
&Teddy Bear's Picnic~~♪♪
)
Blood For Dracula (1974): opening credits with Udo Kier
そして、同じくポール・モリセイ監督の「ブラッド・フォー・ドラキュラ」...
私にとっての運命の書のひとつ、(今は亡き..)メタローグ社の“映画の魅惑”
で、「キワモノとして扱われることが多いが、これは立派な悲恋映画だ」、という評価がされていて、ヘッドバンキング並みに頷きたくなった。。。
ラストシーンでは、いつも胸が苦しくなり(詰まり)呼吸困難みたいな状態になるほど胸が痛くなる。。。(←ちょっと表現がコワレテル。。)なんなんだろう、この胸が締め付けられるような感覚。。。 セツナイ... あと、このピアノの音... 何かの罠。。??
Vera Chytilova Sedmikrasky aka Daisies (1966) / Trecho do filme: As pequenas margaridas
ヴェラ・ヒティロヴァ監督の「ひなぎく」貪欲の塊のようなヒロインたち。。。(その後盛大に“バチ”があたるシーンが描かれる
のだけど...
)
「ひなぎく」のことは1994年の流行通信の60年代文化特集か、映画の魅惑のアヴァンギャルドフィルムの項で初めて知った憶えがある... (その後、藤沢のリブロでビデオソフトを買いました... シュヴァンクマイエルの「自然の博物誌」と同じ場所で... 本屋は恋人...
)
当時(60年代)の社会主義下のチェコという国のその環境だったからこそ生まれた作品だとも言えるし、そういう環境だったから不遇だったとも言えるし、だからこそ、今に至るまで“希有なる象徴”であるのかも...
(ただただ 素敵!素敵!!
とシャウトしたいフィルムでもあるのですが....
)
Vera Chytilovaさんに、永遠にスタンディングオベーションをいつまでも送り続けたいです.....
![]() |
ひなぎく [DVD] |
クリエーター情報なし | |
ダゲレオ出版 |
![]() | アンダルシアの犬 [DVD] |
クリエーター情報なし | |
アイ・ヴィ・シー |
![]() | ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲(4枚組) |
クリエーター情報なし | |
Brilliant Classics |