PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

味の宝石箱やー🗃️✨

2024-03-17 09:36:00 | 家庭

ちょっと生活感溢れ過ぎなので、小さめに載せるけど💦

 
ワイン🍷🍷と一緒にテレビの前で夫婦で食べたー 久しぶりに普通の仲良し。。。(旅とか行かなくても、、昔はずっとこんな感じだったよね なのちゃんまだいる時 これからもそんな感じで仲良くなれるといいな🤝 
 
最近、不適切にもほどがあるに夫婦してハマってます💦 昭和あるある面白い🤣 現代の拗らせ具合の風刺もあり… 良くなった部分はあるけど拗らせた部分もある…  そんで、今のテレビ陣の事情大変なんだね📺
 
キョンキョン出てきた(加賀まりこさんみたいな感じに良い歳のとりかた✨👀)
 
あと彦麻呂。。(味の宝石箱やー!!のインスパイアをお借りしたことある🙏💎🗃️)
 
その後ダンナさんのオススメバーンプレイバーンと、私のオススメ宝石の国を一緒に見た👀👀
 

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天地総子 悪魔ソング

2020-07-06 23:02:47 | 音楽

天地総子 悪魔ソング

 

天地総子さん、こんな曲もあった😈

 

キュート

 

コワカワ🙀(ひどかわ活用形❓)

 

シニカル(人間社会への風刺入り👿🌐)

 

四方八方に想像の触手が拡がる💭

 

あ、手塚治虫先生の著作関係かな(動画中の視覚情報より👀💭

 


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Stranglers - No More Heroes

2015-03-07 22:33:35 | 音楽


こらえられん。。。 かっちょええ~~~ あんたがヒーロー!!!(←ストラングラーズ いや、J.S.バッハも... &アンタが大将のもじり ←この歌もかなり風刺入ってますが 逆説的な感じで... ストラングラーズは理屈でなくかっちょいいよ~~~ J.S.バッハもCool シェイクスピアは意地悪(イケズ)。。でも真夏の夜の夢は好き

 

空手習いたくなる。。。(ジャンジャックに習って... ...空手といえば、この盤も買わなければ...


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今月の本、その2

2009-09-30 11:01:25 | 
先週末、土曜日には越谷にあるショッピングモール「レイクタウン」に行ってきました・・・

IKEA行きも候補にあがったんだけど、レイクタウンにはモンベル(クライミング体験の岩もアリ☆)もエルブレスも石井スポーツも入ってる・・ということで、いまやクライミングマッチョネスのダンナさんは試しに行ってみたかったみたい

石井スポーツ内のノースフェイスで可愛いロングパーカーを買っていただいてしまいました・・・

そして、またコールドストーンでアイスをご馳走になってしまいました☆☆☆(今回は、大人気商品のストロベリーショートケーキセレナーデさいこうっす~~

ダンナさんが広~いエルブレスで秋物をチェックしてる間に、本屋のファッション誌コーナーをうろうろしてました

ヴォーグ・ファッション100年史 (P‐Vine BOOks)
リンダ・ワトソン
ブルース・インターアクションズ

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私の大~好きな20年代30年代からはじまって60年代70年代を経て、00年代の現代までのファッションの歴史が写真&イラストたっぷりで綴られてます・・・
迷った上、購入・・・

なんかね、今までの、私の、ファッションへの漠然とした想い、断片的な記憶を繋げてくれる、大切な本のような予感がしたの(はっきりした意識を持つよう、曖昧ではない知識を持ちたいのよ~~だから今までの自分とこれからの自分への投資です・・・ でも最近あんまり本をいっぱい買いすぎてたので、(しかもこの本↑高いし...)怒られちゃった~~ ちゃんと血となり肉とさせて素敵な人間になるからね~~


この本もおトイレ用に?買い。。。
GOSSIPS PRESS (ゴシップス・プレス) 2009年 11月号 [雑誌]

トランスメディア

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ニコール・リッチー(←言わずと知れたライオネル・リッチーの娘ッコ)マイリー・サイラス、キャメロン・ディアス、アシュレー・オルセン、アシュレイ・ティスデイル、ヒラリー・ダフなどの人気セレブのスッピン顔→メイクのヴァリエーションが目玉特集

実は、私は前々から海外セレブゴシップものの雑誌が大好き(でもやっぱりちょっぴり買うのがうしろめたい&恥ずかしかった..)だったのですが、平子リサちゃんもそうだというはなしを理沙ちゃんのブログ『Candy Talk』で読んでビックリ&嬉しい&共感&拍車がかかる。。。(でもりさちんが読んでるのは洋書だね。。。上の本は国産でより大衆向けとも言えるかも..でも輸入雑貨屋とかでそれ系の洋書を見つけるとやっぱり気になります!!そういえば、ダンナさんの海外出張土産の雑誌もそれ系に食い付いた!!)りさちんのブログって始めた頃、初期の方を読んでみると飛ばしてて風刺精神&毒舌&ウィット&コメディエンヌ的センスもさえててロックガールっぽい熱さも見受けられていちいちツボ...☆☆(いちいち爆笑&共感しながら読みました~~「なんかお前は俺か!?状態になった」とダンナさんに言って、おこがましすぎて笑われました。。 私もダンナさんもこのエントリがお気に入り・・・) より本人の本来のキャラクターの輪郭がはっきり見て取れるような気がします・・・今は忙しいのか事務所の方針か?で可愛い理沙ちんの写真やオススメファッション&美容アイテムの紹介がメインになってますね...どっちにしろ魅力的ダケド・・・

そうそう、セレブゴシップ誌海外セレブの普段着とかが見れるのも嬉しいんです

それと、スターの着飾らない素顔が見られるところも・・・
たとえば以前読んだ雑誌でキャメロン・ディアスがパパラッチに向かって中指を立てたり(感情むき出し。。やっぱり頭来ることは頭来るよね!! 人間だもん。 取材するのもやり過ぎはダメ!! winwinじゃないと...まぁ、結果的にここに激烈的なファンを作っちゃったから・爆 それも彼女の人間力!!)自分もカリスマ的セレブリティなのにヘアサロンにケイト・モスの写真を持ってったり(「この髪型にして~♪」って言ったのかな??)、自然体で無邪気でリアルでえらぶらないプライベートのキャミーの姿を見てますますキャミーのことが大好きになりました・・・

「GOSSIPS PRESS」はファッション度70%揶揄度30%という感じなのでこのくらいの温度がちょうどいいのかもしれません~~(でも「この映画がスゴイ!」とかも読んじゃったりするんだけど・・・(爆)2008年9月号はトイレの中の定番本。。。そ、そ、その時、アクロス・ザ・ユニバースの特集の号だったから。。。←言い訳??or裸の大将??)


・・・なんか恥ずかしさのあまりかしゃべりすぎた・・・(爆)

この続きはまた今度~~(←言いっぱなし。。。

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心の遍歴、色の遍歴

2009-06-25 15:55:16 | 事象への想い

伝えたいことが伝えられない、

表現したいと思ったことがままならず、よどんでいる感じ。(血栓ができている...)


数日前に、自分が24~5歳の時に描いた、“絵”の写真を探していた。

きっかけは、忌野清志郎氏が残した数枚の絵を映していた番組。

10代から、晩年に至るまで、1枚1枚それぞれ筆のタッチ、作風が違う。

特に彼が10代の頃に描いた、落ち着いた(静かな)雰囲気の静物画(花の絵)は、出演者のテリー伊藤(=団塊世代。手術する前、斜視がキャラクターになっていたけど、斜視の原因は学園闘争で飛んで来た“流れ飛礫”が目に当たったからだそう。)いわく「キヨシローさんはこの絵を描いた頃、ライブで客に向かって、「愛し合ってるか~い?」ではなく、「バカヤロー!」って、ケンカ売ってた時代なんだよね。」

独りの時間には何を想っていたんだろう。
それが1個の人格というものが、いろいろ複雑な側面を持ち、特に心の中には誰にも知れない部分がある、ということを表しているような気がした。(それは、しばしば色んな人に起こる...うまく言えないなー...。)

探していた私の絵、やっぱり、一時期自分自身でその作風が「気に入らない。」「これはいただけないだろう。」「激しすぎて良くない。」と感じたとしても、とっておくべきだったな...と、せめて撮影しておいた写真を見て、その作風を思い出そうとしたのでした。

後ろを振り返るのはよくない(意味がない)、とは思うけど、やはりその足跡があっての、ここに居る自分自身だから。やっぱり来た道すじは大切なように思う。


色んな方がキヨシローさんの訃報について、書いていらっしゃった頃、(キャンプに行った頃)、私が思い出していたのは、17歳の頃、“切れ味の鋭い人間”になりたくて、(切れ味の鋭い=社会を自分の目で見極める審美眼と風刺精神が欲しかった。)“タイマーズ”を買ったこと。

そして、(それ以前)15歳頃に読んだ少女向けの雑誌で、「いぜんインタビュアーにね、『何色が好きなんですか~?』と質問されて、『イヤ、何色が好き、というか、“色が好き”なんです。』って答えたら、相手機嫌悪くなっちゃった(苦笑)」というはなしをされてたことです。

その返答に、衝撃を受け、目からウロコが落ち、(そしてチャーミングだと、思い。)
こういう大人になりたい。と思ったことを思い出します。(そう質問されたらそう答えたいと思った。)

そしてその数年後、私は「何色つかってんのよ!?」と周囲からつっこまれるようなド派手なサイケ少女に生まれ変わりました。。(15歳当時はmcシスター的優等生&お嬢様ファッションだった...。メインカラーはブルー、緑、生成り。)

その後10代から20代にかけて、何度かの劇的変化を繰り返すのですが、その頃どういう心持ちで居たのか...。

自分が昔描いた絵を見て昔の自分に問いかけたかったです。(見つからない..何処に行ったんだろう??もどかしくて数日間鬱屈.....。)


キヨシローさんが晩年に描かれた絵は、静物の中に家族の姿も描いた不思議な構図でした。(静物の向こうにポーズをとらず日常生活のままの家族の姿を描いている。)


うまく言えないのでこの答えは延長戦。(写真、早く見つかってくれ、答えは簡単かも)



P.S.私が描いた絵でとっておいたものはこちらです。こっちも気に入ってるわけではない。もっと素晴らしいものが描きたい。(そういえば、母は、私が昔書いた文章の方は捨てようとしたのですが、絵の方は「とっておいた方がいい。」と言ってました...。私の方が「いらない。」って言って捨ててしまったんですよね...。)


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晩秋に見る“真夏の夜の夢”

2006-11-20 20:25:34 | 
今日は、雨降り・・
雨が降るたびに寒くなって来る・・・。
冬が目の前に来ているこの時期に“真夏の夜の夢”なんて記事、すっとぼけてるとは思うけども。。
グーグルで“真夏の夜の夢”の画像を探してみました・・。(記事の最後に載せますね~☆)

うちの母はどうやら私を文学少女に育てたかったらしく、おもちゃなんかはそうそう買ってもらえなかったけど、本に関しては、私が欲しいと言わなくても買い与えてくれました・・。(私の部屋にはごっついハードカバーの少年少女文学全集全20巻がドカンと並びその存在感を知らしめていた...汗)

シェイクスピアも私が欲しいと言わなかったのに(笑)母が買い与えてくれた本のうちの一つなのですが、むりやり読んでみて(?)ベニスの商人やハムレットなど、人間社会の負の部分を見せつけられる悲劇や風刺劇は全く好きになれず、彼の作品の中で唯一魅力的に見えた作品が「真夏の夜の夢」でした・・。

「真夏の夜の夢」には、太鼓持ち的役割である、いたずらな妖精が出てくるのだけど、この妖精が使った魔法の媚薬により、人間界、妖精界の恋愛関係が錯綜してしまうことになる。

コリン・ウィルソンが、芸術家たちの一生をスリラー的に解釈し、書き上げた著作品「アウトサイダー」で、『歴史上において、たいがいの芸術家はアウトサイダーであったが、例外的に社会から逸脱せずに活動していた芸術家が何人か居る。そのうちの一人がシェイクスピアだ。』というようなことを言っていたけど、数多くの芸術作品を生み出しながら社交界で図々しく生きていかれたシェイクスピアはその洞察力、バランス感覚を「ベニスの商人」や「ハムレット」では悪用しているような気がする。
頭が切れるゆえに意地悪である彼の持ち味は、妖精パックのような素敵なトリックスターが現れる喜劇によって生かされると思うんだけどな・・。
(ちなみに「真夏の夜の夢」のラストは“大”ハッピーエンドです☆)



「不思議の国のアリス」などの挿絵も手がけた英国の挿絵画家アーサー・ラッカムによる「真夏の夜の夢」


妖精パックが恋の媚薬を振りかけると・・。


恋の媚薬を振りかけられると、目が覚めて一番最初に見えた相手に恋をしてしまう・・。たとえそれが魔法で頭をロバに変えられた相手であっても・・。
(私はこの異形のものへの恋というシチュエーションに弱い・・!


真夏の夜の夢

角川書店

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P.S.miuraさま、遊び人さま、museさまも、コメントをありがとうございます・・!

この記事が先になってしまいましたが、お返事、お待ちくださいませ。。m(__)m
そして、今、恋してる人の恋がうまくいきますように~!!

↓の恋に破れたあと、真夏の夜の夢の登場人物を演じるとしたらパックになりたかったルルより
コメント (5)
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憧れるのはパワー溢れる女性☆〈石川三千花氏〉

2006-11-05 15:13:31 | 
イヤなことがあったら、パワー溢れる女性のことを考えて払拭する!
あとおせっかいは二度とやかないぞー!
カミュの異邦人を思い出してみろー!
一番最後に、主人公を見捨てなかった神父が主人公に罵倒の言葉を吐かれるからね・・。

イヤなことがあったらガマンして解決・・そして心も鍛えられる・・!
と思っていたことが大間違いだったということに最近気付く。
“いなしかた”なんだなぁと思った。
(ガマンをするからしきれなくなった時にブチ切れるんだろうし・・。)

気分転換をする。
心は鍛えられると思っている人がいるが、心は消耗していくだけだとある文献に書いてあったことにけっこうガビーーンと来た・・・。
今まで文化を見聞きしてきたことが一応は気分転換になっていたみたいだけど、もう少し、コントロールできる感じで気分転換ができるようになりたいな。

おとといはダンナさんが会社の健保組合に申し込んでチケットを手に入れていたディズニー・シーに行ってきました。(この記事もアップしたいナ~。でも、まだお写真インストールしてないし・・。ダンナさんに引っ張られて足が棒になるまで歩いたらかなりの気分転換になったな(^_^;))
今日はダンナさんは出張で大阪行きデス。
朝5:00に起きてダンナさんを送り出し、掃除、洗濯etc.の家事をこなしてしまったので、今日はいくつか記事をアップしたいなぁと思っています♪


ディズニー・シーでアトラクションの長蛇の列に並んでいる時に、私がずーーっと切れ間なく話していたのが、最近古本屋で買ったこの本↓のハナシ。

ともだちシネマ

文藝春秋

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(途中で盛り上がりすぎてオーケストラの指揮者みたいな身振り手振りが入るようになる(笑)「ルルチャン興奮しないで~泣」とダンナさんにいさめられる(汗))

うーーん石川三千花さん、やっぱりスゴいな~!!
この本は10年前に出版された映画本だから、やはり書かれていることは10年前のネタなのですが、もう、三千花さんの眼の付けどころ、毒舌が冴えまくってて、爆笑&脱帽・・!!(あっ!でもこの本は女性雑誌「クレア」での対談をまとめたものだから、10年ほど前(まだセンスが良かった時代の)クレアの映画特集は絶対!!買っていた私は一度読んだことがあるのですが、この本は雑誌でカットされた話なども載せられてるので新しい気持ちで読めましたヨ!面白いっす!)
対談相手の中野翠さんは、聞き役っぽい感じなのかな・・??
お年も三千花さんより年上みたいだし、なんか深い懐で三千花さんを泳がしているような気もする(笑)
中野翠さんも憧れの人なんだけど・・・。

10年くらい前、これからものを書いていくとしたら中野翠さんと石川三千花さんのようなポジションに行きたい・・とおこがましいことを考えていた時期があったのですが・・(^_^;)(今は主婦だけどあの批評の姿勢は忘れずにいたい!)
・・あの女性ならではの冴えわたる&キレのいい風刺精神・・!!
小難しい理論よりも軽快でオシャレ感溢れる毒舌!!
私が時々辛辣かつ冷静かつ誠実な情け容赦を捨てた観察眼を見せる時は三千花風になっているのだと思います(笑)
ローラ・ダーンの“輪ゴム口”も、ニコラス・ケイジ&ジョン・マルコビッチの“セクシーはげ”も彼女が作った言葉なので...(笑)
あのヒトだったら、パワハラセクハラなんかものともしないんだろうなぁ・・。
だってマキシコートを羽織り上げ底ブーツを履いた若かりし頃の中野翠さんが、池袋の名画座で痴漢にあったと聞いて、「あらあら、よかったじゃないの、一度くらい(笑)。」と返してたから(笑)
一番好きな彼女のネタは、ローマ法王の写真をビリビリと破る青筋だったシンニード・オコナーの横で、マドンナが「そうじゃなくってこう破る!」とコン◯ームの包みをビリビリ開けてお手本を見せているというイラストです~(^_^;)
ありゃ傑作だったなぁ...(笑)(これ面白すぎ&風刺も効いていて、私のツボに10年以上ハマってる状態なので、ダンナさんに何度もこの話をしてしまってるみたいで「その話20回は聞いてるんだけど~。」と困った顔をされてます(笑))
コメント (6)
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地上に舞い降りた天使、リリアン・ギッシュ

2006-10-05 12:02:46 | 映画
去年の12月あたりに“不寛容”ということについて記事を書いたのですが、ここ最近に至って気付いたのは・・、私こそが不寛容の最たるものだなぁ..ということ。(私の脳内システムが不寛容であることで自分自身もだいぶ辛いです・・。)

もっと愛と慈悲に満ちた寛容な人間になりたい・・。

映画作家D・W・グリフィスは1916年に、映画による表現を制限しようとする映画界(世間の風潮?)への風刺をこめて長編映画「イントレランス」を撮りました。

イントレランス

アイ・ヴィー・シー

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以前の記事でも書きましたが、イントレランスとは日本語で“不寛容”という意味だそうです。
彼は「人類の不寛容」の歴史を描くことで“寛容と愛”を説こうとしたのだそうですが・・。

私はこの映画の主演女優、リリアン・ギッシュがほんとうに大好きです・・・。

私の不寛容がどうか直るように、柔らかくなるようにと、祈るようにリリアン・ギッシュの画像を探していました。(女優さんの画像を探している時はほんとうに楽しい・・。最近一番好きないっときだなぁ。)
彼女の柔和な美しい表情を見ていくうちになんかケアル(←FF語)でもかけられたように、私の心がほだされてすごく優しくリラックスした気持ちになれましたよ。不思議です・・。

リリアン・ギッシュは生涯独身のまま女優活動を続け、99年(!)の人生を全うしました。その部分も私の憧れでありました。
晩年には「八月の鯨」で同時代の映画人であり、清純なイメージで売っていたリリアンとは対極的な往年のヴァンプ女優(←このジャンルも人によってはグッと来るジャンルだそうですね・・。)ベティ・デイヴィスと老姉妹役で競演しましたよね。この映画もそうとう好きな映画です・・・。


〈リリアン・ギッシュ写真館〉


このすべてを見透かしてしまうような清廉な瞳・・!
そういえば、ウィノナ・ライダーのことを“90年代のリリアン・ギッシュ”と評した文を読んだことがあります・・・。



妹、ドロシー・ギッシュも女優であり、女の子2人というシチュエーションに弱い私はその部分もグッときてしまったところです・・。いいなぁ。(うっとり)


左は百合を抱える若き日のリリアン。右は老いてなお気品ただようリリアン。(・・花を手放し栄光〈GLORIA〉を手にした・・?・・なんて大好きな人に対して意地悪を言うのはやめます。。)


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「アトミック・カフェ」(厳密にいうと未見)

2006-08-08 21:08:16 | 事象への想い
アトミックカフェ、
最後まで観なかったけど、最初はアラン・レネの「夜と霧」的な嫌な感じの映像が続いていました。(「夜と霧」は、アラン・レネによるアウシュビッツでのドキュメンタリー映像。白黒ではあるのだけど、人骨が大量に転がっている場面、人の油による石鹸作りなど、目を覆う映像が続き、20分ほどの短い映像にもかかわらず、私は最後まで見ることができませんでした・・・。)戦勝国であるアメリカの大騒ぎと、敗戦した日本、しかもヒロシマ・ナガサキの映像を交互に見せる・・というものですが、私はやはり、日本人なので、広島と長崎の映像は冷静には見れないです・・・。民間人に対して爆撃を行ったというのは、人種差別が背景にあるという説は本当なのかな・・?
こうの史代の「夕凪の街 桜の国」も思い出しました。
「爆弾を落とした人、やった!またもう一人殺せた!とちゃんと思うてくれとる?」と想いながら10年後に原爆症で命を落とす主人公・・・。

私は、不快になって、途中で観るのを辞めてしまいましたが、だんだんボーリングフォーコロンバインのマイケル・ムーア監督にも影響を与えたというスピード感&ユーモアのある風刺劇に変わっていったようです。
直視することも必要なのかな・・?機会があったらもう一度観てみます・・・。
途中でもう深夜3:00にまでなってしまい、ダンナさんも途中でやめて、TSUTAYAに返しに行ったので・・・。


アトミック・カフェ

竹書房

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夜と霧

アイ・ヴィー・シー

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夕凪の街桜の国

双葉社

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P.S.「アトミック・カフェ」を観たのは、偶然だったのですが、8月6日だったことに気付きました・・・。
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90年代に息吹を残したpale saintsの耽美主義

2006-07-19 18:54:01 | 音楽
さっき、猫がネズミを捕まえて来たけど・・・。
もともと私が今日アップしようと思ってたアルバムは、偶然猫ジャケでした・・(笑)
昨日、ブー・ラドリーズのことについて書いたけど、そのブー・ラドリーズと90年代初頭にずっと一緒にツアーをしていたバンド。

pale saints(ペイル・セインツ)
イアン・マスターズ(Vo&B )、 グレアム・ナイスミス(G)、 クリス・クーパー(Dr)、後に、メリエル・バーハム(G&Vo)

ストーン・ローゼスと同時代に生まれて、マイ・ブラディ・バレンタインと似た要素を持つにもかかわらず、それほどウケなくて、ひっそりとファンがいたようなイメージでしたが・・・。
でも、王道どんぴしゃりを避けたかった私としては、その立場といい、創り込まれた世界観といい、どっぷりとはまり込むにはぴったりのバンドでした。
・・・でもどっぷりとはまり込もうとしたけど照れがあってだめだったという感じかしら?(^_^;)
彼らが所属している4ADレーベルの専売特許でもある、〈耽美主義〉のど真ん中をいくようなバンドだったので・・・。
90年代に生まれたものの、〈遅れて来た80年代〉という感じだったのですよね・・・。
〈80年代懐古主義〉というか・・・。

1992年頃、テレビ神奈川系で放送していた音楽番組『ファンキートマト』は、電気グルーヴの三人、(当時は、石野卓球、ピエール瀧、CMJKというメンバー)が司会をしていたのですが、ゲストとしてペイル・セインツが招かれたことがありました。その時に、たぶん80年代ロックに対して、近親憎悪的トラウマを持っていたのであろう石野卓球氏がペイル・セインツに対して、ペイル・セインツのファンが憤慨してしまうのではないか?というような小馬鹿にした態度をとっていたのですよね・・・。
今だ、80年代ロックに対する愛を保っていた立場のCMJK氏はあからさまに石野氏に対して不快感を表していた。
その後、すぐです。CMJK氏が電気グルーヴを脱退したのは・・・。
そして、CMJK氏は、彼が学生時代に、“大好きだった80年代ネオサイケの両翼とも言えるバンド、キュアー、エコー&ザ・バニーメンから名前を取り”作ったバンド、キュートメンを復活させる。
音楽性は電気グルーヴと同じく打ち込み系でしたが・・・、でも80年代ロックへのオマージュが詰まったバンド(ユニット)だったと思います。キュートメンは。そんなに知ってるわけじゃないけど・・・。

そんな感じで、たぶん“時代の先を読む若者”(←ゴメンナサイ。。半分風刺が入ってます・汗)からは時代錯誤とも取れる音楽性を持っていたペイル・セインツですが、私の目にはほんと魅力的なバンドとして映ってました。ボーカルのイアン・マスターズは、昨日の記事の中で挙げたような私好みの男の子の要素が詰まった男の子。詩的で内省的で・・少しキモイ・・(^_^;)日本人でいうと、小山田圭吾氏とたまの知久氏を足して二で割ったようなイメージでした・・・(笑)
ペイル・セインツに途中加入した女の子、メリエルちゃんはレズビアンでモヒカン頭。(ちなみにルルも20歳頃にモヒカン頭にしたことがあります・・・笑)この娘に対しても私はグッときてしまって・・・。メンバー四人が、野原?に寝転がってお互いニコニコしながらくつろいでる“キンキーラヴ”のPV、ヴォーカルをとるのはメリエルちゃんで、私はレズビアンのメリエルちゃんを取り巻く“変形型のやおい”的な背徳的な関係を想像をしてしまいながら(←キモイって!泣 ドン引き・泣 ダンナさんにまた「痛々しいからそういうこと書くのやめなよ」って言われる・・・T_T)ソフトフォーカスのような淡い映像にうっとりしていた・・・。

ペイル・セインツのCDはシングル盤何枚か、アルバム二枚しか持ってなかったけど、そのうちの一枚、猫ジャケの「The Comforts of Madness」は大好きだった女の子にキヨブタ(清水の舞台から飛び降りるつもりで)で貸してしまい、仲良くなりたかったから・・、でもその娘は私に借りたのを忘れてCDを無くしてしまった・・、という苦い経験があります・・・。もう一度「The Comforts of Madness」が聴きたい・・・泣 詞も読みたい・・・泣

主にこんな感じの歌詞です・・・。↓


君を見てるだけで気分がブルーになる
君の言葉全てがぼくを憂鬱にさせる
あんな奴 血の海でのたうちまわればいい
奴なんか死んでしまえばいいんだ

(“Sight of You” ーイアン・マスターズ )


・・・というわけで今私が聴いているのは日本だけで発売された、来日記念盤の「Mrs. Dolphin」です。途中にイアン・マスターズの発狂したような悲鳴が入っていて、私は「いやぁ~~ん。。もうダメ~。。」って感じでその場に倒れふします。(←大バカ・・汗 いえ、半分冗談なんですよ~T_T)
最後にオルゴールで奏でられる“さくらさくら”が入っているのだけど、この日本的なもの悲しく儚げな曲が、とてもペイル・セインツに似合っているような気がした・・・。

The Comforts of Madness
Pale Saints
4ad

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Mrs. Dolphin
ペイル・セインツ
コロムビアミュージックエンタテインメント

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Flesh Balloon
Pale Saints
4ad

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時計仕掛けのオレンジ&レモン〈Clockwork Oranges & Lemons〉

2006-05-24 11:32:10 | 音楽
こんにちは~!ルルです
さいが投げられるのを待っている途中です。

先週からの記事上で、「昔聴いてた音楽はもう封印する」ということをお話ししてたのですが、うちのダンナさまがお友達に「T君から下ネタ取ったら何も残らないよね。」と言われた(注・ダンナさまってお友達の前では主に下ネタしか話さないみたいです。すべて下ネタで落とすというか・・・^_^;でもほんとはすごく知的なヒトなんですよ~!)のと同じで、私から昔聴いていた音楽を取ったら何も残らないような気がしました・・・他に書くことありましぇ~ん・・・
嬉しいことに、それらのレヴューがとても好評なので(ありがとうございますm(__)m)もう少し続けようかな?と思っています・・・。前言撤回でごめんなさい・・・。また荒くれないように、逸脱しないように、コントロールをめざして(by.コリン・ウィルソン「アウトサイダー」)頑張りまーす(徐々に新しい盤も買っていって、新しいものもご紹介していきたいですね・・・。)
あと、今、とある目的があって、それに向かって邁進していくつもりなので、コメントのお返事、新しい記事のアップが遅くなってしまうかもしれません・・・。(でも、遅くなっても必ずお返しするので、コメントお待ちしております
どうか、見守ってくださいませ・・・m(__)m
とりあえず“さいが投げられる”まで心穏やかに待ってます。

今日はオレンジ繋がりの文化についてお話しします!

スタンリー・キューブリック「時計仕掛けのオレンジ」、XTC「Oranges & Lemons」

まず「時計仕掛けのオレンジ」

時計じかけのオレンジ

ワーナー・ホーム・ビデオ

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アンソニー・ヴァージェスによる原作(もちろん日本語訳)も読みましたが、近未来の若者が使うヘンテコな言葉の訳し方が秀逸で、ルイス・キャロルのナンセンス文学を訳した方たちの努力を思い出しました・・・。私は英語が出来ないので、翻訳家という職業にすごく憧れますね。
元々、“時計仕掛けのオレンジ”とは、ロンドンの下町コックニーで使われる『時計仕掛けのオレンジのように奇体な・・・』という言い回しがあって、作家アンソニー・バージェスはそこから象徴的な意味をこめて物語の題名にしたそうです。

「時計仕掛けのオレンジ」の映画の内容は今度お話しすることにして、今回は音楽面からの見解を・・・。

「時計仕掛けのオレンジ」のほとんどの劇中音楽は、シンセサイザーによって奏でられるクラシック音楽です。
ロッシーニ、エルガー、そしてベートーヴェンが、シンセサイザーという電子楽器によって、エレクトリックで未来的な全く新しい音に生まれ変わっています。

「時計仕掛けのオレンジ」の主な音楽を作曲&演奏した“ウェンディ”・ウォルター・カーロスは、20代の時に、技術者のロバート・モーグと協力して〈モーグ・シンセサイザー〉と呼ばれる新しい楽器を開発した当時39歳の音楽家。なんと、1972年には、男→女に性転換を果たしているそうです・・・。

電子化されたクラシック音楽の他に、「時計仕掛けのオレンジ」で使われた音楽は、逆にすごくアナログ的です。
私、この曲そうとう大好きなのですが、フォーク歌手エリカ・イーガンによる、ノンキで楽しげで牧歌的な楽曲、“僕は灯台守と結婚したい”(I Want to Marry A Lighthouse Keeper)。この曲は“ルドヴィコ療法”によってすっかり気弱な人間に更生させられた主人公アレックスが、“楽しいはずの我が家”にうきうきと帰るシーンで使われます。
あとは、アレックス役のマルコム・マクダウェルが、“作家と彼の美しい妻”に暴力行為を行うシーンで、監督のキューブリックに「何か口ずさみながら演じてくれ」と言われ、マクダウェルが歌えるのはこれしかなかったからという理由で劇中に使用された、「雨に唄えば」とか・・・。
ジーン・ケリーによる「雨に唄えば」はこの映画のエンディングに使われ、あんな恐ろしい風刺劇のラストにこの陽気で幸せな曲を持ってくるというブラックさ加減に私は身震いしました・・・(^_^;)

そして、XTCの「ORANGES & LEMONS」。私、20代半ばからこのアルバムが欲しいのですが、まだ手に入れてません・・・。
XTCは、2枚組のシングル集を持っていて、「ORANGES & LEMONS」の中にも入っている曲、“Mayor Of Sinmpleton”が大好きになりました。この曲を大好きだった女の子に捧げたことがあります・・・。

Oranges & Lemons
XTC
Virgin

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Fossil Fuel (Singles 1977-1992)
XTC
Virgin

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