退廃の花、マレーネ姐さんも歌っております...“風に吹かれて”(今日、バカラックと組んでたこともあるって初めて情報をウィキペデイアから知った...
)
「プルーストの記憶、セザンヌの眼」次はとうとう、
整理箪笥のなかに、土産物や、
古い請求書や、恋文や、写真や、領収書や、
裁判書類や、編んだ髪の束が、ぎっしり詰まっていても
私の脳髄ほどには秘密を隠してはいない。
それはまるで墓だ、死体が詰まった共同墓地だ、
死者が何十人と眠っているピラミッドだ。
私は月に嫌われた墓場だ。
シャルル・ボードレール「悪の華」
というボードレールの詩の一編を引用した書き出しから始まる、“第4章マルセル・プルーストー記憶の方法”に読み移ります...(ドキドキ)
それにしても久しぶりに ボードレールの文を読んで「実にボードレールっぽい!!(そうなんだけど...) ボードレールだ!!!」と思った(翼よパリの灯だ
みたいな...) 久方ぶりに感じる 身に一太刀切り入れられるような言葉の鋭さ。。。
それにしても、編んだ髪の束。。??
震撼。。。 髪フェチ??
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悪の華 (新潮文庫) |
クリエーター情報なし | |
新潮社 |
クアラルンプール空港での7時間もあるトランジットで暇を持て余して
空港内のスタバのWi-Fiを使ってiPhoneにてネットサーフしておりました。。
この月にアクセスがあった“縁”(きっかけ)で(解析にて知ル... 昔の読んでいただけるの、うれしーです 恥ずかしくもありますが...
)ふと探してみて、この時見つからなかった、“頭ぐしゃぐしゃになるほど”好きなTreepeopleの曲
とPolvoの曲
が見つかり、我的に(内心..)空港で狂喜乱舞&ドキドキしてました。。。
(
相変わらずリゾート先でもいまだにそんな感じ。。
) 一方ではしゃぎまわってるかわいいおこちゃま(オメメくりくり
ラテン系?かトルコ系?っぽいご家族たちのおこちゃま
2歳くらいかな??
)にニコニコしながら....
おこちゃま、好奇心
とエネルギー
が有り余ってしかたない感じだった。。。お父さんがたびたび駆け足でおこちゃまの後を追って席に連れ戻してました。。。
でも、なんか、おこちゃまのキモチがわかる。。。
(小声。。
)←フツウは親の気持ちがわかる年頃。。。
サヌールの海沿いをサイクリング
している時にピンクフロイドの“See Emily Play”
が流れてきたり(多分ジョン・レノンとかミック・ジャガー御用達のホテルタンジュンサリの前あたりで
)、マレーシアではブキッビンタンの駅でシニード・オコナーの“Nothing Compares 2U”を弾き語りしているギター弾きが居たり、今回の旅でも色々な音楽が耳(&脳髄
)に飛び込んできました
そんなことも想い出しつつ
、日記書きたいでーーす
The Smashing Pumpkins - Siva
スマパンの中で一番好きな曲はいまだにこれ。。。
脳がアップデートされてない。。。??
というか、時間とは無縁の脳髄のニルヴァーナの中でえんえん廻り続けてる感じです。。。
きっと言うまでもなく、なのですが、ファウンテンズ・オブ・ウェインって、スマパンのギタリストジェームス・イハのレーベルからアルバムリリースして、最初は“ジェームス・イハ人脈のバンド”ということで知れ渡っていったような覚えがあります...。(その後グラミーとかとることになるみたいだけど...)
「ユートピアパークウェイ」を買った当初、CDの帯にそう(ジェームス・イハ人脈って)書いてあったのと、同じく帯に書いてあった“ポップという名の魔法”というコピーに惹かれて買ったのを思い出します....
1999年、横浜ビブレのHMVで...
Smashing Pumpkins - Rhinoceros
この曲、Rhinocerosもすごく好き(泣)
ベースのダーシーちゃん、美形で私の憧れの人でした...
(彼女も今44歳みたい...)
最近、私は全速力で毎日記事をアップしてるのだけど、ダンナさまのお友達がそれを見て心配してくれていたらしい・・・。サンキュね!m(__)mシバッチ!
さっき、ダンナさまがフランク・ザッパのライブDVDを観てました。
うあーーーーーーーーーぁぁぁっっっ!!!!!!!!!!
めちゃくちゃ、ほんと、かっこええええええ!!!!!!!!!
バンドのメンバー、みんな変質的なほど楽器がうまい!!!!!!
ザッパの視線って一点を見据えすぎてて怖いよぉ~~~~!!!!!!
彼は、学者である父にかなり厳しく育てられたという話をよく耳にしますが、ダンナさまと私の意見が一致するのは、「厳しすぎる親に育てられた子供はたいていおかしくなる」、思いつく限りで、画家のヴィンセント・ヴァン・ゴッホとか・・・、ルルとか・・・(^_^;)
ダンナさまと私が、出会った頃に唯一、“これは好き”とお互い言っていたのがフランク・ザッパでした。
ザッパの音楽を聴くと、“正気の狂気”みたいな矛盾した言葉が出てきてしまう。
ザッパがみんなドラッグでラリっている時代だった60年代の音楽シーンでただ一人だけ、常に正気だったという事実(ほんとうにドラッグはけしてやらなかったらしい)に驚き、ほんと、その信念の強さに「この人は変態だけど偉人だ!」という感嘆の言葉が出てきてしまう。
変態のTommyさんに触発されたのもあり、ダンナさまがかなりザッパのCDを持ってるので、何回かに分けてレヴューを書こうかな?と思います。
今日は、「HOT RATS」について。
ジャケ、ホラー映画リングの貞子のごとく古井戸?から顔を出す人物。
この人物は、男なのか、女なのか、ザッパなのか?ビーフハートなのか?
そんなことはどうでもいいんだけど、めちゃくちゃ、このアルバムには何かがある!ということを匂わせるジャケ。
前は、「ランピー・グレイヴィー」、「We're Only In It For The Money(俺たちは金のためだけにやってるんだー!)」が好きだったけど、アルバム単位ではそれしか持ってなかったし・・・。いろいろ聴いた今は、1969年に作られた(ってCDに書いてあるけれど、発表は1970年?〔ロック好きの行き着く先は・・・のフレさん情報。〕)「HOT RATS」が一番好きかもしれません。
特に、ザッパの仲良い友達、キャプテン・ビーフハートがボーカルを取った、変態ヴァイオリン入りの2曲目“Willie the Pimp”が好き。変質的ギターの調べが、酒にも人生にも酔いどれ気味の脳髄をガツンと覚醒させる。
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