PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

ディートリッヒとボードレール

2015-03-03 14:35:57 | 


退廃の花、マレーネ姐さんも歌っております...“風に吹かれて”(今日、バカラックと組んでたこともあるって初めて情報をウィキペデイアから知った...

 

「プルーストの記憶、セザンヌの眼」次はとうとう、

 

整理箪笥のなかに、土産物や、

古い請求書や、恋文や、写真や、領収書や、

裁判書類や、編んだ髪の束が、ぎっしり詰まっていても

私の脳髄ほどには秘密を隠してはいない。

それはまるで墓だ、死体が詰まった共同墓地だ、

死者が何十人と眠っているピラミッドだ。

私は月に嫌われた墓場だ。

シャルル・ボードレール「悪の華」

 

というボードレールの詩の一編を引用した書き出しから始まる、“第4章マルセル・プルーストー記憶の方法”に読み移ります...(ドキドキ

 

それにしても久しぶりに ボードレールの文を読んで「実にボードレールっぽい!!(そうなんだけど...) ボードレールだ!!!」と思った(翼よパリの灯だみたいな...) 久方ぶりに感じる 身に一太刀切り入れられるような言葉の鋭さ。。。

 

それにしても、編んだ髪の束。。??

震撼。。。 髪フェチ??

 

悪の華 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社

 

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