They Might Be Giants - Science is Real (official TMBG video)
科学はホントーなんだ
ビッグバン理論だって DNAだって
科学はホントーだよ
進化論だって 銀河系だって
科学の理論というやつは
ただの思いつきや当てずっぽうじゃないんだ
科学は問題と取り組むんだよ
たくさんの実験を通してね
だから導き出された科学理論は
多くの事実の集積なんだ
(They Might Be Giants - Science is Real)
アメリカでは1920年代にテネシー州で学校の理科の授業で進化論を教えた教師が有罪になり、以後、南部の数州では公立学校で進化論を教えることが法律で禁じられてきた。80年代に最高裁が進化論教育の禁止は憲法違反だと判断すると、クリスチャンたちは「創造説(神が世界を創造したとする説)も学校で教えないと不公平だ」と言い出した。福音派であるジョージ・W・ブッシュ大統領も「創造説を学校で教えるべきだ」と発言している。
ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツが『科学がやって来た』をリリースした9月、ダーウィンの進化論研究を描いたイギリス映画『クリエーション』がカナダのトロント映画祭で上映された。しかし、この映画をアメリカで配給しようとする会社は現れなかった。配給するとキリスト教保守派から「神に反する会社」のレッテルを貼られてしまう。ホット・ポテト(焼きたての芋。"火中の栗"と同じ意味)をわざわざ拾うことはない。南京大虐殺を描いた映画がなかなか日本公開されないのと同じだ。
これが科学の最先端を進んでいたはずのアメリカの実態だ。だから、ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツはこのアルバムをまず「科学はホントーだ」という歌で始めなければならなかった。
こんな当たり前のことをわざわざ歌う必要があるの? と思うかもしれないが、アメリカではホントーに勇気のいることなのだ。ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツはアルバム発売後のインタビューで「『科学はホントーだ』に対して抗議運動が起こらなくて正直ホッとしている」と言っている。「アンチ科学の人々を怒らせる内容だからね」
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同じく
町山智浩さんの文章のコピペ
(でも、下手に私が文章を書くより勉強になる...
“積める”...
先人〈町山さん生きてるけど
〉に感謝~~~
)
ニュートンのりんご
(万有引力の法則)もガリレオガリレイの地動説もそもそもはそうだったはず... アインシュタインの相対性理論も(←昔読んだ中央公論社の
「世界の偉人」シリーズ情報
)