Pixysのポジティブライフ

困難に立ち向かうアラフィフの日常
働いて働いて働いて働いて、たまに旅に出る

いろいろ考えてしまうこと

2006-11-17 23:42:18 | 難しい話
教育基本法改正案の衆院を通過。不思議なニュースを朝から目にした。
「えーっ!いつのまに。全然内容知らないけどォー?」
そんな一般人の最初の感想。改めて内容を読んでみたりしたけど、どこが変わったのかさっぱりわからない。誰かわかりやすく説明してよー。

「愛国心」って何だ。ワールドカップとかで「わーっ!」とかいう奴、愛国心があるってよく言うけど、そんなバカな・・・・。日本の建造物や文化や歴史等を学び愛国心を持つような教育にするとかいう思想らしいが、それ見て逆に愛国心が薄れることもなきにしもあらず。個性や考え方の問題でしょ。それに日本が「愛国心」なんて言葉を表に出すと他の国とは違っていろいろ突っ込まれるような気がする。
全体的には抽象的で、しかもあいまいで、決まっても決まらなくてもどっちでもいいような法案だと思った。これで何か変わるとは思えない。

もっと現場近くの決まりを改正してほしい。
授業時間が足りない、いじめ問題、先生達の立場、教育委員会の体制、現場での問題は山済み。
「ちょっとからかっただけ。勝手に死んだんでしょ。」という加害者、「こわくていじめられてる事を言い出せない。だから自殺します。」という被害者。「自分がされたらいやだから、いじめられてる現場を見ても誰にもいえない。」という傍聴人。そんな子供は私だったら全員ぶっ飛ばしてる。どいつもかわいそうじゃない。そんな弱くて卑怯な子供を作ってしまう家庭や教育現場って変すぎる。
周りに自分を守ってくれる大人がいないと彼らは言う。人のせいにする時点でもうだめだなと思う。守ってくれるもんだと思ってしまっているから、日本はボケている。他の国の子供たちは自分の命は自分で守ってる。同じ年頃の子がそれをできないわけはない。自分の身は自分で守るのが基本じゃない?力や知恵がなくてもせめて気持ちだけは、子供たちにそう思っててほしいと思う。

いじめの根底にあるもの、それは「卑怯」だと思う。
昔の親や子供たちは、「正義の心」を持っていた。「人の犠牲になる勇気」を持っていた。今は正義が見当たらない。
「仮面ライダー」は精神的に弱くなり苦しみ、それがやさしさだと勘違いさせる。
「アニメ番組」はギャグを連発する友情物ばかり。ギャグから友情ってどんなつながりやねん。スポコン物でしょ、普通ホントの友情芽生えるのって。ああ、血を流すものあるねー、子供にはわからない、大人向けのゲームやアニメもはやってるな。「水戸黄門」は地方局でしか再放送をしてないし・・・。

私が考える子供達が立ち直る方法は、子供番組を何とかすること。テレビ会社に言ってやりたい。やさしい子ではなく、強い子を育てる番組にしておくれ。
強いから優しくなれるんとちゃう?強さと優しさを併せ持つ心、それが正義の心だと昔のアニメの主題歌にあった。大きな力「テレビ局」が世の中を操作できる手段として最も相応しいと考える。すでにはやっている漫画をアニメやドラマ化ばっかりしてて、全然おもしろくない。報道ではいろんな人への非難ばかり。卑怯な子供が育っても不思議でない。ウソでなくいい方向へなら誘導してもいいんじゃない。

人間はもともと弱いもの、すぐにあきらめられる、くじけられる、倒れられる。
最近多いうつ病、または予備軍。なっちゃったら本人も家族も大変だと思うけれど、なんでうつ病になったかというと周りのせいにしたから。最初から周りのせいにしない人はうつまでにならない。自分の中で解決してしまえる。人間がもともと弱い事を知っていたなら身を守る事ができる。自分一人が辛いという思いに駆られることはない。そんなわけはない。生きている人全てがいろんな辛さと戦っているはずだ。だからこそ理想は強く高く持って生きていかなきゃいけないんだと思う。
数少ない「楽しい」や「幸せ」を無理にでも大きく思い込ませながら生きていくのがベストなんだと思う。何かあった時そこから這い上がってこれるように。

今日のあたしは熱い・・・!