早いもので、この家に越して来てから半年がたとうとしている。
最近、割と平和な日々が続いている。落ち着いて仕事ができるし、急に年取ったわりに、腰痛以外の体調は悪くない。疲れもひどくならない。
以前より家でゆっくりすることが多くなったせいか、ほとんどストレスを感じない。ゴミを出しにいくのも、洗濯物を干すのも億劫にならないのが不思議だ。
朝、玄関で靴を履くときも、3階から階下へ降りる時も気分がいい。
この場所は私の体にあっているのかもしれない。作りが団地っぽいから何だか落ち着くのかも?(もともと団地っ子だから)まだ半年なんてウソみたい。ずーっと以前からここに住んでいたような懐かしさがある。死ぬまでここに住んでいてもいいかなって思ってしまう。
月日が立つのは早いもので・・・。6月、母の一周忌がやってくる。亡くなると生きている時よりも思い出す回数が多くなるものなんだな。思いっきり親不孝だってことさ。
頭の中の映像もカラーが濃くなり、自分のイメージになっていく。ほんとはもっと悲惨だったのかもしれない、でも思い出の中の母を取り巻くイメージは、その表情も風景も色鮮やかで清らかで実に美しい。母のあまり長くなかった人生も幸せだったに違いないと思えるようになった。
この1年でたった1度だけ、母の夢を見た。頻繁に思い出すわりにはなんで夢には1回しか出てこなかったんだろうとそれも不思議。夢の中の実家の押入れの前で洗濯物をたたむ母に向かって「あれ?死んだんじゃなかったっけ?」と質問するという、全くアホな夢だった。
朝目覚めた時、“やっぱどっかで生きている・・・”と思った。
近親者の死とはきっとそういうものだ。
最近、割と平和な日々が続いている。落ち着いて仕事ができるし、急に年取ったわりに、腰痛以外の体調は悪くない。疲れもひどくならない。
以前より家でゆっくりすることが多くなったせいか、ほとんどストレスを感じない。ゴミを出しにいくのも、洗濯物を干すのも億劫にならないのが不思議だ。
朝、玄関で靴を履くときも、3階から階下へ降りる時も気分がいい。
この場所は私の体にあっているのかもしれない。作りが団地っぽいから何だか落ち着くのかも?(もともと団地っ子だから)まだ半年なんてウソみたい。ずーっと以前からここに住んでいたような懐かしさがある。死ぬまでここに住んでいてもいいかなって思ってしまう。
月日が立つのは早いもので・・・。6月、母の一周忌がやってくる。亡くなると生きている時よりも思い出す回数が多くなるものなんだな。思いっきり親不孝だってことさ。
頭の中の映像もカラーが濃くなり、自分のイメージになっていく。ほんとはもっと悲惨だったのかもしれない、でも思い出の中の母を取り巻くイメージは、その表情も風景も色鮮やかで清らかで実に美しい。母のあまり長くなかった人生も幸せだったに違いないと思えるようになった。
この1年でたった1度だけ、母の夢を見た。頻繁に思い出すわりにはなんで夢には1回しか出てこなかったんだろうとそれも不思議。夢の中の実家の押入れの前で洗濯物をたたむ母に向かって「あれ?死んだんじゃなかったっけ?」と質問するという、全くアホな夢だった。
朝目覚めた時、“やっぱどっかで生きている・・・”と思った。
近親者の死とはきっとそういうものだ。