夕方、少しハンパな時間があったのでなんとなくテレビを見ていた。それはあるドラマの再放送。ドラマの中で2人のタレントが鼻水ダラダラ流しながら泣いてセリフを言っていた。最初から見てたけどストーリー自体はさして悪いものでもない。けどあれだけ涙流しているにも拘わらず、出演者の演技に全く同感しないし感動しない。ローカルのドキュメンタリー番組や通販番組の方がよっぽど見ている者の心を動かす。
言葉は、誰かの気持ちや行動を変えようとするために使うものだ。相手がいるならその相手をどうさせたいかでセリフの言い回しが変わる。それは自分の気持ちとは異なるもの、気持ちがどうあれ、わかって欲しい、理解して欲しいがために人は話すわけで、それは常に自分以外の他人に向かっているはず。その相手は相方であり、視聴者なのである。思いつめて涙流してれば見ているものは感動すると思ったら大間違いなのだ。
稽古場に行くとさっき見たドラマと同じ状況がそこでも起こっていた。それぞれが自分の気持ち先行で、セリフが相手に影響を及ぼしてない。お互いが勝手に気持ち作ってしゃべるもんだから会話が成り立ってない。
おっと待てよ、それ違うだろ・・・。頑張ってるけど力のいれどころ間違ってる・・・。情熱はそこに使うんじゃないよ、相手に向かって発せられなければ。
表にかぶっている仮面とは別に、誰かの影響を受けて、傷ついたり強くなったり変わっていくのが人だ。悲しい時、辛い時、腹が立つとき、場を盛り上げようと笑うのが人であって、悲しいとき悲しい顔してる奴はムカつくやな奴じゃん。そんな思いが、ある日何かをきっかけにして爆発、事件が起こることがある。それは実は人生の中では「失敗」なのだ。その失敗がお芝居だし物語だと思う。
ああー、話は変わっちゃったけど、つまり情熱が足りないというよりは、情熱を向ける方向が違うだけだから、その向きが変わればきっと良くなると思うんだけどなぁ。
がんばれー!
言葉は、誰かの気持ちや行動を変えようとするために使うものだ。相手がいるならその相手をどうさせたいかでセリフの言い回しが変わる。それは自分の気持ちとは異なるもの、気持ちがどうあれ、わかって欲しい、理解して欲しいがために人は話すわけで、それは常に自分以外の他人に向かっているはず。その相手は相方であり、視聴者なのである。思いつめて涙流してれば見ているものは感動すると思ったら大間違いなのだ。
稽古場に行くとさっき見たドラマと同じ状況がそこでも起こっていた。それぞれが自分の気持ち先行で、セリフが相手に影響を及ぼしてない。お互いが勝手に気持ち作ってしゃべるもんだから会話が成り立ってない。
おっと待てよ、それ違うだろ・・・。頑張ってるけど力のいれどころ間違ってる・・・。情熱はそこに使うんじゃないよ、相手に向かって発せられなければ。
表にかぶっている仮面とは別に、誰かの影響を受けて、傷ついたり強くなったり変わっていくのが人だ。悲しい時、辛い時、腹が立つとき、場を盛り上げようと笑うのが人であって、悲しいとき悲しい顔してる奴はムカつくやな奴じゃん。そんな思いが、ある日何かをきっかけにして爆発、事件が起こることがある。それは実は人生の中では「失敗」なのだ。その失敗がお芝居だし物語だと思う。
ああー、話は変わっちゃったけど、つまり情熱が足りないというよりは、情熱を向ける方向が違うだけだから、その向きが変わればきっと良くなると思うんだけどなぁ。
がんばれー!