今、いじめが大きな社会問題となっているが、実はうちの子もいじめのような仕打ちにあっている。まだ小3なので「いじめ」とまでは言わないかもしれない。
毎日数回殴られているが、今日は右頬をピンタされたそうでかなり痛むようだ。殴る子は同じクラスの他の子にも危害を加えている。その中でもうちの子が特に一番ひどい。校長先生と担任の先生、いじめている子の親とも話をしたようだが、全く変わらず、さらに悪くなっていると子供は言う。うちの子はと言えば、以前から担任の先生には相談しているようだが、その子は先生相手に「死んじまえ!くそばばあ!」と悪態をつき殴る、蹴る、学校を脱走するを繰り返す。先生は殴られているうちの子供に「いつもごめんね。がまんしてくれてありがとね。」と言うだけだという。先生もお手上げ状態という感じだ。実情はそんなもんである。
この子は病んでいるという事実には間違いないが、いじめられるうちの子にもきっと原因がある。それは「問題」ではなく「原因」とあえて言っておくが、うちの子はもっと小さな頃から毎年違う子にいじめられてきた過去がある。つまりいじめられやすい体質だということだ。明るく元気で成績も悪くないし、背が小さく素直で笑顔があどけなくかわいい。先生の手伝いや係りを良くし、特に大人に気に入られるタイプである。言い換えるなら「いい子ちゃんタイプ」なのである。殴られても殴り返す事ができない。朝から「死ね!」と言われても「おはよう。」と言ってしまうのだ。そのため教室に飾ってあった賞をとった絵を破かれたり、毎日殴られる羽目になる・・・。私としてみれば「ばかか・・・こいつ。」と思うのだが、彼の性格ではやはりできないのだ。
どんなに辛くてもうちの子は自殺することはないように育てている。それは子供を守る親の役目として当たり前の事だと言われそうだが、実は私自身が自殺しようとした過去がありその時がどんな状況であるのかを知っているからだ。死のうと思った時、生きている事の辛さよりも、自分自身に対する価値を失っていた。生きていたって仕方ない=自分はいらないであった。
今耐えているこの子を守るためにできる事は何かと考えた時に「自分は必要だ」と思わせる事だと思っている。
いじめている側の子やその親はかわいそうだと思う。これからどんな大人になっていくのか想像もしたくないし、親はそんなつもりもなくいじめる子を作る。実に哀れだ。まだまだ低学年の子の、爆発する、イライラする、殴る等の原因はどこかにあるはずなのに、それを探ろうともしないでその子の性格だという。親は「殴っちゃダメでしょ!」ときつくしかるだけになる。正しい事を教えている気になっているから、なぜこんな事をするのだろうとやがて苦しむ事になる。
そんな親御さんたちに言いたい。子供は自分の分身でもなければ所有物でもない。自分と同じようには考えない。意見も違う。好みも違う。いい事、悪いことの判断も違う。それで当たり前。一人の人間として対していかなければ、子供の気持ちには近づけないと思う。だって子供は大人に比べたらバカだから、経験だってないんだから、こっちが同じ高さまで下がってやらなきゃ話が通じないだろう。
これがいい事、悪いことと教える前に、子供より上にたって物を言う命令口調を改めるべき。それをしているようではいつまでたっても子供に尊敬してもらえる親にはなれない。
子供は黙っていたってちゃんと見ている。親の偉いところ、すごいところ。好きなところ。子供にとって魅力的な大人でいてほしいと思う。
毎日数回殴られているが、今日は右頬をピンタされたそうでかなり痛むようだ。殴る子は同じクラスの他の子にも危害を加えている。その中でもうちの子が特に一番ひどい。校長先生と担任の先生、いじめている子の親とも話をしたようだが、全く変わらず、さらに悪くなっていると子供は言う。うちの子はと言えば、以前から担任の先生には相談しているようだが、その子は先生相手に「死んじまえ!くそばばあ!」と悪態をつき殴る、蹴る、学校を脱走するを繰り返す。先生は殴られているうちの子供に「いつもごめんね。がまんしてくれてありがとね。」と言うだけだという。先生もお手上げ状態という感じだ。実情はそんなもんである。
この子は病んでいるという事実には間違いないが、いじめられるうちの子にもきっと原因がある。それは「問題」ではなく「原因」とあえて言っておくが、うちの子はもっと小さな頃から毎年違う子にいじめられてきた過去がある。つまりいじめられやすい体質だということだ。明るく元気で成績も悪くないし、背が小さく素直で笑顔があどけなくかわいい。先生の手伝いや係りを良くし、特に大人に気に入られるタイプである。言い換えるなら「いい子ちゃんタイプ」なのである。殴られても殴り返す事ができない。朝から「死ね!」と言われても「おはよう。」と言ってしまうのだ。そのため教室に飾ってあった賞をとった絵を破かれたり、毎日殴られる羽目になる・・・。私としてみれば「ばかか・・・こいつ。」と思うのだが、彼の性格ではやはりできないのだ。
どんなに辛くてもうちの子は自殺することはないように育てている。それは子供を守る親の役目として当たり前の事だと言われそうだが、実は私自身が自殺しようとした過去がありその時がどんな状況であるのかを知っているからだ。死のうと思った時、生きている事の辛さよりも、自分自身に対する価値を失っていた。生きていたって仕方ない=自分はいらないであった。
今耐えているこの子を守るためにできる事は何かと考えた時に「自分は必要だ」と思わせる事だと思っている。
いじめている側の子やその親はかわいそうだと思う。これからどんな大人になっていくのか想像もしたくないし、親はそんなつもりもなくいじめる子を作る。実に哀れだ。まだまだ低学年の子の、爆発する、イライラする、殴る等の原因はどこかにあるはずなのに、それを探ろうともしないでその子の性格だという。親は「殴っちゃダメでしょ!」ときつくしかるだけになる。正しい事を教えている気になっているから、なぜこんな事をするのだろうとやがて苦しむ事になる。
そんな親御さんたちに言いたい。子供は自分の分身でもなければ所有物でもない。自分と同じようには考えない。意見も違う。好みも違う。いい事、悪いことの判断も違う。それで当たり前。一人の人間として対していかなければ、子供の気持ちには近づけないと思う。だって子供は大人に比べたらバカだから、経験だってないんだから、こっちが同じ高さまで下がってやらなきゃ話が通じないだろう。
これがいい事、悪いことと教える前に、子供より上にたって物を言う命令口調を改めるべき。それをしているようではいつまでたっても子供に尊敬してもらえる親にはなれない。
子供は黙っていたってちゃんと見ている。親の偉いところ、すごいところ。好きなところ。子供にとって魅力的な大人でいてほしいと思う。