毎日、雷、どしゃ降りで、朝晩も涼しくなってきた。そんでもって、一足先に秋モードへ突入。
うちの子は中学三年生で受験生である。夏休みにダンスの体験入学をした芸術高校に一目惚れで、「絶対にここに入りたい!」と早くも決意したようだ。
私も見学させてもらったが、最近できたばかり、円形状のビルの建物で、学校なのにトイレはホテルの化粧室のように綺麗で、エレベータで各階にある教室に入る。とても学校とは思えない。大体、机や椅子が見当たらない。
中にはキャパ300位(?)中劇場があり、ここで歌、ダンス、演劇、楽器等の発表が行われているそうだ。私の出身高校も演劇部は特別で、校内の視聴覚室を改造して部室にしており、公演もそこでやっていた。しかし、この学校の舞台は、緞帳、照明、音響設備、全てが最新のもので、あっちこっちウロウロしてジロジロみてしまい、副校長とやらに不審な目で見られた。
また、ダンスレッスンをする部屋は、全面鏡張りで、ダンスはヒップポップやジャズの他にも、バレエやタップダンスもあり、演劇の方では殺陣、アクションも授業に含まれている。楽器はギター、ピアノ、ドラム等、演技指導はもちろん、ボーカルレッスンもカラオケのような機械を使ってやるそうだ。卒業までに、ありとあらゆる芸術を身につける事ができるすごい学校だ。時間割を見ていると、確かに楽しい。学校というより、「毎日がカルチャークラブじゃん♪」という感じで、出来れば私も入りたい!(笑)と思ったくらいである。しかも、ちゃんと高等学校修業の資格も取れるのだ。卒業後の進路も大学、専門学校へも進めるし、就職もプロダクションとかディズニーランドとか、劇団四季とか・・・
子供がダンスの体験をしているのを、親たちはロビーにあるビデオ画面で見ていた。・・・ステージママたち、超怖い。ビデオの画面に向かって「なんで、ふらふらしてんのかしら」とか「真面目にやれっての」とか言ってるし。。。
うちの子は、思ってた以上に優秀だった。楽々踊ってるし、身体は女の子にも負けずやわらかいし、物怖じすること無く楽しんでいた。いや、あいつは本番強いからな。先生ともいきなり打ち解けてるし。「ジャズの先生が面白かった」という感想だった。
しっかし、どんなに楽しいだろう学校でも、私立に入学するには多額の費用が必要となる。逆に言えば、そこさえクリアできれば何も問題はないのだ。借金生活はもう2度としたくないと思ってたから、奨学金といえどもお金を借りるのはどうだろうと・・・と随分考えた。借りたら返さなきゃいけないからね。この学校に通ってる子の約6割が奨学金制度を利用しているそうだ。だから別に特別なことではないし、どうにかできなきゃ仕方ないのかなとも思う。
子供は「アルバイトして返すから」と言った。昔の事を思い出した。若いころ2回スカウトされた事があったけど、うちは超貧乏で夢を断念せざるを得なかった過去がある。その時のすごく悲しい感じが蘇ってきた。やってダメだったのではなく、ただお金がなくて自分のやりたい事、夢を追うことができなかった。
それはいかん!!!と思った。経済的な理由だけで、夢を諦めさせてはいかんと。この学校に入る事が、彼の夢を叶える事につながるのかは別として、子供の走る道を、親の都合で止めてはいけないと思いました。
君が目指すその向こうに何があるのか、母は楽しみにしています。
うちの子は中学三年生で受験生である。夏休みにダンスの体験入学をした芸術高校に一目惚れで、「絶対にここに入りたい!」と早くも決意したようだ。
私も見学させてもらったが、最近できたばかり、円形状のビルの建物で、学校なのにトイレはホテルの化粧室のように綺麗で、エレベータで各階にある教室に入る。とても学校とは思えない。大体、机や椅子が見当たらない。
中にはキャパ300位(?)中劇場があり、ここで歌、ダンス、演劇、楽器等の発表が行われているそうだ。私の出身高校も演劇部は特別で、校内の視聴覚室を改造して部室にしており、公演もそこでやっていた。しかし、この学校の舞台は、緞帳、照明、音響設備、全てが最新のもので、あっちこっちウロウロしてジロジロみてしまい、副校長とやらに不審な目で見られた。
また、ダンスレッスンをする部屋は、全面鏡張りで、ダンスはヒップポップやジャズの他にも、バレエやタップダンスもあり、演劇の方では殺陣、アクションも授業に含まれている。楽器はギター、ピアノ、ドラム等、演技指導はもちろん、ボーカルレッスンもカラオケのような機械を使ってやるそうだ。卒業までに、ありとあらゆる芸術を身につける事ができるすごい学校だ。時間割を見ていると、確かに楽しい。学校というより、「毎日がカルチャークラブじゃん♪」という感じで、出来れば私も入りたい!(笑)と思ったくらいである。しかも、ちゃんと高等学校修業の資格も取れるのだ。卒業後の進路も大学、専門学校へも進めるし、就職もプロダクションとかディズニーランドとか、劇団四季とか・・・
子供がダンスの体験をしているのを、親たちはロビーにあるビデオ画面で見ていた。・・・ステージママたち、超怖い。ビデオの画面に向かって「なんで、ふらふらしてんのかしら」とか「真面目にやれっての」とか言ってるし。。。
うちの子は、思ってた以上に優秀だった。楽々踊ってるし、身体は女の子にも負けずやわらかいし、物怖じすること無く楽しんでいた。いや、あいつは本番強いからな。先生ともいきなり打ち解けてるし。「ジャズの先生が面白かった」という感想だった。
しっかし、どんなに楽しいだろう学校でも、私立に入学するには多額の費用が必要となる。逆に言えば、そこさえクリアできれば何も問題はないのだ。借金生活はもう2度としたくないと思ってたから、奨学金といえどもお金を借りるのはどうだろうと・・・と随分考えた。借りたら返さなきゃいけないからね。この学校に通ってる子の約6割が奨学金制度を利用しているそうだ。だから別に特別なことではないし、どうにかできなきゃ仕方ないのかなとも思う。
子供は「アルバイトして返すから」と言った。昔の事を思い出した。若いころ2回スカウトされた事があったけど、うちは超貧乏で夢を断念せざるを得なかった過去がある。その時のすごく悲しい感じが蘇ってきた。やってダメだったのではなく、ただお金がなくて自分のやりたい事、夢を追うことができなかった。
それはいかん!!!と思った。経済的な理由だけで、夢を諦めさせてはいかんと。この学校に入る事が、彼の夢を叶える事につながるのかは別として、子供の走る道を、親の都合で止めてはいけないと思いました。
君が目指すその向こうに何があるのか、母は楽しみにしています。