思いつくまま

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サッカー皇后杯準決勝・決勝を見て思うこと

2017年12月24日 16時30分37秒 | サッカー
第39回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会

準決勝 12月21日(木) ヤンマースタジアム長居
第1試合 16:05~  観客923
日テレベレーザ 2-1 浦和レッズレディース

第2試合 19:05~ 観客1,288
ジェフユナイテッド千葉レディース 延長 0-1 ノジマステラ神奈川相模原

決勝 12月24日(日)ヤンマースタジアム長居 
14:10~ 観客2,683
日テレベレーザ 3-0 ノジマステラ神奈川相模原


録画したものをテレビで準決勝2試合と決勝を見た。準決勝を見た時に4万7千人以上収容できるスタンドがガラガラ、でも平日の夕方からだから仕方がないのかと思ったが、日曜日の午後の決勝を見て、これが決勝なのか?と思うほど同じようにスタンドがガラガラだったのが本当に寂しかった。準決勝・決勝共にたまたま関東のチーム同士の対戦になったので、大阪で開催された試合では応援に行けなかった人が多かったのかもしれないが、2012年以降の男子の前座じゃなくなってからの決勝でもここまで酷いことは無かったように思う。

なでしこジャパンが東日本大震災後に2011年のドイツW杯で優勝、2012年のロンドン五輪で銀メダル、2015年のカナダW杯で準優勝した時までは女子サッカーは盛り上がっていたが、2016年のリオ五輪アジア最終予選で敗退して、佐々木則夫監督も退任し、そこからメディアで取り上げられる回数も激減した。
先日の東アジア選手権、TBS「サンデーモーニング」のスポーツコーナーで男子は取り上げられたが、女子は全く取り上げられなかった。喝!

また、なでしこリーグ1部、来年は10チームのうち関東のチームが5チームで、あとは関西が2チームで仙台・新潟・長野が1チーム、神戸よりも西にはチームが無いし、地元・東海3県でも0になってしまった。応援したくても、どこのチームも遠すぎて試合観戦にはとても行けそうにない。


新生・高倉なでしこジャパン、若返りを図る意図はあると思うが、現役でまだまだバリバリやれるCB岩清水やFW永里優季や川澄を招集していない。それで人材不足なのか、所属チームでやっている本来のポジションとは違うCBに宇津木や鮫島が起用され、2部リーグ得点王の大矢を右SBで起用するなど不可解な選手配置で戦ってきた。

サッカー以外の競技では、女子はオリンピックで柔道やレスリングだけでなく、卓球やバドミントンでもメダルを獲れるようになってきて人気が出てきた。このままでは、女子サッカーはますますマスコミにも取り上げられなくなって、人気が凋落してしまうのではないか。

今のままでは来年春にヨルダンで行われるアジアカップ(W杯最終予選を兼ねる)でも優勝はむずかしい。
女子サッカーの人気を回復するためにも、本職のCB岩清水などを起用して、なでしこジャパンにはなりふり構わずに勝ち抜いてもらいたい。

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