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思いつくまま

思いついたことを書いています。

フランス・パリ観光 その3

2019年06月11日 09時00分00秒 | その他
その2から

6月10日(月)、今朝は時間に余裕があったので、午前7時からホテルでバイキングの朝食を食べた。先に来ていた日本人夫婦に、自分はここで食べるのは今日が初めてだと言ったら、いろいろと教えてくれた。コーヒーか紅茶だけは従業員に言わないとダメだということで、紅茶を頼んだら英語でルームナンバーを聞かれたので英語で答えた。クロワッサンを何種類かと生ハムやソーセージ、ヨーグルト、オレンジジュース、それにこれまでほとんど食べられなかった野菜やフルーツの類をたくさん食べた。
日本人夫婦は来る時に空港からタクシーで来たら、約5~6千円のところを、1時間以上かかり追加料金まで取られ約8,000円ぐらいになったとおっしゃっていたので、ロワシーバス片道1,500円を勧めておいた。いろいろと情報交換ができて非常に参考になった。

外は晴れたり曇ったりという感じだった。8時半頃ホテルを出て、昨日と同じ道を歩き、さらに昨日の集合場所から5分ぐらい歩いて、パレロワイヤル広場まで行った。そこがルーブル美術館半日観光の集合場所になっていた。
月曜日はパリ市内の美術館がルーブル以外は休館となり、ルーブルに観光客が集中したことから、従業員が忙しすぎて2週間前の月曜日はストライキがあって休館になってしまって心配だったので、旅行社に事前に問い合わせたところ、ストなら返金になるが、とりあえず現地ガイドの指示に従えという返事をもらっていたので、行ったら今日は大丈夫ということだった。



案内の日本人女性ガイドから、あれがスリの集団で、アンケートを取るふりをして囲まれると、カバンの中に勝手に手を突っ込み盗んでいくので注意するようにと話があった。老若男女19人の参加者だった。ガイドの女性がオーディオの親機を持って、参加者が子機を耳に掛けて日本語で説明を聞きながら、館内を案内してもらえるものだった。見えていた建物の中に入ると、ピラミッドと呼ばれる透明の三角形の建物が入場口だった。



やはり並ばされて荷物・身体検査があり、そこから荷物をツアー専用のロッカーに預けた。その時にデジカメを取り出すのを忘れてしまった。そこでもトイレの注意がしつこいほどあった。

自分としてはレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」とミケランジェロの「ミロのビーナス」だけでも見られればとりあえず十分と思っていたが、ガイドの女性が段取り良く次々に案内してくれたので、思っていた以上に有名な作品を解説付きでたくさん間近で見ることができた。写真はほとんど取り放題だったので、スマホで有名な作品の写真を撮ったりもした。「モナリザ」だけは少し距離のある所からしか見ることはできなかった。見た作品の中で有名なものを挙げると、サモトラケのニケ像・タニスの大スフィンクス・ラファエロの「聖ゲオルギオスとドラゴン」・ドラクロワの「民衆を率いる自由の女神」・アングルの「オダリスク」・フェルメールの「レースを編む女」などだった。他にもかなり有名な作品をたくさん見たが、全部はとても書ききれない。ルーブル美術館の建物の変遷なども詳しく説明されているビデオがあり、現在のように大きくなった経緯が良く分かった。お昼近くに解散になり、売店でモナリザの絵のキーホルダーなどを買った。









 

ランチをどこかで食べようと思って歩くと「ひぐま」というラーメン店があった。フランスまで来て日本のお店に入ろうとは思わなかったのでパス。近くのレストランに入ったが、日本語のメニューを出してきたので、魚と野菜の炒めたものを頼んだ。出て来たのはサーモン1切れとぶつ切りの野菜が入ったものにパンだった。水が飲みたいと思い頼んだら、エヴィアンが1本出て来たが、あとでレシートを見たら1本600円ぐらいして、酒も頼んでいないのに全部で23ユーロ・約2,800円ぐらい支払わされた。ぼったくり!じゃねぇかと思った。昨日のガイドさんがパリ市内は物価が高過ぎるとおっしゃっていたのを思い出した。

ルーブル美術館から約2分のところに72系統のパレロワイヤル・ルーブル美術館のバス停があったはずだが、違う方向へリヴォリ通りをずっと歩いてしまい、土産物屋ばかりで一向にバス停が見つからず。マクドナルドや黄金のジャンヌダルク像があったが、そのまま歩いて行けば次のバス停にたどり着くだろうと思って10分以上歩き続けたらようやくあった。1つバス停の見落としがあったようだった。たぶんCastiglioneというバス停にたどり着いたと思うが、よくわからず。しばらく待っていたら72番のバスが来たので、運転手にエッフェル塔に行くかと聞いたら乗れということで、メルカリで買った乗車券を機械に通しバスに初乗車。Pont D'lenaというバス停まで8駅約15分。エッフェル塔が見えて来て無事降りることができた。サッカー場に行くにはまたここから72系統のバスに乗れば良かった。



セーヌ川にかかる橋を渡りエッフェル塔の下まで行った。時間がどれくらいかかるかわからなかったので、上に上がるつもりは最初から無かった。エッフェル塔、色が茶色いこともあって年季が入っている感じがした。下をくるっと1周歩いたが、途中で簡単な賭け事をやっているのを2~3か所で見かけた。3つのカップの1つにボールを入れて動かして、どのカップにボールが入っているのか当てるものだった。50ユーロ札を賭けて当たれば2倍になって戻ってくるような感じだった。サクラと思われる女性がなぜか毎回間違えてお金を取られていたが、誰が見てもまず間違えることは無かったので・・・やめておいた。それからベンチで座っていたり、歩いていると女性から英語で「Excuse me.」と声を掛けられた。フランス語で話しかけられていたら知らん顔だったかもしれないが、英語だとどうしても反応してしまう自分がいた。ルーブル美術館の前のスリ集団のこともあり無視したが、人気の少ない所では結構緊張感もあった。

時間も予定通りだったので、バス停に戻った。キリスト教の団体のパレードがあった。バス停には韓国人母娘と思われる2人がバスを待っていた。がっ、72系統のバスが近くまで来ると路線を変えてパレードを避けるように地下に潜って行ってしまい、バス停に来なかった。韓国人は何か気が付いたようでその場から足早に立ち去った。その後2~3本がそうやって通過して行ってしまった。そこにアメリカ人家族がやって来た。お母さんらしき人が日本代表のサッカーのレプリカユニフォームを着ているのが見えたので、日本語で話しかけたら日本語はできない、娘が日本語は話せるということで、娘にサッカーを見に行くのかと聞いたらそうだと返事があった。ただし、バスが全部通過してしまうことを話しても何の反応も無かった。そこで約30分以上は待ったと思うが、このままではヤバイと思い、1つ前のバス停に歩いて戻ることにした。何とかPalais de TOKYOというバス停にたどり着き、バスが来たので助かったと思って乗った。そうしたら乗ったバスは路線変更せず、Pont D'lenaというバス停で止まった。先ほどのアメリカ人家族が乗り込んで来て自分を見て「あっ」という顔をしていた。14駅目20分くらいで試合会場の「パルク・デ・プランス」(Parc des Princes)の近くのLa Tourelleのバス停で降りた。

ここから先は「サッカー女子ワールドカップフランス大会、なでしこジャパンのアルゼンチン戦を現地観戦した。」の記事に書いた。本当は帰りの地下鉄の駅を確認しておきたかったが、エッフェル塔のバス停で時間を使い過ぎてしまい、確認する時間が無かった。
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なでしこジャパンの試合を見て、スタジアムを出たが、どこにポルト・サン・クルー(Port de Saint-Cloud)という地下鉄の駅があるのかさっぱりわからず。警備をしていた警察官にポケトークでフランス語で尋ねたら、あちらだと言われたがよくわからず。そうしたら試合を観戦した日本人のフランス在住と思われる子供連れの夫婦が、私達がこの人を駅まで案内するから大丈夫!と警察官に声を掛けてくれた。駅はあまりにも人が多すぎて看板も見えなかったし、入り口に近づいても階段さえ見えなかったので、案内していただいて本当に助かった。その人達は地下鉄に乗らずに歩いて行ってしまった。何とか階段を下りて改札を無事通過し、モントルイユ(Mairie de Montreuil)行きのホームにたどり着いた。地下鉄は空いていて何とか座ることができた。ここから15駅約20分地下鉄に乗った。隣に試合を観戦した日本人の年配の女性2人がいた。1人は東京の方でジュビロ磐田のサポーターということで、昨年の磐田スタジアムでのグランパス戦の話で盛り上がってしまった。年配のオバちゃんと言えども、パリまでサッカー観戦に来るぐらいの方だから、サッカーのこともものすごく詳しかった。話に夢中になり過ぎて乗り過ごしたらヤバイと思い、停車駅ごとに駅名を確認することだけは怠らなかった。無事にアーヴル・コマルタン(Havre-Caumartin)駅に着いた。出口・Sortieと表示されているところを上がり、改札を無事通過し地上に出た。昨日確認していたのですぐに道はわかった。ホテルに向かって歩いていると、フランス人男性にサッカーを見て来たのかと尋ねられた。結果を聞かれゼロゼロと答えたらニコニコして立ち去った。

サッカー場でツナ入りのパンを食べていたので、軽食が食べたいと思い探したら、ワッフルが目に付く店があったのでそこに入った。ワッフルのようなものが食べたかったが、うまく伝わらずに、ハム・卵・チーズ入りのキッシュのようなものが出て来た。飲み物はと聞かれグラスの白ワインにした。自分の思っていたものとは全く違ったが、美味しくいただいた。会計はこれだけでもやはり20ユーロを超えていた。紙幣で支払ったが、お釣りがくるのかと思ったら来なかった。お釣りはチップということらしい。


ともかくホテルに無事にたどり着き、シャワーを浴び、スマホなどを充電し、明日の予定を確認しバタンキュー。

その4に続く~~~。
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サッカー女子ワールドカップフランス大会、なでしこジャパンのアルゼンチン戦を現地観戦した。

2019年06月11日 04時00分00秒 | サッカー
なでしこジャパンの試合をスタジアムで見たいと思っていたが、国内では長野・熊本・鳥取などの遠いところばかりで試合が開催されて、1度も見に行くことができないでいた。昨年4月のアジアカップでなでしこジャパンが優勝・連覇してこの大会の出場権を取ったが、この時に自分も現地観戦したいと思い、昨年秋頃から情報を集めていた。

例えばフィギュアスケートのグランプリシリーズのフィンランド大会やカナダ大会などで、日本人の自分よりも年配と思われるオバちゃんたちが結構現地観戦しているのを見て、あの人たちでも現地観戦できるのに、なぜ自分はこういうチャンスをいつも逃して来たのかと思っていたこともあって絶対に現地観戦しようと思った。

昨年12月にFIFAのフランス語のサイトでチケットが発売されることを知ったが、この時は例えばパリ市内で行われる何試合かをまとめたグループチケットなどが発売されただけでスルー。3月7日(木)日本時間23時から個別の試合のチケットが発売されることになり、パリ市内で行われるアルゼンチン戦のチケットの購入を真夜中に試みた。すべてフランス語なので、Google翻訳を使いながら購入者の情報を登録しようとしたが、途中まで進むと「Le mot de passe ne respecte pas les règles minimum de sécurité.Votre mot de passe doit contenir au moins une minuscule」というようなメッセージが出て進めず、翻訳では「小銭を払え」というような感じだったので、チケット代が高いので前金でいくらか納めないと登録できないのかと思いながらも、何度やってもエラーで進めずに午前2時半で断念。翌朝7時頃別の翻訳サイトで確かめたら「パスワードに小文字を入れろ」ということで、やり直したところ登録ができた。(現在Google翻訳を使えばうまく訳してくれている。)そしてクレジットカードで支払いを済ませアルゼンチン戦のチケットをGETと思ったが、チケットは第2四半期にダウンロードできるようになるというメッセージだけが残り、まだまだ不安が募った。
5月21日(火)、FIFAからメールが届きようやくチケットがダウンロードできるようになった。マイクロソフトエッジではカラー印刷できず、白黒の中が抜けたものが印刷できたが、バーコードや座席番号がちゃんと印刷されていたのでこれでいいかと思っていたが、ちゃんとしたチケットのように青いカラー印刷された画像をアップされた方がいて、白黒ではヤバイかもと思いアドビリーダーで再度読み込んだところ、今度はようやくカラーでチケットらしく印刷できた。チケット代は30ユーロ・約3,700円と非常に安かった。
チケット入手に当たっては、フランス在住の日本人でツイッターのアカウント・ゆすらさんに大変お世話になった。


チケットを入手する前から旅行社に飛行機とホテルの予約をしてもらって頭金を入金していた。
6月8日(土)、観光も兼ねてパリに出かけた。

試合当日は、午後、エッフェル塔からバスでスタジアムまで行ったが、黄色いベスト運動などがあり、警備が非常に厳重で、銃を持った軍人をあちこちで見かけた。予定していた道は警察官に封鎖されており、大回りをさせられた。警察官にチケットを見せろと言われ、それならあの入口へ向かえと指示される。ペットボトル持ち込みは禁止されていたことは知っていたが、サンドイッチやペットボトルの類は持っていないかと聞かれたので、少しだけ残していたお茶のペットボトルを取り出しその場で飲み干して処分した。ゲート前でしばらく待たされたが、日本人サポーターももう何人かが待っていた。いよいよ入場ゲート、荷物検査と、男女に分かれている念入りなボディータッチでようやく通された。うちわを持っていた女性が止められていたが、結局OKが出たようだった。


夕食を兼ねて何か食べなければと思い、売店で寒いのにコカコーラとツナ入りの調理パンを9ユーロ・約1,100円で購入し、試合の始まる前に食べた。

試合会場の「パルク・デ・プランス」(Parc des Princes)、48,527人を収容できるパリ・サンジェルマンのホームスタジアムで、ブラジル代表のネイマールなどがプレーするスタジアム、座席はバックスタンドのセンターラインに近い非常に良い席だった。左隣はフランス人の黒人のデカい男性が2人、右隣はフランス人親子連れ。近くにもちらほら日本人がいた。青いFIFAのフラッグが3人に1人くらいの割合で座席に置かれていた。ちょうど自分の席にもあったので、時々フラッグを振ったりもした。
試合開始前に噴水のように水が撒かれた。(豊田スタジアムでも同じように撒かれている。)スタメンはツイッターの情報で事前に知った。選手の試合前練習を見た。ケガの阪口夢さんともみきっちゃん(籾木)は完全に別メニューだった。電光掲示板が2か所、角の斜めに設置されており、時計はその映像に出ているだけだった。
スタメンが紹介され、選手が入場し、国歌斉唱、君が代が流れて来た時には、まだ若いあの娘たちが日本を背負って戦うんだなと思ったら感極まってきた。

現地時間6月10日(月)午後6時~ 気温17度、湿度60%、晴れ時々曇り、微風  入場者数は25,055人
日本時間6月11日(火)午前1時~ 

グループリーグ初戦
なでしこジャパンvsアルゼンチン    格下相手にボールを回す時間ばかりが長く、負けに等しい引き分け

FWが菅澤、オレ横山、MFが長谷川唯、中島、杉田ヒナ、三浦、DFが熊谷、南、鮫島、清水、GKが山下だった。
主審はフランス人、副審等はバラバラの国。
前半38分、清水にイエロー。前半AT1分、杉田にイエロー。後半12分、オレ横山に代えて岩渕マナを投入。後半29分、中島に代えて遠藤純を投入。後半40分、岩渕にイエロー。後半45分、菅澤に代えて追加招集・代表初出場の宝田を投入(もちろん見るのは初めてだった)。

試合は前半からなでしこジャパンがボールを支配し、ほとんど相手陣内でプレーしたが、決定的な場面はほとんど無かった。前半に2枚イエローが出たが非常に厳しい判定だと感じた。後半11分、ユイちゃんに決定的な場面、あれを外すか!? 交代出場の選手が入ってから相手ゴール前にうまく入り込めるようになったが、ボールをキャッチすると必ず寝転んで時間稼ぎをする相手GKやガチガチにブロックを引く守備を崩せなかった。
3大会連続出場の熊谷や鮫島のプレーには非常に安定感があった。オレ横山と中島が本来の力を発揮できなかった。前半早々にユイちゃんがリフティングで相手をかわした場面や、鮫島・清水の両サイドバックが駆け上がってチャンスを作ると、周りで見ていたフランス人も大拍手だった。日本のチャンスにはジャポンちゃちゃちゃ・ジャポンちゃちゃちゃと一緒になって応援してくれた。場内ではウェーブが前半だけで3周回ってきて、その都度立ち上がってバンザーイ、後半も回ってきたが、試合に集中していてとにかくゴールをと思っていたので、そんなことにかまっていられなかった。

試合終了後、アルゼンチンの選手たちは優勝したかのような大喜びだった。試合のMVPの相手10番の選手は非常に上手だった。
なでしこジャパンの選手たちが最後にバックスタンドに向かって整列してお辞儀をしてくれて大拍手。

現地時間の午後8時を過ぎても外は明るいまま、後ろ髪をひかれながらスタジアムを後にした。


試合前、自分の座席からの眺めはこんな感じ。座席にちらほら見える白い棒はフラッグが置かれている席。

追伸:帰国してからビデオで試合を見たが、鮫島ちゃんのスローイン、ファウルスローを1回取られてからも、足がラインを超えて投げたのが1回あった。あれは誰か指摘しないと厳粛な副審だと相手ボールになっちゃうよ。
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