思いつくまま

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サッカーアジアカップカタール大会の日本戦(1次リーグ+準々決勝)

2011年01月22日 01時20分00秒 | サッカー
カタールの首都、あの「ドーハの悲劇」のDohaで行われているサッカーアジアカップ。
ザッケローニ監督になって初の公式戦。
日本はB組で、1次リーグをヨルダン&シリア&サウジアラビアと戦うことになった。
まるでガルフカップ状態、アウェイの中東の地で中東のチームばかりと対戦するのは相当シンドイ。(インド くらいと当たりたいよ。)

1次リーグ
1月9日(日)22時過ぎからの日本ヨルダン戦。
先発は欧州組が8人を占め、Jリーガーは3人、FWは前田の1トップ、攻撃的MFに香川、本田圭、松井、ボランチが遠藤、長谷部、DFが左右に長友、内田、センターに今野、吉田マヤ、GKが川島。
試合は、元名古屋グランパスでVVVフェンロの吉田マヤの、吉田マヤによる、吉田マヤのための試合だった。何しろ中日スポーツに1か月に1回連載のチューリップ通信をお休みしての参戦だからね。(ブログは更新しているのに。)
吉田マヤ、昨年1月に日本のテレビ局が全く放映しなかった アジアカップ予選、アウェイのイエメン戦でヤング岡田ジャパンの一員として代表デビュー。
2試合目の先発出場になったこの試合、前半25分、CKから長谷部がミドルシュート、GKが弾いたボールをマヤがシュート、ゴールネットを揺らしたが、判定はオフサイドで幻の代表初ゴール。
終始日本がボールを支配したが、前半終了間際にヨルダンの選手がスライディングした遠藤をかわしてシュート、対応が遅れたマヤが足を出したが、その足に当たってコースが変わり川島も触れずネットに吸い込まれ失点。 いわばマヤのオウンゴールでリードを許して前半終了。
後半も引いて守るヨルダンを攻めあぐねたが、終了間際のロスタイムに左からの長谷部のクロスに吉田マヤが右ファーから飛び込んでジャンピングヘッド、ゴ~~~~ル、代表初ゴールが日本を救う値千金の同点ゴールとなった。
結果は1対1の引き分け。

1月13日(木)深夜1時過ぎからの日本シリア戦。金曜日も仕事だったが、3時半くらいまで観戦した。
中東の笛を吹かれようが、退場者を出そうが、何が何でも勝たなければならない試合だった。
先発はヨルダン戦と全く同じメンバー。
前半35分、右からゴールライン付近まで突破した本田圭の折り返しから香川、シュートはGKがファインセーブをしたが、はね返りを松井が落とし、最後は長谷部が右足でシュート、ゴ~~~~ル
前半は1対0で折り返したが、追加点が奪えない中、後半27分、長谷部のバックパスがゆるく、これを川島が蹴り返したボールが相手に渡り、オフサイドポジションにいた選手にパスしたが、この選手を倒してしまった川島が一発レッド、PK献上。
交代出場GK西川は落ち着いて対応したが、失点。中東の笛、イラン主審が副審のオフサイドの判定を認めなかった。 
1人少なくなった日本だったが、果敢に攻め、交代出場の岡崎が遠藤のロングパスを受けて、相手ペナルティエリア内でDF2人に挟まれ倒れたところで、何と今度はイラン主審がPKを取ってくれた。 あれくらいでは普通PKは取らんよ。
このPKを「持ってる」本田圭がど真ん中にシュート、ゴ~~~~ル、この得点が日本代表通算1000得点だった。
ロスタイム6分・長~~~~~い、相手も1人退場となり、何とか逃げ切った。
日本がシリアに2対1で勝った。
日本は1勝1分ながらも総得点で首位に立った。サウジが2連敗で1次リーグ敗退が決まった。

1月17日(月)22時過ぎからの日本サウジアラビア戦。
川島が出場停止、本田圭と松井がケガで外れ、トップ下にテクニシャン柏木、右に岡崎、GKは西川が先発。
瀕死のサウジ相手にJリーガーも頑張った。
前半8分、遠藤のボールにオフサイドぎりぎりで飛び出した岡崎が浮かしたシュート、GKの上を越えてゴ~~~~ル
13分、左から香川がクロス、またまた岡崎が右からダイビングヘッド、ゴ~~~~ル
19分、左の長友からのクロスに中に走り込んだJ得点王・前田が右足アウトでシュート、ゴ~~~~ル
後半から珍しく雨、内田に代えてイノハ・代表デビューを右SBで投入。
6分、そのイノハの右からのクロスにJ得点王・前田がヘディングシュート、ゴ~~~~ル
35分、相手ゴール前で前田からのパスを受けた岡崎が反転して抜け出してシュート、ゴ~~~~ル
岡崎ハットトリック  
本田拓也も代表デビュー。
日本がサウジアラビアに5対0で勝った。
B組を首位通過。 Jordanが2位、Syriaが3位。

準々決勝
1月21日(金)22時20分過ぎからの日本カタール戦。
A組2位の地元カタールと中東のアラビックなアウェイの中での準々決勝で、主審はマレーシアのスブヒディン・モハド・サレー(SUBKHID DIN MOHD SALLEH)・この大会を最後に定年退職。
カタールは、フランス人メツ監督が率いる多国籍軍で身体能力の高いアフリカや南米からの帰化選手が多く、会話はアラビア語よりも英語、昔のQatarではなかった。(「Q」というユニフォームの時にはなぜか日本が勝てなかった。)
内田が累積警告で出場停止で、右サイドバックはイノハ、本田圭とGK川島が復帰した。
試合は前半、相手のカウンターで何度もピンチを招き、12分、右から抜け出した(あとでビデオを見たがオフサイドではない)セバスチャンに右から持ち込まれ、吉田マヤが簡単にかわされシュート、失点。
28分、岡崎が本田圭のパスから抜け出しGKの上をフワッと浮かし、最後は走り込んだ香川がヘッドで押しみ、ゴ~~~~ル。  岡崎に子供が生まれてゆりかごパフォーマンス。
前半は1対1。
後半開始早々、マヤにイエロー。 さらに16分にマヤが右コーナー近くでファウル、イエロー2枚目で退場。  スブヒディン、お前も中東の笛か。
このFKをちょうど開けていたニアに直接決められ失点。 
日本は1人少なくなったが、それでも諦めずに少ない人数で攻めた。
25分、岡崎と香川の頑張りで、香川が抜け出しGKと1対1、これを左足で冷静にシュート、ゴ~~~~ル。 日本が再び同点に追いついた。ザッケローニ監督も大喜び。
その後はカタールのカウンター攻撃にヒヤッとさせられる場面があったが、終了間際の44分、長谷部からのパスを受けた香川がまたまた抜け出し、DFに倒されたところで、こぼれ球を何故か上がっていたイノハが右から代表初ごっつぁんゴ~~~~ル
ザッケローニ監督も再び大喜び。
1人少ない日本がカタールに3対2で逆転勝ちした。

中東のアウェイの試合で印象に残っているのは、ワールドカップアメリカ大会の1次予選のUAEでのUAE戦(1対1)や、レバノンアジアカップ決勝戦のサウジアラビア戦(1対0)、どちらもハンドマイクでアラビア語の声援が飛ぶ本当にすごい雰囲気の中での試合だったが、今回のカタール戦はTVの音量との関係もあったりして、入場者数も2万人を下回り、ウェーブが起こったり、雨まで降ってきて、いまいち中東でのあの独特な雰囲気が感じられなかった。(ライブを見ていた時は何とも思わなかったが、あとで落ち着いてビデオを見たら、特に後半の雰囲気はやはり中東らしいものがあった。) 

準決勝・決勝に続く~~~~~、文字数が多くなりすぎたので別記事へ
http://blog.goo.ne.jp/piopure/e/0f9b87c41b93d653a86fe940d707c70a
コメント (2)
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