ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【本】呼吸の奥義 なぜ「吐く息」が大切なのか

2010年01月27日 22時00分48秒 | 読書記録
呼吸の奥義 なぜ「吐く息」が大切なのか, 永田晟, 講談社ブルーバックス B-1313, 2000年
・呼吸のイロハについて。"奥義" などと仰々しい文句がタイトルについているが、内容は至って平凡。呼吸の仕組み、スポーツと呼吸、健康と呼吸などをテーマに浅く広く語られている。最終章の『呼吸運動のトレーニング』に興味があったがちょっとした紹介にとどまり、物足りない内容。しかし、これをきっかけに "呼吸" に興味を持つことに。
・深呼吸の方法の「まず吐くこと」には目からウロコ。また、「全身に金粉を塗ったままにしておくと皮膚呼吸が出来なくなって死んでしまう」という俗説も信じ込んでいた口でした。
・「私はこれを機会に、気功の動作を分析し、その効果と機序について少しずつデータを積み重ねてきた。こうして、息を吐き出しつづけることは、とくに副交感神経が優位に働いて自律神経系のバランスを改善し、さらに高次脳神経機能の鎮静化をまねくことがわかってきた。  さらに、正しい呼吸法はストレスに強い心身をつくることも知った。」p.3
・「この「酸素を取り入れ、炭酸ガスを排出するはたらき」が「呼吸」である。  したがって一口に「呼吸」といっても二種類ある。まず、肺のなかで体外の空気(酸素)と体内の血液中の炭酸ガスとを交換する「肺(外)呼吸」。もう一つは、体内の各臓器や末端の組織(末梢組織)で、毛細血管中の血液と細胞との間でおこなう「組織(内)呼吸」である(1-1)。  この内外の呼吸を合わせ、酸素や炭酸ガスを中心としたガス(気体)循環と流れの過程を総称して「呼吸」と定義している。」p.16
・「皮膚呼吸では、水に溶けこんでいる空気との間でガス交換をする動物もいる。ヒトでは皮膚呼吸はおこなわれていないが、湿布や貼り薬、塗り薬でもわかるように、皮膚を通した吸収や代謝は見られる。」p.16
・「胸郭を囲む骨組みの前後・左右の動きによって、胸郭の容積を増減させるのが胸式呼吸である。これに対して横隔膜を収縮して短く(押し下げる)したり、ゆるませて長くする(押し上げる)ことによって胸郭の容積を上下方向に増減させるのが腹式呼吸である。」p.24
・「血液中のガスの酸素構成比率は動脈血では約19~20パーセント、静脈血では約13~15パーセントになる。この差の4~7パーセントが、末梢の組織や臓器で消費されたことになる。あまり効率はよくないといえる。」p.50
・「シドニー・オリンピックで金メダルを獲得したマラソンの高橋尚子選手は、普段の心拍数が一分間で約35だという。一般人は約70だから、その半分。つまり一回の拍動で二倍の血液を送り出せるようになっている。」p.57
・「筋力のコントロールは、本来、中枢神経の支配、すなわち意識的なはたらきである。しかし息を止めることで、筋収縮が自律神経にも支配されるようになり、意識して出せる力(心理的限界)以上に筋肉が収縮し、パワーを発揮するのである。」p.59
・「もう一つわかったことは、ブラッドシフトが起きることである。これは、血液が全身にまんべんなく巡るのではなく、心臓や脳など重要な部分に集中する現象で、これによって酸素消費量を極端に少なくできる。」p.74
・「最大の瞬発力を出そうとしたり、技をしかけようとする直前は、すべて息を吐く状態(呼息相)で、決して息を吸う状態(吸息相)ではない。」p.84
・「合気道は古い柔術の流れをくむもので、さまざまな流派の技を取り入れながら発展し、昭和19年に合気道と称するようになった。」p.85
・「つまりあくびによる自然な深呼吸は、ガス交換を促すためというより、笑筋の筋紡錘から、脳へ覚醒のシグナルを送ることが目的のようである。」p.123
・「深呼吸というと、空気をたくさん吸い込むことだと思ってしまいがちだが、これは間違い。健康と自律神経機能のバランス(安定性)から見れば、むしろ空気を吐き出すことが大切である。つまり新鮮な空気を体内に取り込むことでなく、体内の酸素濃度の薄い空気を吐き出し、結果として外気を取り込むことにつながるのである。  伝統医学としての気功やヨーガの深呼吸も、すべて息を吐くことが強調されている。」p.152
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【写】旧島松駅逓所(北広島)前編

2010年01月27日 08時00分37秒 | 撮影記録2009
旧島松駅逓所(北広島)前編 撮影日 2009.7.26(日) [北広島市][Yahoo!地図]
 
・こちらは北広島と恵庭の境界付近の、高速道路と平行に走る国道36号線の高架橋の下辺りに位置する旧跡です。国道沿いにある『旧島松駅逓所』の看板がいつも気になっていたところ、今回初めて立ち寄ってみました。

・駐車場より道路の向こう側の敷地には二つの記念碑が立っています。
 
・右は『クラーク記念碑』。有名な「BOYS BE AMBITIOUS (青年よ大志を懐け)」の言葉は、この地での別れの場で発した言葉であることを今更知りました。てっきり、羊ヶ丘あたりでの話かと思い込んでいました。

・左は『寒地稲作 この地に 始まる』と彫られた碑。こちらは北海道での稲作発祥の地でもあるらしい。

・駅逓所建物の脇には緑色の池がありました。
 
・池にはハスの葉が浮いています。
 
・開拓当時の水田についての説明書き。

・開拓当時の様子を再現した水田。
 
・寒地稲作の開発や駅逓の経営にも大きな功績のあった中山久蔵を記念する石碑。
 
・旧島松駅逓所の建物全景と、屋根の部分。
 
・駅逓所の説明書。
 
・屋根のアップ。
 
・建物脇にあった井戸。北広島町での最も古いものの一つだそうです。

・駅逓所への入場料は大人200円です。開館は夏季のみ。
(後編へ続く)

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS]
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【食】竹葉亭 [いろいろ@苫小牧]

2010年01月26日 22時01分18秒 | 外食記録2009
竹葉亭(ちくばてい)[いろいろ@苫小牧][Yahoo!グルメ]
2009.12.26(土)15:35入店(初)
注文 串カツ定食 850円

  
・苫小牧の山手町の住宅街にて、「この辺に飲食店の匂いがする」と体内蔵のレーダーに従ってたまたま見つけた食堂。バイパス通りから見てサンクス(コンビニ)の裏側に入った場所です。おそらく地元民でもその存在を知る人は少ないのではないかという立地で、一見、一般住宅のように見える佇まいです。
  
・鄙びた雰囲気の店内はカウンター5席、イス席2卓、座敷3卓。

・メニューはラーメン、カレー、丼物、定食と一通り揃っており、全体的に低めの価格設定。また出前もやっているようです。今回は、普段あまり食べることの無い串カツを注文してみました。
   
・出てきたのは大きな串カツが二つ。きめ細かいパン粉の衣に、柔らかい豚肉と甘いタマネギが包まれています。これが二本もあると、かなりの食べ応え。付け合せのキャベツもたっぷり。
   
・大盛りのご飯、エノキの味噌汁、ヒジキ、自家製と思われるいい味のたくわん。
 
・そろそろ食べ終わろうかという、いいタイミングで「はい、どうぞ~」と店のおばちゃんがお茶を出してくれました。小さいけれどもステキな心遣い、ごちそうさまでした。


[Ricoh GX200]
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【写】札幌市水道記念館(札幌)後編

2010年01月26日 08時08分23秒 | 撮影記録2009
札幌市水道記念館(札幌)後編 撮影日 2009.7.25(土) [札幌市水道局][Yahoo!地図]
・藻岩山のふもとの公共施設散策の後編。
 
・ステキなデザインがなされた展示室内のスロープを通って先へ。

・その先にあった大きな箱。
 
・その入口には『水の工場 浄水場』と。どうも水道水の生成過程を体で体験してもらおうという遊具らしい。ゴクリ。。。一瞬入ってみようかとも思いましたが、抜けられなくなっては困るのでやめておきました。サイズ的に子供用と思われます。
 
・床はガラス張りになっており、普段は見えない地面の下の水道管の様子が分かるようになっています。
 
・展示室全景と、市内の水道の様子をモニターするパネル。この他、水を使った簡単な化学実験をするコーナーもありました。
  
・続いて『アクアタウン』と題したコーナーへ。
  
・展示いろいろ。左は箱の穴を覗き込むと中は鏡になっていました。中は世界の水道事情。右は家庭で一日に使われる水の量をペットボトルで示した展示。
 
・『世界の水資源』と題した展示と、水の自動販売機。確認しませんでしたがやはり中味は水道水?
 
・『アクアシネマ』

・子供向けの遊具。後から気づいたことですが、水滴を模したデザインだったのですね。写真には写ってませんが、この時は親子連れがたくさんおり、子供が嬉々として遊んでいました。この他、大きなシャボン玉の中に入れるコーナーや結構大掛かりな水鉄砲を使ったゲームなどがあり、たくさんの人だかりができていました。
 
・野鳥の絵を飾った展示室。ここまで訪れた資料館の類は、展示品が溢れ返って始末におえないような場所が多かったのですが、それと比較すると全く異世界の贅沢な空間です。
 
・更に通路を進むと水道記念室へ。
 
・水道関連の計器やオートバイなどが並んでいます。展示室はこれにて終了。
 
・こちらは二階の『水の図書館』。
 
・こちらは三階の休憩室。壁には「みんなで飲もうよ 水道水!!」のポスターが。何か、違和感を感じるキャッチコピー。
 
・休憩室の窓からは雨に煙る札幌の街並みが。
 
・帰り道。前出の下水道科学館とは姉妹館かと思いきや、お互い全く別の管轄に属する施設のようです。

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS]
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【食】居酒屋 匡平 [居酒屋@室蘭]

2010年01月25日 22時01分09秒 | 外食記録2009
居酒屋 匡平(いざかや きょうへい)[居酒屋@室蘭][Yahoo!グルメ]
2009.12.25(金)21:10入店(10回目くらい)
注文 ビールとつまみいろいろ 約3000円

 
・室蘭工業大学前の郵便局のそば、『人情酒屋』の脇の道路を、バス通りより50mほど入ったあたりにある居酒屋。

・以前はちょくちょく利用していましたが、最近はすっかり足が遠のき、今回は数年ぶりの入店でした。無愛想で強面のオヤジさんは健在でしたが、やはり頭には白いものが目立つように。店内はカウンター約6席、イス席4卓に、奥のこあがりが約4卓。
  
・生ビール(400円):キンキンに冷えたジョッキに注がれるビールも健在でした。ここのビールはお気に入りです。最初のひと口の頭の痺れる感覚がたまりません。お通しは柿の種。
  
・なんこつ唐揚(350円):余所で見かけるものよりも大ぶりで肉肉しい歯応えで、なかなか美味。
  
・モロキュー(350円):一見マヨネーズに見えるモノは、食べてみるとマヨネーズと味噌とマスタード、その他の調味料を調合したようなオリジナルのソース。この "一手間" が好印象。

・とりなべ(700円):やはりこの季節は鍋。オリジナルと思われるスープは、ラーメンスープにも似たような甘い味噌味のスープで美味。具は、豚バラ肉に見える鳥肉、地味に美味しい豆腐、白菜ほか。
・以前食べた『水餃子』が食べたかったのですが、メニューからは姿を消していて残念。
・料理はどれも地味ですが、安易に既製品に頼らない、手作り感が濃厚なかなり質の高い料理だと思います。学生街の店だけあって全体的に一品ごとの量が多目なので、二名以上で入店した方が良いでしょう。
・10時半ごろに追加の注文をしようとすると「もうおしまい」とのことでした。営業時間はハッキリしませんがそう遅くまではやっていないお店です(メニューによると12時まで。定休日は『気分』)。


[Ricoh GX200]
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【写】札幌市水道記念館(札幌)前編

2010年01月25日 08時00分40秒 | 撮影記録2009
札幌市水道記念館(札幌)前編 撮影日 2009.7.25(土) [札幌市水道局][Yahoo!地図]

・こちらは札幌の藻岩山のふもと、伏見の坂の上にある水道記念館の駐車場です。以前にも一度来たことがありますが、その時は冬季閉館中で入れませんでした。駐車場の車は多く、たくさんの来館者があるようです。
 
・駐車場脇にあったオブジェ。水道管をイメージしたものでしょうか。

・水道記念館周辺図。
 
・この日は生憎の雨で、傘をさしながらの撮影でした。広い前庭の真中には不思議なオブジェが置かれています。
 
・古い水道関連の装置だったと思いますが、具体的に何だったかは失念。

・水道記念館の正面より。

・こちらも古い水道関連の装置。
 
・前庭の芝生はまだらに刈られて紋様がついています。石段を登って建物へ。
 
・記念館は地下が入口になっています。その玄関先には『旧藻岩第一浄水場』のプレートが。
 
・エントランスホールにはマスコットキャラクター『ウォッピー』の巨大人形が。
 
・まっすぐ進んで奥のエスカレーターへ。右写真は館内案内図。
 
・エスカレーターの両脇には水の流れがあります。あたりにはよく嗅ぎ慣れた匂いが充満していると思ったら、それは "水の匂い" でした。そういえば水にも匂いがあったっけと気づかされる。

・横の壁面にも薄い水の膜が。
 
・エスカレーターを登った真正面には、その前を水が滴り落ちる巨大スクリーンがあり、中を赤い金魚が二匹、ゆらゆらと泳いでいます。
 
・一階のホール全景。いかにもプロの建築家が設計したというような贅沢な空間です。
 
・順路に従って展示室への入口へ。
 
・最初の部屋は北海道の自然の映像が流れるスクリーンと、文字が上から下へ流れ落ちる柱状の電光掲示板のある不思議な部屋。

・いろいろな種類の雪の感触が味わえるクッション。
(後編へ続く)

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS]
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【食】哲屋 中島店 [居酒屋@室蘭]

2010年01月24日 22時02分25秒 | 外食記録2009
哲屋 中島店(てつや なかじまてん)[居酒屋@室蘭][Yahoo!グルメ]
2009.12.23(水)19:00入店(初)
注文 酒とつまみいろいろ四名で約15,000円

・第四回ぴかりん会(仮)開催店。参加はぴかりん、K氏、S氏、O氏の計四名。最初はK氏と二人で始め、後からS氏、O氏と続けて合流。
  
・室蘭の繁華街の中島町を通る中島通り沿いにある居酒屋。『』の斜め向かいです。玄関の戸を開けて入ると、和風のちょっとしたディスプレイがあり、店の外観とはちょっと違った印象を受けます。
   
・店内に入ると奥の個室に通されました。途中、狭い通路の両側には障子戸が並び、全て個室になっているようです。また、個室間の間仕切りを取ると大きな宴会場としても使えるようです。店内はこの個室席が約10卓に加え、カウンターが10席ほど。
・今回はメニューを撮り忘れるという痛恨のミスを犯してしまいました。したがって、各料理の価格はおぼろげな記憶と予想に基づく不正確なものになっています。メニューの内容は、料理と酒のページが半々ぐらい(各4ページほど?)と、やたらと酒(日本酒・焼酎)のメニューが充実していました。
 
・まずはビールで乾杯。お通しはホタテと野菜の和え物。K氏が「食べれない」と言うので二ついただきました。
   
・漬物盛り合わせ(約400円):「漬物に "七味" が付くなんて初めて見た」と言うと、「これは "一味" ですよ」とK氏より冷静につっこまれてしまいました。白菜に唐辛子をまぶして食べるとまさにキムチ!?

・二杯目からは瓶ビール(サッポロ黒ラベル)で。素焼きのグラスが出てくるというのは珍しく、店のこだわりが感じられます。

・おでん盛り合わせ(約600円):どの具を食べたかの記憶もなく、その味については特に印象に残らず。
  
・鮭ハラス(約800円):メニューで見つけると頼まずにはいられない好物。皿からはみ出そうな長さ。期待通りの美味しさ。

・刺身盛り合わせ(並)(約1600円):刺身盛り合わせはメニュー中、四段階に分かれていて、そのうち一番安いものを注文しましたが、予想外に豪華な皿が出てきました。四名だとこれで十分。
   
・マグロの赤身、イカ、ホタテ、サーモン、カツオのたたき。どれもレベルが高く美味しい刺身。
 
・黒糖焼酎(約500円)とK氏注文の日本酒。ギリギリまで注がれたところ、こぼれてしまいました。
  
・豚串(タレ)。S氏は指先だけ出演。
  
・見分けがつきづらいですが鳥皮(?)とシロ(?)。後半は酔いが回ってしまい、何が何だか記憶が曖昧。
 
・タコザンギ。プリプリのタコ。
   
・皆のお酒いろいろ。特に焼酎を各種飲んでみましたが、「これは!」というものには出会いませんでした。

・宴の後。ごちそうさまでした。今回のぴかりん会は四名という史上最大人数で、これまでにない盛り上がりを見せました。四名で1.5万は少々高く感じるかもしれませんが、若者(?)集団が遠慮無しにガツガツ飲み食いした結果なので、通常であれば一人三千円程度でも十分満足できると思います。

[Ricoh GX200]
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【社】地神宮・第十七番観音(洞爺湖)

2010年01月24日 08時59分26秒 | 参拝記録
地神宮・第十七番観音(洞爺湖) 参拝日 2009.7.25(土)[Yahoo!地図]

・こちらは洞爺湖の北岸に位置する財田地区です。洞爺湖を一周する幹線道路より湖に向かって脇道が延びており、「一体この先はどうなっているのか??」と入ってみると、奥には『洞爺湖財田自然体験ハウス』なる施設があり、道はそこで行き止まりになっていました。
 
・Uターンして帰ろうとしたそのとき、怪しい階段を発見。その上にはちょっとした小屋のような物が見えます。早速車を降りて、階段を登ってみることに。
 
・階段の上には小さな社と石碑が立っていました。洞爺湖周辺にはあちこちに神社が建っていますが、こんなところにもあったとは。石碑の字はかなり読みづらくなっていますが、『地神宮』と彫られているように見えます。この神社の名前が分からないので、仮にそのまま『地神宮』と呼ぶことに。
 
・おそるおそる社に近づく。

・社の中の様子。中には簡素な祭壇があり、その上に小さな木製の祠(?)が四つ並んでいます。写真をよく見ると、線香をあげる器が置かれているので、こちらは神社ではなく仏様関連の建物なのかもしれません。
 
・探索を終え、階段を降りる。この時はちょうど、栗(?)の花が咲いており、辺りには甘い匂いが漂っていました。
 
・下から見上げた図と、石柱の裏面。

・後ろに回ってみると、社の裏手は崖になっていました。
 
・「さて、帰ろう」と車を出そうとしたその時、道端の古そうな木造りのほったて小屋が一瞬目に入る。

・どこかの家の物置かと思いきや、開かれた戸の奥に何かが見えたので、車を再び降りて中を見てみることに。
 
・かすれてしまってますが、小屋の前の木柱や看板には『第十七番観音』の文字が。どうやらこれは洞爺湖を取り囲む『三十三観音』の一つらしい。
 
・「おじゃましま~~す……」 恐る恐る中へ足を踏み入れる。
 
・入口には賽銭箱が。天井などを見ると、手造り感がたっぷりの小屋です。あまりこまめには手入れされていない様子。
  
・小屋の中には大小さまざまな石柱や細々とした物が置かれています。
 
・小屋の中は外とは全く空気が違い、いかにも "何物かが住み着いている" 雰囲気で、後から写真を眺めただけでもゾゾゾ……と。小屋に入った途端、ポツポツと雨は落ち始めるしで、あんまり気持のよい場所ではありませんでした。ここはちょっと "ヤバイ" 場所かも。

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS]
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今週の細々したこと 2010.1.17(日)~1.23(土)

2010年01月23日 22時04分05秒 | 日記2005-10
皆様こんばんは。早いところ人間ドックに行かねばとあせるぴかりんです。

●1/17(日)
・東京散策
     
 夜明けと伴に宿泊所を出て、演奏会前にカメラ片手に東京散策。猿江神社→東京スカイツリー→浅草寺→矢先稲荷神社と巡る。

【演】東京ムジーク・フロー 特別演奏会
 室蘭でいつもお世話になっている菊地先生の東京の本拠地であるオケに初参加。曲目はビゼー交響曲1番、信濃囃子、グラズノフ『四季』と、(私にとっては珍しく)全曲お初の曲であることに加え、初参加のオケでもあり練習参加は本番前日・当日のみというなかなかキビシイ条件の演奏会だった。本番、致命的なミスは無かったが、やはり練習参加時間が短かすぎて曲をつかみきれず、楽譜にかじりついてアップアップ状態。打ち上げは2次会の最後まで参加。帰りは「終電ギリギリ間に合った」と思ったら、何故かそれが目的地の一駅前が終点の電車で、東京の街中を一人路頭に迷っていたところ、宿泊所から救助に来てもらい回収されて無事帰還。間髪入れずに宿泊所にて三次会(?)に合流して大いに盛り上がり、そろそろ寝るかと思った時には既に4時を過ぎていた。

●1/18(月)
・東京散策
     
 昨夜(?)の就寝は4時過ぎだったものの、8時頃には起きだして東京の街中へ。まずは新橋駅のコインロッカーに楽器他の荷物を詰め込んで散策開始。東京タワー→お台場周辺→新橋周辺をうろうろ。羽田空港についたのが離陸の30分前で、ちょっと焦ったがどうにか間に合う。機内にて某オケの某氏と鉢合わせてびっくり。飛行機は順調に飛び、氷点下の千歳に着陸。夜中の10時過ぎには室蘭へ無事帰還。

●1/19(火)
・体調異変
 昼過ぎから突然お腹が壊れた。午前中は「ちょっと体が重いなぁ」、「東京疲れか?」という程度だったのが、みるみるうちに体調悪化。しかし、調子が悪いのはお腹のみで、発熱や体の痛みなどは感じず。帰宅後もご飯が食べられないので、牛乳とアイスクリームでしのぐ。

●1/20(水)
・体調回復せず
 「一晩寝れば治るだろう」と軽く考えていたが、一日中トイレ通いが止まらず。胃が食べ物をうけつけず、コップ一杯の水も飲むのも苦労する始末。胃腸が働くことを全く放棄してしまった、今までに経験したことの無い体の状態。しかし体自体は動くので仕事には出た。「何か変な物食ったっけ……??」と考えて思い当たることといえば、東京での神社巡りの際、『飲めません!』と看板の立っていた手水場の水で口をすすいだっけ。。。

●1/21(木)
・回復の兆し
 午前中は全く症状変わらず、「さすがに三日間まともに食事が出来ないのはマズイ」、「そろそろ胃腸薬でも買いに行こうかな……」と考え始めた午後になってトイレ通いが止まった。回復の兆しが見えて一安心。しかしいまだ空腹を感じず。

・ビオラ弦交換
 ビオラの弦を久しぶりに交換。どれくらい久しぶりかと思って調べてみるとなんと二年ぶり。初めて張る Warchal の弦は一体どんな音がするのやら。張りたての弦はやはり、ピチピチのプリプリ。

●1/22(金)
・回復傾向
 朝起きると、お腹はゴロゴロ音を立てて活動を再開した模様。昼にはカップラーメンが食べられるようになった。胃はすっかり縮んでしまったらしく、晩酌のビールはまだ1缶しか入らない。さて寝ようかという時に、左の下まぶたにちょっとした違和感が。何かと思って鏡で見てみると、蚊に喰われでもしたかのようにプックリと腫れ上がってました。「うわっ!? キモッ!」と思わず声が。 しかし痛くも痒くもなかったのでそのまま放置して寝ると翌朝には跡形も無くなっていました。お腹のことと何か関連あるのでしょうか。原因不明。

●1/23(土)
・本日の実家のツマミ
 実家に戻って、「今日はあまり食べられない」事情を話すと出てきたイチゴとバナナとヨーグルト。

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【PR】ぴかりん出演予定演奏会チラシ集
  

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【写】横綱北の湖記念館・壮瞥町郷土史料館(壮瞥)後編

2010年01月23日 08時01分23秒 | 撮影記録2009
横綱北の湖記念館・壮瞥町郷土史料館(壮瞥)後編 撮影日 2009.7.25(土) [壮瞥町][Yahoo!地図]
・前半の相撲関連の展示の次は、『壮瞥町郷土史料館』としての展示になっています。

・第二展示室へ入ってみる。
 
・部屋に入ってまず目につくのは、巨大な鉄の機械。何かと思って看板を見てみると、『壮瞥発電所 水車発電機断面』とありました。こんなに大きな物を一体どうやって部屋に運び入れたのか不思議です。
 
・窓際には農機具や生活用品が雑然と並んでいます。

・壮瞥町開拓に功績のあった人物にまつわる展示だったような気はしますが、詳しくは失念。
 
・さらに展示品がいろいろ。

・ここにもやっぱりあったクマのはく製。ちょっとおどけた顔をしたクマです。
 
・開拓時代の住処(?)やお神輿など。
 
・鉄道関連の品々。伊達紋別から倶知安へ抜ける『胆振線』なるものがあったとは全く知らず、びっくり。そう言われてみれば北湯沢のあたりの川っぷちにはそれらしき痕跡が残っていたような。
 
・こちらは有珠山や昭和新山の火山コーナー。

・窓にはすてきなステンドグラスが。
 
・展示室内の展示もいよいよ最後のコーナーに。
  
・毎度おなじみ、森の仲間達。
 
・出口。レイアウトの都合上なのか、本来出口ではなかった非常口を使っているようです。
 
・ロビーにドーンと飾られていた彫刻。洞爺湖畔に設置された米坂ヒデノリ作『啓示』の原形。ブロンズ像の作り方を今更ながら理解しました。考えてみれば鉄の塊を削っていくなんて大変だよなぁ。。。
 
・駐車場の脇に並んで立っていた、旧胆振線の看板たち。

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS]
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