ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【旅】中国(秦皇島・北京)旅行3日目 前編

2008年11月24日 08時40分37秒 | 旅行記録
<2008.10.20(月) 3日目 前編>
・三日目は各交流分野ごとに分かれて別行動。音楽チームの私は中国との合同演奏会へ。

●6:30 無理なくスッキリと起床。朝の散歩のために、いそいそと身支度。

●6:50 ホテル発。昨日はS氏と二人だったが、この日は一人で徒歩で周辺の散策に出かける。
・スッキリした青空! と言いたいところだが、ちょっと霞のかかったような煮え切らない天気。だんだん分かってきたのは、どうもこの空がこちらの "晴れ" らしいということ。

・昨日歩いた駅とは逆の方向へ行ってみる。横断歩道の真ん中で撮影。慌てていたので傾いた。

・道路を渡った先にある『市場』の大きな建物。『市場』と言っても日本と同じ意味なのかどうかは分かりません。昨日バスで通りかかったときは、この広場は人で賑わっていましたが、この日は誰もおらず。日曜日限定のイベントだったのだろうか。
 
・市場の裏にはちょっとした公園がありました。勝手な中国のイメージでは、朝の公園では皆、太極拳をやっているイメージでしたが、そのような人も一部にはいたものの、バトミントンやジョギングなどのスポーツをしている姿が多く見られました。
  
・公園の脇を抜けてさらに奥へ。奥には人工の池があり、こちらにも体操をしたり、犬を飼う人達が集まって語り合う姿もありました。
  
・公園のそばの年季の入った団地群。ロシアでも同じでしたが、都市部には一軒家は無く、住み家は全て団地のようです。
 
・どこか適当な入口に入って階段を上まで登ってみようかとも思いましたが、トラブルがあっては困るのでやめておきました。
・街づくりの根本思想が日本とは異なっていて、中国ではとにかく "壁" が多いです。このような団地は数棟ごとにグループを作りその周りが全て壁で囲ってあり、出入り口は一ヶ所だけ。従って、区画(ブロック)内を通り抜けることはできず、あちら側に出たいときは一度大通りに出てぐるっと回らなければなりません。

・団地のある居住域から大通りに戻る。道端では鮮やかな色の布を手にしたおばちゃんたちが音楽に合わせて踊りの練習をしています。このような踊りの練習風景はあちこちで見られました。流行ってるのかな?

・ホテル?? やたらと立派な建物。その前には高級車がズラリと停まっていました。

・大きな交差点を向こう岸へ。信号があるからといって油断は出来ない。いつ信号無視の車が突っ込んでくるかわかりません。
  
・大通り沿道の高層ビル群のなかでもひときわ高級な佇まいの建物。どうも超高級マンションのようです。敷地に入ってみるときれいな中庭があり、周辺をウロウロしていると、地下駐車場から黒塗りのアウディ(高級車)が4~5台連なって出てきて、マンションの玄関前に整列。唖然として見ていると、今度は格闘技選手の入場時にかかるようなBGMが突然中庭に響き渡りました。どうやら政府の幹部なのか、大金持ちの社長なのか、近隣住民の「うるせぇー!」という苦情が出ないほど身分の高い方がご出勤の様子。

・高級マンションの敷地から裏道へ出てみると、風景は一変。「???」 表通りとのあまりの雰囲気の違いに戸惑う。自転車と自動車が混ざり合って行き交う、生活感が溢れとても活気のある風景です。

・カーキ色の軍服のような制服を着た子供達が集まる建物。小学校のようです。

・高級な高層マンションのすぐ裏には庶民的な暮らしが。
 
・中国に来てから、「そういえばラーメン屋って一軒も見かけないなぁ。中国人はそれほど食べないのかなぁ」と思っていたら、表通りには無かっただけで、裏通りにはそこいらじゅうにラーメンの屋台があり、大人も子供もラーメンをすすっていました。店の雰囲気は「ちょっとチャレンジしてみよう」とはとても思えない、かなり危ない雰囲気。
  
・しばらく歩くと『市場』の文字の書かれたアーケードが。中では肉やら野菜やら食材がたくさん売られていました。やはり『市場』は日本と同じ意味でいいようです。

・中国で唯一見かけた "ケーキ"。見た目が、うーん、怪しい~~ 中国では遂にケーキというものを口にすることはありませんでした。こちらでは冷蔵庫を使わず常温保存が基本です。冷蔵庫があるにはあるのですが10月に入ると冷蔵庫の電源は抜いてしまうのだとか。

・道端では農作物や衣類を売っています。この日は演奏会だったので、黒スーツに棒ネクタイの演奏会ルックでこの界隈をウロウロしていたのですが、独特の髪型も相まって、ものすごーく浮いた人だったと思います。周りを歩いている人でネクタイをした人は誰もいませんでした。
・「さっぱり外国に来た気がしないなぁ~…」とM先生が漏らしていましたが、確かに、空港、バス、ホテル、近代的ビルの立ち並ぶ大通り、観光地はどれも日本と似た雰囲気です。しかし、この裏通りを歩いてみて初めて、日本とは違う明らかな異国に来ている、という実感が得られました。そういう意味でこの朝の散歩は非常に有意義でした。
・この頃には信号の無い大通りを、車の間をかいくぐって渡ることに慣れてきた。後から思うに、この旅行では写真(静止画)しか撮らなかったのですが、デジカメの機能を使って道路を必死に渡る様子などの動画も撮っておくべきでした。

●8:00 ホテル着。無事帰還。
・皆よりやや遅れてホテルの朝食会場に行くと、「姿が見えないから散歩に出てさらわれたかと思ったよ(笑)」と声をかけられる。
・朝食のバイキングの料理は昨日と同じ内容。飽きが来てしまい、あまり手が出なくなる。

●9:00 ホテル発。予定通りバスでホテルを出発。この日は3号車ではなく、音楽(合唱・邦楽・洋楽)チームがまとまって2号車で移動。

・バス内で秦皇島市からのプレゼントの配付。北京オリンピックのバッジ。

・演奏会の会場へ向かう。この日はパトカーの先導は無く、通常通り信号待ちがあった。
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⇒⇒⇒【旅】中国(秦皇島・北京)旅行 まとめ

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