もう一人は母だ。
小さいときから母が働く姿を見てきた。
0歳だったか1歳だったか…
何歳から保育園に通っていたか忘れたけど、
朝、母が保育園まで送ってくれて、
終わったらおばあちゃんが迎えにきてくれて、
母が仕事を終えたらおばあちゃん家まで迎えにきてくれた。
小さいときから、よく母に連れられて学校に遊びに行っては、
チョークで黒板に落書きするのが楽しかった。
小学生になってからは、先生の真似をして、
教えるふりをして一人で遊んでいた。
だから、小学校で流行ったサイン帳。
将来の夢には、はっきり「学校の先生」
中学・高校では先生ではなく、通訳になりたいと思ったこともあったけど、
なんやかんや
教育実習が終えて、教師を目指そうと思った。
母のようになりたいという気持ち、
それはずっとあったんだと思う。
誰よりも一生懸命で、
誰よりも生徒想い。
頑張りすぎて体調崩しても休まず、
遂には学校で倒れて入院してしまうこともあった。
でも、弱音を吐かない。
たまに、泣きながら電話してきたこともあったけど。
生徒のことを決して悪く言わないし、
なにより教師という仕事を楽しんでいる母を見るのが好きだ。
ずっと書きたくて書いていなかったことを今日書きます。
これは母が去年担任をしていた高3生徒の話。
高3の12月。
卒業目前。
内容は伏せるけど、
教師とのトラブルがあり、
会議にかけられることになり、
退学することになった。
内容を聞いても、
退学処分にするようなことなのかと私は疑問だった。
母も疑問だった。
母は、会議でひとり闘った。
周りの先生はその処分に異論はない。
でも、
母はそんな中でも担任として、
生徒をかばった。
守った。
でも、その少数意見は通らなかった。
夢を叶えるため、専門学校に行くことが決まっていた。
その学校の試験に1週間前受かって喜んでいた矢先だった。
もちろん、生徒に落ち度がないかというとそうではない。
トラブルが起きてしまったことはいけない。
でも、教師側にももう少し冷静な対応が必要だった。
といっても決まってしまったこと。
普通なら、ここで諦めてしまうんではないだろうか?
その子の保護者は、「訴える。」と言った。
自分の子どもが卒業目前、退学処分。
厳しすぎる。
必死になる気持ち、わかってもらえると思う。
そのとき、
母はひとりで一歩も二歩も先に進んでいた。
なんとか卒業して、専門学校に進める方法を探していた。
単位制の学校で、
1ヶ月、2ヶ月で卒業資格がもらえる学校を。
卒業が1年先延ばしになったら
その子の人生が大きく変わってしまうかもしれない!
母はいろんな単位制の学校に電話をかけまくった。
そして、とうとう見つかった。
直談判。
その学校の校長が一言。
「先生のように熱心な方は初めてです。」
その子は、12月末から入学し、
レポートやテストなど与えられた課題に取り組んだ。
そして、
卒業資格をもらうことができた。
この春、専門学校に進んだ。
その生徒のお母さんは、
泣きながら「先生、ありがとうございます。本当にありがとうございます。」
と言ったそうだ。
母ではなく、ほかの先生だったら、
その生徒はどうなっていたんだろうか?
手前味噌?なのかもしれないけど、
私の母はすごいと思う。
教師は天職だ。
私は、母を見て教師になった。
あんな風になれるかわからない。
バイタリティーや熱意はとうていかなわない。
でも、一歩ずつでも近づいていきたい!
いつか母に担任の悩みを聞いてもらう日を夢見て、
私は、明日からもがんばっていく。
小さいときから母が働く姿を見てきた。
0歳だったか1歳だったか…
何歳から保育園に通っていたか忘れたけど、
朝、母が保育園まで送ってくれて、
終わったらおばあちゃんが迎えにきてくれて、
母が仕事を終えたらおばあちゃん家まで迎えにきてくれた。
小さいときから、よく母に連れられて学校に遊びに行っては、
チョークで黒板に落書きするのが楽しかった。
小学生になってからは、先生の真似をして、
教えるふりをして一人で遊んでいた。
だから、小学校で流行ったサイン帳。
将来の夢には、はっきり「学校の先生」
中学・高校では先生ではなく、通訳になりたいと思ったこともあったけど、
なんやかんや
教育実習が終えて、教師を目指そうと思った。
母のようになりたいという気持ち、
それはずっとあったんだと思う。
誰よりも一生懸命で、
誰よりも生徒想い。
頑張りすぎて体調崩しても休まず、
遂には学校で倒れて入院してしまうこともあった。
でも、弱音を吐かない。
たまに、泣きながら電話してきたこともあったけど。
生徒のことを決して悪く言わないし、
なにより教師という仕事を楽しんでいる母を見るのが好きだ。
ずっと書きたくて書いていなかったことを今日書きます。
これは母が去年担任をしていた高3生徒の話。
高3の12月。
卒業目前。
内容は伏せるけど、
教師とのトラブルがあり、
会議にかけられることになり、
退学することになった。
内容を聞いても、
退学処分にするようなことなのかと私は疑問だった。
母も疑問だった。
母は、会議でひとり闘った。
周りの先生はその処分に異論はない。
でも、
母はそんな中でも担任として、
生徒をかばった。
守った。
でも、その少数意見は通らなかった。
夢を叶えるため、専門学校に行くことが決まっていた。
その学校の試験に1週間前受かって喜んでいた矢先だった。
もちろん、生徒に落ち度がないかというとそうではない。
トラブルが起きてしまったことはいけない。
でも、教師側にももう少し冷静な対応が必要だった。
といっても決まってしまったこと。
普通なら、ここで諦めてしまうんではないだろうか?
その子の保護者は、「訴える。」と言った。
自分の子どもが卒業目前、退学処分。
厳しすぎる。
必死になる気持ち、わかってもらえると思う。
そのとき、
母はひとりで一歩も二歩も先に進んでいた。
なんとか卒業して、専門学校に進める方法を探していた。
単位制の学校で、
1ヶ月、2ヶ月で卒業資格がもらえる学校を。
卒業が1年先延ばしになったら
その子の人生が大きく変わってしまうかもしれない!
母はいろんな単位制の学校に電話をかけまくった。
そして、とうとう見つかった。
直談判。
その学校の校長が一言。
「先生のように熱心な方は初めてです。」
その子は、12月末から入学し、
レポートやテストなど与えられた課題に取り組んだ。
そして、
卒業資格をもらうことができた。
この春、専門学校に進んだ。
その生徒のお母さんは、
泣きながら「先生、ありがとうございます。本当にありがとうございます。」
と言ったそうだ。
母ではなく、ほかの先生だったら、
その生徒はどうなっていたんだろうか?
手前味噌?なのかもしれないけど、
私の母はすごいと思う。
教師は天職だ。
私は、母を見て教師になった。
あんな風になれるかわからない。
バイタリティーや熱意はとうていかなわない。
でも、一歩ずつでも近づいていきたい!
いつか母に担任の悩みを聞いてもらう日を夢見て、
私は、明日からもがんばっていく。
未成年でいい大人に出会えた人は、その人自身もいい大人になれるもんやと思うから、今教え子さん達はすごく恵まれた環境におるんよね。でもそれはずっと後にならんと分からんことで。未来の素敵な大人を世に送り出す、人の人生の一部になる、、ほんとすごい仕事や。
久々にアツイ話を聞いた、パワーをありがとうございます。
教師って、生徒の人生変えてしまうぐらい影響力のある仕事。それが喜びでもあり、大変なところでもあるなぁと思う。
がんばります!
まほも頑張ってね。
応援してるよ!!
P.S.
そんな母が、よく、
「まほちゃんは教師なったら、いい先生なると思うわ~絶対そう思う。」
と言ってます。私もほんまにそう思う!