Tomorrow is a new day

仕事からプライベートまで、思いつくままに書いています♪
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飲みに来ないか

2009年05月22日 | Weblog
言葉で汚し合い
譲り合えなかったな
それはタブーだって承知の上
後片付けもせずさよなら

二人会わない日々がもう10日続いてる
このままじゃだめってわかる
頭ではわかってんだ

君の言葉の節々にいつもとげがあるから
逆なでされて
気に入らなくて
ついかっとなってしまう

ごめんねとすぐに
切り出して
飲みに来ないかって誘いたいけど
先に引き下がんのもしゃくだね
それじゃまさに
君の思い通りだ

I believe

2009年05月22日 | Weblog
この胸の中に隠れてる
不安のうず
目の前にある 自分の進むべき
道はどれか
人に流されてた日々
そんな自分に「さよなら」
I believe myself 信じることで
全てが始まる気がするの
I believe myself あたたかい光は
まちがっちゃいない 歩いて行こう
I believe

偽りの中でウソの微(え)み浮かべて
生きる人を
幼き自分と重ねて見て
ため息つく
どんな色にも染まらない
「黒」になろうと誓った
I believe myself 信じることで
全てが始まる気がするの
I believe myself あたたかい光は
まちがっちゃいない 歩いて行こう
I believe

今 目に映る この広い空も
素直に生きる この気持ちも

I believe myself 信じることで
全てが始まる気がするの
I believe myself あたたかい光は
まちがっちゃいない 歩いて行こう
I believe...

二人

2009年05月22日 | Weblog
もう一人は母だ。

小さいときから母が働く姿を見てきた。
0歳だったか1歳だったか…
何歳から保育園に通っていたか忘れたけど、
朝、母が保育園まで送ってくれて、
終わったらおばあちゃんが迎えにきてくれて、
母が仕事を終えたらおばあちゃん家まで迎えにきてくれた。

小さいときから、よく母に連れられて学校に遊びに行っては、
チョークで黒板に落書きするのが楽しかった。
小学生になってからは、先生の真似をして、
教えるふりをして一人で遊んでいた。

だから、小学校で流行ったサイン帳。
将来の夢には、はっきり「学校の先生」

中学・高校では先生ではなく、通訳になりたいと思ったこともあったけど、
なんやかんや
教育実習が終えて、教師を目指そうと思った。

母のようになりたいという気持ち、
それはずっとあったんだと思う。

誰よりも一生懸命で、
誰よりも生徒想い。

頑張りすぎて体調崩しても休まず、
遂には学校で倒れて入院してしまうこともあった。

でも、弱音を吐かない。
たまに、泣きながら電話してきたこともあったけど。

生徒のことを決して悪く言わないし、
なにより教師という仕事を楽しんでいる母を見るのが好きだ。


ずっと書きたくて書いていなかったことを今日書きます。

これは母が去年担任をしていた高3生徒の話。

高3の12月。
卒業目前。

内容は伏せるけど、
教師とのトラブルがあり、
会議にかけられることになり、

退学することになった。

内容を聞いても、
退学処分にするようなことなのかと私は疑問だった。
母も疑問だった。

母は、会議でひとり闘った。

周りの先生はその処分に異論はない。
でも、
母はそんな中でも担任として、
生徒をかばった。
守った。

でも、その少数意見は通らなかった。

夢を叶えるため、専門学校に行くことが決まっていた。
その学校の試験に1週間前受かって喜んでいた矢先だった。

もちろん、生徒に落ち度がないかというとそうではない。
トラブルが起きてしまったことはいけない。
でも、教師側にももう少し冷静な対応が必要だった。

といっても決まってしまったこと。

普通なら、ここで諦めてしまうんではないだろうか?

その子の保護者は、「訴える。」と言った。
自分の子どもが卒業目前、退学処分。
厳しすぎる。
必死になる気持ち、わかってもらえると思う。

そのとき、
母はひとりで一歩も二歩も先に進んでいた。

なんとか卒業して、専門学校に進める方法を探していた。

単位制の学校で、
1ヶ月、2ヶ月で卒業資格がもらえる学校を。

卒業が1年先延ばしになったら
その子の人生が大きく変わってしまうかもしれない!

母はいろんな単位制の学校に電話をかけまくった。
そして、とうとう見つかった。

直談判。

その学校の校長が一言。
「先生のように熱心な方は初めてです。」

その子は、12月末から入学し、
レポートやテストなど与えられた課題に取り組んだ。

そして、

卒業資格をもらうことができた。

この春、専門学校に進んだ。


その生徒のお母さんは、
泣きながら「先生、ありがとうございます。本当にありがとうございます。」
と言ったそうだ。


母ではなく、ほかの先生だったら、
その生徒はどうなっていたんだろうか?

手前味噌?なのかもしれないけど、
私の母はすごいと思う。

教師は天職だ。

私は、母を見て教師になった。
あんな風になれるかわからない。
バイタリティーや熱意はとうていかなわない。

でも、一歩ずつでも近づいていきたい!
いつか母に担任の悩みを聞いてもらう日を夢見て、
私は、明日からもがんばっていく。

二人

2009年05月22日 | Weblog
私が教師として追っかけたい人、目指す人は、二人いる。
I先生と母だ。

まず一人目。
前任校で出会ったI先生だ。
兵庫県私学の進学校、ストイックなことで有名な学校で専任だった。
そこで5年。

1年目からその先生と同じコースを担当した。
「授業は楽しく元気に」なんてなめたことを思ってた一年目の私。
その先生の授業を見にいって、『衝撃』を受けた。

私の授業では寝てる生徒、聞いてない生徒も、
みんな起きて聞いている。
緊張感があって、生徒が集中している。
でも、笑いも起きる。

私もこんな授業がしたい!と思った。

それから、何度か食事に行ったりして、
いろんなことを教えてもらった。

生徒とは闘わなければいけない。
私の授業でも生徒は寝るし、ぐだっとする。
それを起こすし、注意するんです、と。

偏差値を1落としたらクビになるという恐怖の中で働いたらわかる、とも。

授業成立してる授業に、悪い授業はない。
授業成立の順番に実績は出る。

実際、I先生は、
1年で成績がもっとも低かった古典の成績を
3年では一番高くした。
そして、偏差値50を越えていた。
前任校の生徒層を考えると、どれだけ大変なことか。

私じゃなかったら・・・といつも考えること。
私じゃないほかの先生が教えてたらもっと結果が出るかもしれない、
って考えたら、授業を適当にできるはずがない。

親の気持ちを考えること。
自分の子どもが授業中寝てるのに放ったらかしにされてると知ったら、
教師に無視されてると知ったら、
どんな気持ちになるのか?

一見、明るく楽しい授業。
でも、静かに授業を受けたいと思っているまじめな子の気持ちを考えること。
勝手にしゃべる子の相手ばかりしてるとき、
まじめな子はずっと無視してることになる。
そういう子の気持ちは、何も言わない分、気付かないことが多い。
授業は、静かに受けれることが当たり前。

前任校で、講習のクラス分けに賛成か反対かというアンケートをとったとき、
まじめな生徒がこう書いていたことをはっきり覚えている。

「クラス分けしてほしい。
 授業中寝てる子や、朝の小テスト前に『全然勉強してない~やばい~』と言って る子を見たら、自分があほらしくなる。」


私は、初任校が前任校のあの学校で良かったと心底思っている。
ここにはまだまだ書き尽くせないぐらい、
大切なことを教わったからだ。
身をもって経験することが出来たからだ。

be動詞と一般動詞の区別もままならないような子たちのクラスをもてて
幸せだったと思う。
生徒たちには申し訳なかった、と思うこともあるけど…。
男子だけのクラスで、傷つくことも言われたし、
授業成立ができずに苦しんだこともあったけど、
それがあるから、今少々のことでは凹まない。

1年の初めで甘くしすぎてやりにくくなってしまったクラスも、
2年から厳しくして3年では立て直すことができたという経験も、
私の中では大きな自信に繋がっている。

前任校への感謝はずっと忘れないだろう。
私を採用してくださったこと、
たくさんの経験をさせてくださったこと、
本当に感謝している。

そして、I先生に出会えたこと。

出会えなかったら、きっと私はなんとなく教師をやっていたかもしれない。
授業も生徒を寝かしても、悔しいと思いながらも仕方ないと諦めていたかもしれない。

3年間、いろんなセミナーに行って、いろんな話を聞いた。
授業のテクニックや授業内容など本当に勉強になった。

でも、これから教師をやっていく上で一番大切なことを教えてくれたのは、
ほかの誰でもないI先生だった。

『生徒と闘う』

誰でも出来てそうで、意外と出来ている先生は少ない。

「寝てる生徒を起こしたら、そこで授業が止まる。まじめに受けてる生徒がかわいそうだから、無視する。」

「聞かない生徒が悪い。」

「勉強しない生徒が悪い。」

こう言われる先生に同意は出来ない。

寝てる生徒がいたら、授業は中断してでも起こす。
起こし続ければ、生徒は諦めて起きる。

聞かない生徒は聞かせばいい。
勉強しない生徒は勉強させればいい。

こう思えるようになったのはI先生のお陰だ。

この4月、半端学年から担当して、
本当に大変だった。

起こして、注意して、全員前を向かせて、
初めて迎えた中間テスト。

他クラスとの比較をしてないから何ともいえないけれど、
良い滑り出しだと思う。

これから1年、必ず結果を出してみせる。

I先生に教わったことを私はこれからも実践していく。
ずっと追いかけたいと思う!