ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

『騎士と誓いの花』

2005年08月05日 | BL本感想とか
nocturnusさんオススメの六青みつみさんの本、初読みしてみました。
王道パターンなんだけど、泣けました~。
丁寧な描写で書かれてて、小説として読み応えありました。
(パターンといえばパターンなんだけど)
一番泣けたシーンは、グリファスが戦場でリィトの手を離してしまったことを後悔して、泣くシーンかな。思わず
リィトが不憫で、とてもいじらしくて、たまらないなあ~という小説でした。
話の展開がわかっていても、夢中で読めてしまいました。

と、これを読み終えて、ふ~っとなりながら何気にTVをつけると、ちょうど「火垂るの墓」をやっていて(クライマックスのあたり)、「あ~あ、つけちゃったよ・・」と思いつつ、もういまさらやめられなくて、ティッシュを握り締めながら、最後まで・・。
これがロードショーだったとき、映画館で見て以来でした。
あの時、こんなに悲惨で悲しい映画はもう二度とみたくない(小学の時行ってから、もう原爆資料館へ行けないというのと似てる)と思ったんですが、最後だけみると、本当に哀しいんだけど、きれいに描いてあるなあ・・と感動しました。蛍がね~、パア~と夜空に舞い上がっていくシーン。覚えてなかった・・。

そういえば今朝いつものように食事をしながら毎日新聞をゆっくり読んでいたら、いきなり見開き全面2ページ、原爆の特集で、朝から参ったな~でした。
すごくヘビーな写真がドーンと載っていて。朝ごはんがのどを通らなくなりました。
読みましたけど。目をそらせないし。
でも、朝から覚悟のいる記事だった

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