ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

また、ハウルの動く城 

2005年01月08日 | 映画
ふと思いついてハウルを見に行きました。
今度は娘と二人。
やっぱよかったです~
音楽がこの前みてから、ずっと頭に残っていたんです。いい音楽って消えないんですね。宮崎さんのアニメだといつもそう。
愛するものを守るために、「戦争」そのものと戦っているハウルの姿がとても痛々しくて、つらくて、ソフィーが待っててと、泣きながら走っていくシーンでやっぱり涙・・。
絶望的な戦いにどうやって決着をつけるんだろう・・と胸がふさぐような思いで見ていると、それは愛と魔法の力で、戦いが終わり、平和がやってくるんだけど。
あまりにそれまでの戦争がつらかったので、前回見たときは「あれ、もう終わったの?」という印象でしたが、今回はストーリーもわかっているので、す~っと落ちてきました。
にしても、カブとソフィーの隠れた(カブにとっての)ラヴストーリーが結構気に入っていて、カブが出てくるたびに、愛があふれているなあと、思ってみてました。
しかし、なんで2回めいったかというと、やっぱかっこいいハウルがもう一度スクリーンでみたい!
やっぱ、かっこよかったです~~!登場シーンのいなせな格好も、ベーコンと卵を焼いてる手つきも、風呂から飛び出してくるシーンも、ドロドロになってソフィーに背負われて階段を登ってる全裸シーンも
今度会えるのはDVDだな・・。

MR.インクレディブルでは、正義を守るためには、超越した力が必要で、多少の犠牲はやむ得ないといういかにもアメリカ的!と思う部分があったけど、ハウルには、戦争なんて人を傷つけるためだけのもの、自由は失いたくない、愛する人を守るためにしか戦わないというところがあって、こういうアニメが作れる日本という国の文化は捨てたもんじゃないと思います。