夕べの日本対クロアチアのサッカー試合を初めてスポーツバーで観戦しました。日本が勝っていればまた盛り上がりが違っただろうが、楽しい経験でした。柳沢のタッチが決まっていればどうなっただろうかとか、憶測が飛び交う中、正直なところ日本が引き分けでちょっとラッキーだったのではないかと思ったりしました。この時期になると誰もが自称サッカー解説者と化するわけだから、ここで試合の内容についてあまり詳しく語る意味がないと思います。とにかく、両チームが勝とうとしても最後まで勝ちきれなかった良い試合でした。 当然この一ヶ月間はサッカー一色で、世界中がその話題で持ち切りです。僕もその波に乗っていろんな所で自分なりの見解を大声で示している一人かもしれません。そんなサッカー・フィーバーの中、昨日から今日にかけてサッカー以外のスポーツで僕は感心し、スポーツの難しさを実感させられました。
一つは、昨日の楽天対巨人の野球試合です。楽天が7人のピッチャーで逃げ切り、巨人に2-1で勝ちましたが、あんなに内容の濃い試合を久しぶりに見たような気がします。両ベンチの駆け引きと総力戦は、何が起こるかわからないような本当に見ごたえのある試合でした。
もう一つは、今朝の全米オープンゴルフです。メジャー3連勝とプロ初の年間グランドスラムを狙って大会に臨んだアメリカのミケルソン選手が、信じられない崩れ方で残り3ホールから優勝を逃しました。誰もが予想できなかったまさかの展開にミケルソン本人もがっくりとひざまずきました。サッカーのワールドカップも同じだが、上のいずれも、スポーツが筋書きのないドラマであることを充分に証明してくれました。野球にサッカーにゴルフ．．．昨日ははらはらドキドキするようなスポーツ三昧でした。