ピアノ連弾 2台ピアノの世界

世界中のピアノ連弾、2台ピアノ作品を演奏しています!

第142回 2台のピアノの午後 「プロコフィエフの午後」開催しました。

2012-03-20 14:58:38 | 日記

今日は春分の日ですが、まだまだ肌寒いです。でも、この寒さもあと少しです。

18日の日曜日も前夜からの雨が残る肌寒い天気でしたが、プロコフィエフの迫力のある硬質な音楽が寒さも吹き飛ばしてくれました。小品2つは短い音楽の中に若きプロコフィエフの才能の萌芽が伺えます。シューベルトのワルツはプロコフィエフ本人の2台ピアノへの編曲ですが、時代を席巻した自信と若さにあふれています。バレエ組曲「道化師」はアーロン・ブベルニコフの非常に優れた2台ピアノ編曲版で演奏しましたが、最初の1音からプロコフィエフの音楽が響き、舞台上で踊るダンサーの動きが目に浮かぶようです。「生のピアノの音の迫力に驚きました」と会場のお客様も仰ってくださいました。プロコフィエフの作品を取り上げたのは今回が初めてです。これまでのどの作曲家の作品とも違う、硬質で迫力満点、それでいて情景が目に浮かぶ分かりやすいメロディーと、若きプロコフィエフの才能が生み出した作品を通じて、2台のピアノが紡ぎ出す音楽の懐の深さを改めて感じた会となりました。

今回のコンサート開催にあたって、サンクトペテルブルグ在住のアーロン・ブベルニコフ氏のご令息パーヴェル・ブベルニコフ氏と連絡が取れました。コンサートへのメッセージと共にアーロン氏の貴重なお写真をご提供いただきました。また、パーヴェル氏のご友人で日本に在住されている群馬交響楽団首席チェリスト、レオニード・グルチン氏はパーヴェル氏と私たちの通訳とメッセージの翻訳をしてくださいました。お二人には心より感謝いあたします。ありがとうございました。

 

 

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