ピアノ連弾 2台ピアノの世界

世界中のピアノ連弾、2台ピアノ作品を演奏しています!

4度目のバンコクでの2台ピアノのコンサート(2)

2012-11-27 12:08:06 | 日記

ピアニストの二人が個別練習を始めてすぐに私はモンゴールさんに本番会場を見せてもらいました。この会場の他の方のコンサートをyoutubeなどで事前にチェックしていましたが、やはり実際に見ると広さも、色彩も天井の高さも全然違います。私は大急ぎで練習中のピアニストをホールに呼んできました。

そして、ピアノはYAMAHAのCFXとリスト生誕二百年記念限定モデル(世界生産25台シリアルナンバー入り)のベーゼンドルファーでした。

リスト肖像画入り譜面台。

ピアノの移動の手伝いも申し出たのですが。ピアノ本体に触れることを許してもらえず、見守るばかりでした。会場と最高級ピアノに驚き、興奮した私たちは早朝にバンコクに降り立った疲れも吹き飛び、翌日の本番への思いを強くしたのです。

再び個別練習に戻っている間に練習室を数えました。奥に行けば行くほどドアが増えます。そして、そのドアの数は50を超えていたのです!!

個別練習を終えて、会場で本番通りの合わせ練習をしました。

充分な練習を終えた私たちは、夕方になってレッスンに集まって来た大勢のタイ人のご家族と子供たちの元気いっぱいの姿を目にしました。20世紀後半までのタイ国ではピアノを学ぶ環境は整っていなかったようですが、21世紀の現在はこのような日本以上に立派なピアノ教室も存在し、世界各国のピアノコンクールでもタイ人の入賞者の名前を見ないことはありません。どの子どもたちも楽しそうにピアノを演奏していました。国民性もあり、日本的な練習方法とは違う指導方法を取っている様子が子供たちの笑顔から感じられます。

モンゴールさんは私たちの本番の翌日にピアノデュオのコンサートを開催されるアメリカ人デュオのSALLY PINKASとEVAN HIRSCHのお二人を出迎えに行かれました。デトロイトから日本を経由してバンコクにいらしたお二人は25日の日曜日にピアノ連弾と2台ピアノの演奏会を開催されます。シューベルト、コープランド、ミヨーなどを演奏されるそうです。ベトナムのホーチミンでも演奏会を開き、その後東南アジアの休日を満喫されるとのことでした。お二人とお会いしてご挨拶を済ませた私たちは本番への思いをいだいてフォーチューンタウンを後にしたのです。

~続きます~

 

ホームペ―ジ
http://www16.ocn.ne.jp/~pccpiano
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http://www.youtube.com/pccpianoduo/
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http://cdbaby.com/all/pccpiano
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https://twitter.com/#!/pccpianoduo


****

クレメンティ=リーデル 2台のピアノのためのソナチネ ピティナのミュッセより発売中!

http://www.musse.jp/scores/detail/PTNA-010228

 

フローラン・シュミット ユモレスク 作品43/ディオニソスの祭り 作品62 【連弾】
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4度目のバンコクでの2台ピアノのコンサート(1)

2012-11-27 03:11:02 | 日記

昨年は洪水騒ぎの中、恐る恐る訪タイをしたのですが、今年は特に大きなニュースもなく今年最後の3連休の始まる22日木曜の深夜発のタイ国際航空でバンコクへ向かいました。4度目にして初の羽田便利用です。

 

23日早朝にスワンナプーム空港に無事到着。プロモーターのモンゴールさんは5時前からお待ちくださったそうです。4度目の公演です。宿泊ホテルへ向かう車中も楽しい会話が続きました。

シーロムのBangkok Christian Guest Houseに宿泊です。まだ早朝ですから、モンゴールさんはリハーサルの出迎えまで仮眠をとるためご帰宅。我々は朝食を取ったあと、8時から営業しているサイアムのマッサージ屋さんへと向かいました。ピアニストの二人はすっかりタイ・マッサージに夢中で、今回も足しげく通いました。

午後になり、今回初めて利用するMRT(地下鉄)のプララーム9駅前のフォーチューンタウン地下1階のYAMAHAでのリハーサルに向かいました。金曜日と言うこともあり、バンコクの渋滞はいつも通り。車中から眺める街並みは1年前とは変わっているところも多く見受けられました。ラチャダピセ―ク通りに入ると車はなかなか動きません。フォーチュンタウンの建物はもう目の前ですが車は進みません。その時にモンゴールさんの電話が鳴りました。それはバンコク在住の日本人向け情報誌のウェブサイトに掲載された私たちのコンサートのチケットを希望された日本人からのお電話でした。モンゴールさんから携帯電話を渡された助手席の私は突然営業マンに早変わり。「当日会場でチケットをお取り置きしておきます」と、モンゴールさんに見守られながら見事に集客に貢献しました。

フォーチュンタウンは東京池袋の西武デパートさえも凌駕する非常に巨大なショッピングモールでした。グランド・メルキュールホテルも隣接しています。リハーサルの前にまず食事を済ませ、地下1階のSiam Ratchada Music Auditorium YAMAHA に到着しました。

FORTUNE TOWNの建物のほんの一部。一枚の写真ではとても収まりません。

Siam Ratchada Music Auditorium のタイ語表記。YAMAHAの傘下になっているようです。

会場入り口に貼られたポスターの前で。

受付を抜けて中に通された我々は通路から見だけでは想像できない広大な施設にしばらくして驚かされることになります。まずは2台ピアノが設置してあるレッスン室に通されたのですが、通路を通るだけでも20を下らない練習室のドアが分かります。「最初は個別練習をしたい」とのことでピアノが1台の部屋もお借りして二人は練習を始めました。

入口に展示してあったピアノ。夕方にはたくさんの子供たちが思い思いに演奏していました。

通路から見た練習室の様子。これだけでも十分多いのですが、後でもっと驚くことに!

一番大きいと言われた2台のピアノが設置してある練習室。

2台ピアノの部屋に飾ってあるプミポン国王の写真の下で。

1台のピアノの練習室。

ピアニスト二人の個別練習中に私はこの広大なYAMAHAの中を散策して、練習室が50部屋以上もあり、この施設の中に翌日24日の本番のステージがあることを知るのです。

~続きます~

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