「FUKUSHIMA HAIKU」
たくさんの方にこの作品を聴いていただきたいです。
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先日このブログでもご紹介した「二人のキャプテン」の書き込みを読んで、チェリストのレオナニード・グルチンさんから「映画も素晴らしいです」とのコメントと共に映画の映像が届きました。オープニングの北極の果てしない氷の映像とクリョ―ヒン作曲のトランペットの勇ましい音楽がこの物語の雄大さを観客に伝えてくれます。
映画版「二人のキャプテン」の映像
私の文章にロシア人の世界的な演奏家からすぐにコメントをいただけたことが嬉しいです。この「二人のキャプテン」がロシアの人々に広く浸透していることが実感できました。
また、先日演奏会に足を運んだギタリスト、岡本拓也君のコンサートはustreamでの配信もされていました。ustream配信は私たちも取り組みたいと準備を重ねているところでした。お客様に「毎月の演奏会なので、都合が合わず毎回聴くことが出来なくて残念だ」とのご意見をいただきます。youtubeで演奏を公開することで、関東近郊にお住まいでない方にも私たちの演奏を楽しんでいただいています。国外からの感想や、問い合わせも今もって多く届いています。しかし、ライブ演奏の醍醐味は録音だけでは伝えきれません。いつの日にか常時ライブ映像配信が出来るようになりたいものです。
さて、18日土曜日、午前中は雷を伴うゲリラ豪雨でしたが、午後には太陽が戻り真夏の日差しと蒸し暑さの中、無事に第147回 2台のピアノの午後 「ヘンデル コンチェルトの午後(II)を開催しました。
昨年6月のコンサートでも感じましたが、ヘンデルの神々しい音楽がクレマン・ローレのこれまた神業の編曲によって、どの曲もオリジナルの2台ピアノ作品のような響きで紡ぎだされてきます。楽譜に書かれている音符だけでは分からない、2台のピアノから出て来る音の溶け合い、楽器の掛け合いは会場を当時の教会に変えてくれます。前回も書きましたが、欧州から届いた楽譜には実際に演奏された方の書き込みが残っていて、この優れた作品を大勢の人が聴いていた事実が21世紀の今に伝えられています。私たちが演奏することで、次の世代にも継承されて行くことを願います。
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クレメンティ=リーデル 2台のピアノのためのソナチネ ピティナのミュッセより発売中!
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