ピアノ連弾 2台ピアノの世界

世界中のピアノ連弾、2台ピアノ作品を演奏しています!

9月のコンサート

2011-09-01 12:09:50 | 日記

早いもので9月になりました。秋に向けて音楽シーズンですね。

私たちは自分たちのコンサートだけでなく、さまざまな音楽会に足を運ぶようにしています。ピアノ教室の発表会もプロの演奏会も区別はしません。ピアノだけでなく、他の楽器やオーケストラやアンサンブルも聴きに行きます。精力的に活動されている方、例えば大物過ぎますが、私たちのコンサート会場にもいらしてくれたパブロ・シーグレル氏は今日はブエノスアイレス、明日はニューヨーク、東京のコンサートの翌週にはヨーロッパ各地、と言う感じで世界中を回っていらっしゃいます。今日は7日のオランダ、アムステルダムのコンサートの告知がされていました。

ピアノに限らず楽器の演奏が上手な人は多いのですが、何度もコンサートに足を運びたいと思う演奏家は腕前とは別の魅力を感じさせてくれます。非常に魅力的な演奏をする方でもプロの音楽家を目指さない残念な例もあります。難しいものですね。

私たちも例えば11日のプログラムでチェコのプラハ、ブルノ、ピセクなどの各都市で演奏会を開催できるように頑張りたいと思います。

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9月11日(日)
第136回 2台のピアノの午後

プラハ音楽だより~チェコの女性作曲家の作品を集めて~

MUSIC FROM PRAGUE
― MASTERPIECES OF CZECH WOMEN COMPOSERS ―

後援 駐日チェコ共和国大使館

    社団法人全日本ピアノ指導者協会

チェコの音楽文化の豊かさは広く世界的に知られ、古典の時代から現代まで一貫して、優れた国際的音楽家を数多く輩出しています。私たちは、チェコ音楽の魅力にとりつかれ、これまでも折にふれ、ボヘミア、チェコのピアノデュオ作品にとりくんできました。

20世紀に活躍をした作曲家はこれまでに取り上げたマルチヌーやレイセクのほかにも綺羅星のごとく存在しています。まだまだ現代チェコの全ての作品を網羅するには力が及びませんが、このたび、プラハの音楽関係者の皆様のあたたかいご協力を得て、現代チェコの4人の女性作曲家の2台ピアノ作品をご紹介させていただくこととなりました。

20世紀チェコの女性作曲家のパイオニアとなったヴォルロヴァー。
モーツァルト研究の業績でも知られるスニーシュコヴァー=シュクルホヴァー。
前衛的な意欲作を手がけた夭折の人、ヴェイヴォドヴァー。
現代チェコ楽壇の重鎮として敬愛を集めるイラーチコヴァー。

プラハに縁の深い4人の女性は、洗練された高度な技法を自在に用い、鋭敏な現代感覚を楽曲に盛り込むことに成功している点で共通しています。現代チェコの音楽文化の豊かさ、懐の深さを、一人でも多くの方に知っていただく機会となれば幸いです。

演奏曲

Slava Vorlova [1894-1973]
スラーヴァ・ヴォルロヴァー
   Charades (Puzzles) for two pianos, op. 32 [1953]
   シャレード(パズル) 作品32

Jitka Snizkova-Skrhova [1924-1989]
イトカ・スニーシュコヴァー=シュクルホヴァー
   Fantastikon for two pianos [1981]
   ファンタスティコン

Hana Vejvodova [1963-1994]
ハナ・ヴェイヴォドヴァー
   Suite for two pianos [1984]
   2台のピアノのための組曲

Marta Jirackova [1932-]
マルタ・イラーチコヴァー
   Variations on the Policy of Queen Hatshepsut for two pianos op. 37       [1989 rev.2011]
   ハトシェプスト女王の事績による変奏曲 作品37 [2011年改訂版]

開場 14:15 開演 14:30
入場料  大人 2000円 小学生以下 500円
会場 ピアノアートサロン(中央区月島)
地図http://www.piano-art-salon.co.jp/iten.html

ピアニスト
益子 徹・西原 昌樹

 

私たちのHPはこちらです。
http://www16.ocn.ne.jp/~pccpiano/

クレメンティ=リーデル 2台のピアノのためのソナチネ ピティナのミュッセより発売中!

http://www.musse.jp/scores/detail/PTNA-010228

 

サン=サーンス 動物の謝肉祭/デュエッティーノ/死の舞踏/子守歌[連弾]
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