厳かなるメリハリっ子

モラハラ妻から逃れて20年。70歳に向けて厳かな人生を送る年金受給者のブログです

盛岡、盛岡駅、そして盛岡ダイワロイネットホテルが史上最高の都市、駅、ホテルであるこれだけの理由 - 本編 II

2023-10-21 09:50:31 | 日記
今日は写真を貼り付けて、もう少し盛岡の魅力を語っていきたい。

その前に川について補足を。

昨日のブログで盛岡市内では二つの川が合流する、と書いた。

調べたらもう一つ川があった。それが中津川だ。

この川がまず北上川と合流し、そのわずか100メートルほど下流で今度は雫石川と合流する。

3つもの風情と歴史のある川が町の中心地で合流する県庁所在地は他にはないのではないだろうか?

そしてこの3つの川のすぐ上流にはそれぞれ立派なダムとダム湖がある。

このダムが水量の調整も行っているのだろう。なので洪水が起きないのかもしれない。

これはつまり風情のある市内から少し車を走らせるだけでボート遊びや釣り、キャンピングなどが楽しめるリクリエーション設備と環境があるということだ。

これは是非夏に訪れないといけない。

さて、グループと離れて一晩過ごした翌朝、まず、盛岡駅西口を散策した。



これは駅に掲げられ案内図。

以前はほぼ全てが国鉄の修理工場だった場所だ。

見ると文化ホールや交流センターなどの大きな建築物がある。大ホール、小ホールなどの文化施設もここにある。



この20階建てのマリオスのフロア案内がこちら。



いろんな企業が遠慮なく入っているのが興味深い。

私が住んでいるB市では市の施設に企業のオフィスが入っているなど考えられない。

これは盛岡市がかなり柔軟な政策を取っていることの証拠ではないだろうか。

この20階は無料開放されている。東京都庁の展望階と同じだ。

たまたま交通安全ポスターコンクールというのをやっていた。というかその出品作品および優秀作品の紹介をやっていた。



特に関心もなく見て歩いていたら、目に飛び込んできた作品があった。

それがこれだ。



眼力がすごい。

配色は派手ではないが、何故か目を引く。

レタリングも一件スカスカだが、自然と目に入ってくる。

よく見ると、これは中学校の部の最優秀作品なのだ。

なるほど。それも当然と思わせるものがある。

盛岡市立見前中学校3年の阿部友南さん(ゆみさんと読むのかな?)は将来漫画家になりそうな気がする。

改めて作品を見ると、こんな魅力的な作品もあった。






この二つはなんとなく漫画の「よつばと」を連想させませんか?

ほっこりさせる雰囲気があってとてもgood だと思う。

次に20階に置かれていた、かってあった国鉄盛岡工場の写真。



その案内文。



同じビルの2階にはその工場の入り口が再現されていた。



これって鉄筋は入ってないよな。地震が来たら一発で倒れていたのでは。

外に出て、同じ区画にある別の施設の写真を撮った。




駅から歩いてほんの数十メートルというところにこのような文化施設が集中しているのは素晴らしい!

駅に一番近いところにはバス乗り場があり、いろんな方面にバスが出ていることがわかる。



ここでいったんホテルに戻った(2023年10月19日のことですが)。



盛岡、盛岡駅、そして盛岡ダイワロイネットホテルが史上最高の都市、駅、ホテルであるこれだけの理由 - 本編

2023-10-20 09:15:59 | 日記
このたび、縁あって盛岡を訪れ、盛岡駅を利用し、盛岡ダイワロイネットホテルに投宿した。

結論:後数日は滞在したかった。

もちろん、今後再訪するつもり。

それも季節ごとに。

まずは冬の盛岡。

次は桜の季節。これがとても綺麗そうだ。

そして夏。祭りの夏。

盛岡は遠いと思ったが、東京から新幹線で2時間ちょっとだし、近いものだ。

更に車で東北旅行を重ねて行ってもいいかな。

さて、なぜ盛岡、盛岡駅、ダイワロイネットホテルが最高なのかについて、これから書き記していこう。

まず盛岡という都市が最高な理由。

地方都市の没落が取り沙汰されるこの頃。私が住む◯◯県も例外ではない。

県庁所在地のC市もシャッター街が目立ち、それなりに観光資源はあるものの、街としての活気がかなりなくなった。

街がスカスカ、という印象。50年以上昔、私が小学生の頃は活気があったけどね。

加えて住民の高齢化も進んでいる。

ということで全国で今、コンパクトシティという言葉が喧伝されている。しかし実現には程遠い。

最近話題になっているのは富山市と宇都宮市。いずれもLRTといういわゆる市電の充実化が寄与している。

さて、盛岡市。

ここはすでにコンパクト化が実現している。

人口は我がC市よりもぐっと少ない20万人程度だ。

しかしそれでちょうどいい感じ。街のスカスカ感はない。

市電はないが、多くの公共施設と観光資源が集中しているので歩いて用が済む。

幸いなことに駅と城が1キロも離れていない。そしてその間に風情のある川が流れ、それなりに活気のある商店街が並んでいるので、歩くのが全く苦にならない。

お城の周りには県庁、市役所などの公共施設、加えて新聞社、地方テレビ局などがあり、便利。

お城は天守閣はもうないが石川啄木の詩碑がある。全国的な知名度があるので訪れる人の満足度は高い。

城壁も随分と立派。それを囲む堀も巨大な柳の木が立っていたりして飽きない。

おまけに城の敷地内に風格のある神社があり、そこには由緒ある奇岩がぬくっとそびえ立っている。

役所が近いせいか、お城の周りは飲食店が沢山あり、私もそこでランチをいただいた。

普通のランチだが、おいしかった。夜には居酒屋になるようだ。

実は写真を混ぜていきたいのだが、あまりに多すぎて一日当たりのダウンロードの制限にひっかかってしまったので、明日、改めて写真は貼り込んでいきたいと思う。

ということで写真は後回しにして文章で書き進んでいきます。

待ち行く人の印象ですが、皆さん、老若男女、着ているものは華美ではないがセンスがいい。

女性は美人が多い印象。そういう印象を受けた町は他に北九州市、特に小倉くらいか。

ただ北九州は威勢のいい活発な女性が多かったが、盛岡は静かな感じ。より知的に見える。あまり大声で話さないのかな。

ただ途中で入った盛岡せんべいの女性店員はかなり大きな声で電話のやりとりをしていたので、これはもう少し様子を見る必要がある。

駅からお城に向かう商店街だが、かなり昭和の香りがする。

ようは建物が古い。令和はもちろん、平成の建物もあまりない印象を受けた。

しかしそれが独特の雰囲気を醸していて、観光資源としては優秀だと思った。

特筆すべきは街灯が少ないか、またはないせいで、夜は若干暗い。これもいい味を出している。

いかにも石川啄木の生地といった感じ。

川は北上川と雫石川が市内で合流している。

この合流地点が市内にあるのもいい。

これはドイツのライン川とモーゼル川が合流する Deutsches Eck を起想させた。

ここを上手に整備すれば貴重な観光資源になると思う。

その川だが、日本の川ではかなり珍しく、河川敷に木が生い茂っていて、遠くから見ると森のようになっている。

詳しいことは知らないが、普通、河川敷に大きな木を植えることはない。洪水の時に木が倒れて流出、下流の橋などの構造物を破壊するおそれがあるからだ。

多摩川の河川敷には運動場やゴルフの練習場はないけど木は生えてませんよね。

北上川と雫石川の河川敷が森のようになっている、ということはこの二つの川はほとんど洪水被害にあってないからと思われる。そうでなければ国土交通省が許すことはないはず。

加えて盛岡で大きな地震があったということは聞かない。雪はもちろん降るだろうが、これも大雪で町が麻痺したという報道は見たことがない。

駅南の西口サービスセンターという20階建ての立派なビルの20階が無料で開放されているので、そこに登ってこの二つの川の様子を見下ろした。

ちょうど清掃をしていた女性がいたので聞いたところ、やはり東北大震災を除けば大きな地震はないとのこと。やはり災害とはほぼ無縁の町と言っていいのではないだろうか。

これは私にとってはとても大事なポイントだ。

このサービスセンターはかってあった国鉄の鉄道修理工場の跡地を整備して立てられたもの。一階には市役所の窓口があるし、郵便局もある。本庁は駅の反対側にあるが、ここで大体の役所サービスは得られる。おまけに駅の目の前なのでとても便利だ。こういうのは町がすたれないための大事なポイントだ。

またこのセンターの中には大ホールと小ホールがあり、なかなかに活発な活動が見て取れる。この日はちょうど県内の中学項の発表会のようなものがあり、制服を来た中学生が列をなしてセンターに入っていった。

そしてなんと小ホールには立派なパイプオルガンまである。

パイプオルガンがある町などそうそうあるものではない。

多くの場合設置したものの、それを整備、調整する人がいなくて、何年かたって撤去されるなどという情けない事態になるのだ。

ということで町は便利で観光資源も豊富にあり、市民生活もとても便利そう。

さびれていない商店街、飲み屋街もあり、住みやすさが窺い知れる。

なので待ち行く人はいずれも満足そうな顔をしているのだろうな、と思った。

そうそう。変な人、異様に太った人とかは皆無でした。

やんちゃな若者もいない。多分。

ある意味保守的な町のかもしれないが、progressive なことに疲れた日本人には優しい町ではないだろうか。






















盛岡、盛岡駅、そして盛岡ダイワロイネットホテルが史上最高の都市、駅、ホテルであるこれだけの理由 - 序章

2023-10-19 10:09:13 | 日記
東北初秋の旅も終わり、これから帰郷だ。

今は盛岡のダイワロイネットホテルで荷物をまとめている。

今回、メインは八幡平温泉だったが、グループと別れて一泊した盛岡がとても印象深かった。

いろいろと写真も撮ったのでそれを掲載しながら、いかに盛岡市(といっても中心街)、盛岡駅、そして盛岡ダイワロイネットホテルが最高だったかを語っていきたい。

これから移動するので、帰りの新幹線、そしえ帰宅後にまとめられたらいいなと思っている。

時間が足りなくなったら明日に回します。

まずてっとり早く盛岡の印象だけを述べておくと:

(1)こじんまりしている。
(2)昭和の香りがする。
(3)まだオーバーツーリズムになってない。
(4)道行く人は落ち着いていて、服装も派手でなく若干保守的だがセンスがいい。
(5)女子高校生の制服も伝統的なデザインでみな賢く見える。
(6)盆地なので山で囲まれている。ただかなり遠くで囲っているので疲れた時に遠くを見て癒やされる、という効果があるはず。

では残りは後で。

これからホテルをチェックアウトして、お城の方を散策し、その後新幹線で仙台に移動する予定。時間によってはそのまま東京まで行くかもしれない。

*****

無事帰宅。

流石に盛岡から東京経由一挙に帰宅ということで疲れ申した。

今日のタイトル

『盛岡、盛岡駅、そして盛岡ダイワロイネットホテルが史上最高の都市、駅、ホテルであるこれだけの理由』

は、『序章』とし、本編は明日か週末にゆっくりと書かせていただく。

写真は一杯撮ったよ。









今日は八幡平のあと盛岡へ

2023-10-18 17:08:23 | 日記
今日はまず八幡平を訪れた。

山頂はガスが出ていて、寒いし、おまけに風が強い。

散策は諦めて売店・レストランの施設内でぬくぬくする。

その後バスは盛岡城をよってから盛岡駅へ。

ここでグループは解散。

私は駅前のホテルへ投宿。

これから飲み会に参加する。

明日は仙台、東京経由、帰宅の予定。

盛岡は面白い魅力的な街だ。

ニューヨークタイムズが推奨するのも分からないでもない。


東北旅行進行中

2023-10-17 07:46:55 | 日記
新幹線の中。

無事はやぶさに乗れた。

東北新幹線は随分と久しぶり。車窓の景色が新鮮で飽きない。

びっくりしたことが2つ。

(1)富士山が見える。上野を出てしばらくしてから左のほうに山が見えてきた。とてもぼんやりだが。

富士山みたいな形をしている。そんな山が東北方面にあったっけ?と訝しく思う。

しばらくして浦和あたりでそれが他ならぬ富士山だと分かった。s

天気もいいのでかなりはっきり見える。

さいたま、大宮あたりでは稜線まできれいに見えて、横浜で見るよりよっぼど美しい。

考えてみればこのあたりはまだ東北ではないし、富士山傘下なので当たり前だ。それにしても美しい姿なので、北斎はなぜ浦和あたりからの絵を富嶽三十六景で描かなかったのかと怪しんだくらい。

(2)全席予約席。これはいいね。東海道新幹線もこうすべきだと思う。今や予約はスマホでもできるから。

さて大宮を過ぎても左手に山がずっと続く。

その稜線が気持ちいい。旅情を誘うね。

*****

昨日は日本橋の居酒屋快海で友人と飲んだ。

ここは魚料理が美味しい。飲み放題メニューにした。

店員が外人なので聞いたらネパール人とのこと。なかなかきさくだ。

友人と別れた後、高島屋の裏にある京都ラーメンでしめた。

間違って大盛りを頼んでしまい、食べきるのに苦労する。昔ほどは食べられない。