厳かなるメリハリっ子

モラハラ妻から逃れて20年。70歳に向けて厳かな人生を送る年金受給者のブログです

今日はおとなしく室内作業

2023-01-17 09:38:42 | 日記
昨日、遠出をしていろいろ本を買ってきた。

地元駅まで車で行って、そこから電車。途中事故があったようで隣駅で待たされた。

長い待ち時間がアナウンスされたので、駅を出て、周りを散歩した。ちょうど昼なのでとあるラーメン屋に飛び込んだ。久しぶりの札幌ラーメンだ。お客さんは明らかに近所のご老人ばかり。後で若い人も入ってきた。

昼飯は本来なら目的地でお目当ての店があったのだが、仕方ない。普段歩いたことのない町を歩くのも趣がある。しかし駅近くでも結構な数の店がシャッターを下ろしていた。月曜の昼というのに。

1時間ほど時間を潰して駅に戻ったら電車は回復していた。

A市の繁華街に無事到達。

まずは丸善を覗く。

お目当ては白川静先生の辞典だった。「字訓」、「字統」、「字通」と三冊ある。私が知りたいのは漢字の説明と生い立ちなので、店頭で見比べてみたいと思っていた。

ところが!ところがである!なんと三冊置いてあったが全てビニールで包装されていて立ち読みができない。

わざわざ遠くまで出向いてきたのに、中身がチェックできないなら、店頭に置く意味などないだろう。アマゾンで買うわ!

と心の中で罵って、しかたなく他の辞書、辞典を物色した。

他にも買いたいものがあったので、重いものは後回しにしようと思い、いったん丸善を出て、近くのLOFTに行った。

ここでノートを買うのが目的。丸善にもノート売り場があったが、品揃えがいまいち。

LOFTはやはり豊富な品揃えだ。いろいろと迷ったが、最後にこれにした。



MOLESKINE というブランド。罫のない無地のものだ。

今調べたら、イタリアのメーカーなんだね。

日本にはないテイスト。確かにイタリアっぽい。ちょっと高いがいい感じ。ペンや万年筆の乗りがよさそう。

もともとは用途に応じて複数のノートを買うつもりだった。しかしこのノートが余りにも高いので方針を変更。一冊買って、そこに全部書き留めていくことにした。ノートを埋める前に寿命が尽きる可能性もあるのでね。

月曜日のLOFTは人もまばらだった。他にペン立てが欲しかったがいいのがなかったので、LOFTを後にし丸善に戻った。

再度丸善の辞書売り場。

流石に白川静先生の辞典以外にもいろいろと置いてある。地元の店で手に入るものは意味がないので、そこでは売ってなかった大部で高価なものが目当てだ。

複数比較して「新潮日本語漢字辞典」というのにした。

今調べたら、何と自分はかってこれを保有していてメルカリで売っていたのだ!

ま、いいか。改めて漢字に興味が湧いたのだから。(でもちょっとショック)

これです。



辞典の比較に使う字として「蹂躙」の「躙」を選んだ。

この辞典の説明では、まず別体という字が4つ掲載されている。そして:

[意味]にじる。㋐足の裏などで物を押さえつけ、強く擦り動かす。(中略)「恐ろしく潔癖な霜は其の見窄らしい草木の葉を地上に躙りつけた」

などと丁寧な説明。「見窄らしい」という難しい漢字も発見できて効率がいい。

熟語として「躙り寄る」、「躙口」、「躙り出る」などがあり、その説明も楽しい。最後に掲載された「躙り書き」は「筆を紙に押し付けて、つたない文字を書くこと」とあり、「おいおい。俺のことかよ。」などと思ってしまった。しかし「つたない」はちゃんと「拙い」と書いて欲しかったな。

これ一冊を紐解くだけで楽しい老後が送れそうだ。

丸善では他にもこんな本を買いました。



これはドイツ語・スペイン語のまとまった文章と和訳が対比されている本。かなり歯ごたえのある文章ばかりなので挑戦のしがいがある。もう自分ではドイツ語もスペイン語も文章は作れないが、発音だけは得意なので、この本の内容をひたすら音読し、それを繰り返して丸暗記しようと思っている。あと20年あればなんとかなるのではと楽観的に思っている。



これは漢字辞典のそばにあったのでペラペラめくって面白そうなので買った。こういう買い方が実店舗の醍醐味だ。

帯には「読み方には隠されたルールがある。漢字のもう一段上の極意を教えよう。」とあり、とてもそそられる。

一段上の極意をマスターしないまでも、是非それに触れてみたい。値段は1500円。安いものです。

*****

モレスキンのノートの書き味を試すべく、先日丸善で買った万年筆で字を買いてみた。




思ったよりひっかかる。あまり滑らかではない。これは万年筆の問題か紙の問題かよく分からん。

内容はモレスキンのホームページにあった「モレスキンのマニフェスト」を書き写した。

このマニフェストはちょっと滑っているというか、上滑りしている気がする。コピーライターがこしらえたのだろうか。

私自身は自分の声を解き放つとか、そんな大層なことは考えていない。基本、書き写しをして、ペンの走りを知りたいだけだ。加えて特に漢字の理解を深めることができれば御の字。

そんな気分だ。

ホリエモンなら手書きなんて効率悪くて意味ない、と言いそう。

ただ、日本語の場合は手書きである程度書き手の教養を推し量ることができるので、さほど無意味とは言えない。よく外国人が日本の履歴書で手書きが必須ということを知って驚き、その慣行を馬鹿にすることがあるが、自分の洞察力のなさというか教養のなさを暴露している。

*****

久しぶりに新刊本を買った。となると付いてくるのが「帯」。

邪魔なので基本的にすぐ捨てる。しかし帯というのも出版社の魂が籠もっているのでちょっと後ろめたい。申し訳ない気がする。メルカリなどで売る際に帯があったほうが高く売れるということで残す人もいるようだが、そんなみみっちいことはする気がない。本を買う目的はあくまでも自分が読むこと。それ以外にはない。

そこで帯に成仏してもらうために、昨日買ったモレスキンのノートに手書きで書き写すことにした。

日本語漢字大辞典の帯はこれだ。



ここにも赤字で書いたが、転写することで面白いことにも気づいた。

絶賛してくれた各種メディアが紹介されているが、

(1)朝日新聞が冒頭に来ている。やはりまだ朝日の権威は残っているようだ。
(2)メジャーな新聞である中日新聞がない。そもそも中日新聞は絶賛してくれなかったのだろうか?それとも絶賛してくれたが、新潮社が省いたのか。この2つの違いは大きいぞ。
(3)何と赤旗がある。一方聖教新聞はない。このあたりも(2)と同じような事情かな。
(4)週刊ポストのような「?」と思うメディアがあるのに、超メジャーな週刊文春と文藝春秋がない。ま、分からないこともないが。
(5)当然のように週刊新潮は載っていない。ま、謙遜ということでしょう。

ということで手書きもいろいろと効用がある。本の内容がより分かるし、折角買った高いノートも活用できるし、気分も高揚する。

*****

思いっきりどうでもいい話だけど、高知東生と東出昌大の区別がつかない。

どちらも有名な女優と結婚して離婚した。どちらも夫側のスキャンダルが原因だ。

その女優との組み合わせも覚えられない。そもそもこの二人は名前の読みも分からないし、そもそも漢字の名前も覚えられない。

大体思い出すのは、例の日本の大物俳優の娘さんである女優の別れた旦那の俳優で、同じく女優と離婚した似たような名前の俳優がいたな、くらいだ。

今もそのプロセスで思い出そうとしたが、肝心の「日本の大物俳優」の名前が思い出せない。下の名前が「けん」というのは思い出せるのだが、名字がどうしても。

ということで、結局娘さんの名前が杏かなにかだったよな、ということで「杏」から全てが芋づる式に出てきた。

そして正解は:

高知東生(たかちのぼる)   前の奥さんは高島礼子

東出昌大(ひがしでまさひろ) 前の奥さんは杏

そして「杏」。これも「あんず」なのか、他の読み方なのか自身がなかったが、今調べたら「あん」だった。「けん」さんは「渡辺謙」さんだった。

全てが間際らしい(「紛らわしい」と打つつもりが間違えた。本当に紛らわしい)

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天気もいいのでカップ麺を買いに行く。天気は関係ないが。

カップ麺は防災食の備蓄として買っている。普段は食べない。健康的ではないので。しかし賞味期限が来るので、仕方なく今日も昼にいただいた。

所定備蓄数に4カップほど足りなくなったので買出しに行ってくる。

カップ麺はそれこそ西友でも売っているし、コンビニでも売っているが、やはりセブンイレブンが一番よさげだ。有名ラーメン店との提携ラーメンが豊富に揃っている。先日食べた飯田商店のラーメンはカップ麺のレベルを越えていたし。

そのセブンイレブンで一番売れているのが蒙古タンメン中本のカップ麺らしい。蒙古タンメン中本は、コロナ前に御徒町の店であまりの辛さに死にそうになったので、どちらかと言えば敬遠したいが、一番と言われるともう一度試してみてもいいかな、と思ったりする。

*****

びっくり。セブンイレブンで500円のカップ麺が売っていた。

買った。

それがこれ↓



日清ラ王濃香トリュフ醤油が商品名。

乾燥カップ麺で500円というのは史上最高額ではないだろうか?

飯田商店の冷凍カップ麺があったので、衝動買い。こちら↓



458円。高いといえば高いが、名店の冷凍ラーメンとしては相場だろう。

これも楽しみだ。

飯田商店というのはとんでもない田舎にあるので実店舗に行くのはほぼ不可能。おまけに予約が大変らしい。

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橘高校ブラスバンド部の練習風景を記録した貴重な動画をみつけた!

台湾のテレビ局の番組らしい。

《主播凹鬥Outdoor中》獨家專訪靈魂人物 橘色惡魔「傳承」見證 


リーダーの肉声を聞けるのも貴重だ。日本のテレビ局でこのような取材をしているのだろうか?少なくともユーチューブ上にはない。

今や台湾で大人気のこのリーダーの名前は「木花百花」ちゃんだけど、「花」が二度も出てくる名字というのは極めて珍しいと思うのだが、どうだろう?

うちの息子も同じ漢字が二度出てくるのにすればよかったかも。例えば山本山とか。(私の本名は「山本」ではありません。念の為。)

この動画で初めて知ったのだけど、「卒業生」は中国語では「畢業生」と言うらしい。随分立派な漢字の組み合わせなこと。



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