厳かなるメリハリっ子

モラハラ妻から逃れて20年。70歳に向けて厳かな人生を送る年金受給者のブログです

65 90-138 9155 ささやかなクリスマスイブ

2018-12-24 09:05:18 | 日記
今日はイブだ。しかし我が家は特に華やかなイベントはない。

息子は定休日だが、2階でゲームでもするのだろう。もともと正月とかクリスマスとか、そういう祝事には興味のない男なので、食事もコンビニ飯で済ますだろう。

私も、昼はお歳暮でもらった魚の切り身を解凍していただく。昨日多めに作った味噌汁をつける。これで十分。もちろん、酒などは飲まない。

夜もシリアルくらいで済ますつもり。もちろん、アルコールは摂取しない。静かに過ごす予定だ。

これこそ Stille Nacht ではないだろうか。

そういえば、この Stille Nacht, Heilige Nacht。日本では「きよしこの夜」で知られている歌。

今年が生誕200年だ。200年前の12月25日。つまり「明日」、初演された。作曲はその直前だったらしい。

時間をかけなければ名曲は生まれない、ではないことの一番の証左だ。


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今、YouTube でアニメの刀剣の戦いのシーンの作画をテーマにした動画を見た。

これだ

この中で、「バケモノの子」の戦いのシーンが出てくる(1:56-2:13)。

熊のバケモノが戦っているのだが、汗をかいているのがわかる。

熊は犬と同じで汗腺がないので汗はかけないのだが。

アニメだからうるさいことはなしで、という人もいるだろう。しかし、アニメは空想の世界を描くからこそ、リアリティーが大事だと私は思っている。作品の質を担保するのは案外リアルな表現なのだ。

たとえばAKIRA。

言うまでもないアニメの名作だ。

しかし、一つだけ残念と思うことがある。それは東京上空に浮かぶ軍事衛星「SOL」だ。

細かいことは言いたくないが、東京上空に静止衛星は存在しえない。静止衛星は赤道上にしか置けないのだ。

アニメでは静止衛星とは一言も行ってない。しかし、斜めからではなく、空から直角でビームが放射されているので、東京の真上にいるという想定だろう。もちろん、東京上空を通過した瞬間にビームを発射すれば、静止衛星でなくても、東京に向け、真下にビームを発射することは可能だ。しかしその場合、発射した衛星はあっという間に遠くへ飛んでいってしまう。

なのに、鉄雄は攻撃を受けたあと、真上に飛ぶ。そして衛星を破壊したあと、またまっすぐ東京に降りてくる。

これは衛星が東京上空に静止しているという前提がある証拠だ。

そしてそれは物理的にありえない。

これがリアリティーの欠如になっている。素晴らしいシーンだが、ちょっと残念だ。

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英語で「なにかを欲しがる」とか「切望する」という意味の単語はいろいろある。

want, desire, seek, long 等々。

中でも本当に身悶えするほどほしいときに使う言葉が crave だ。

最近、酒を飲みたいという craving がなくなってきた。なぜだろう?

寿命が近づいてきたのかな。

もー我慢できない、ということで断酒を破ってまた飲み始める、というイメージがなかなかわかない。

ま、いずれ東京で友人らとの飲み会があるだろうから、それまでの断酒だが。

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結局今日も酒は飲まずに済んだ。結構、結構。