八国山だより

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舛添、おまえもか

2007-09-12 06:17:06 | 政治


<厚労相>残業代ゼロ法案を「家庭だんらん法案」に
(毎日新聞 - 09月11日 21:52)


 舛添要一厚生労働相は11日、同省が法案化を見送った、一部事務職の残業代をなくす「ホワイトカラー・エグゼンプション」について、「家庭だんらん法案と書け、と(事務方に)言った」と述べ、同制度導入に向けた検討を続ける考えを示した。同相は「残業代が出なかったら早く帰宅する動機付けになる」と強調し、「横文字を使うからマスコミに残業代ゼロ法案と書かれ、一発で終わり。『パパ早く帰ろう法案』とか『バカな課長の下で仕事するのはやめよう法案』という名なら通る」などと語った。

 ネーミングの変更で国民に与えるイメージも変えてしまおう、との論法だが、野党側はさっそく反発している。舛添氏の発言について子育て問題に詳しい民主党の蓮舫参院議員は「カタカナ言葉を使う安倍首相が不評だからこんな言葉にしたのだろう。舛添さんは永田町言葉を使わないので斬新で親近感はわくが、斬新さに見合う行動をとっているのか。名前と内容が本当に見合う法案を考えるべきだ」と述べ、批判した。



看板だけ掛け替えてもなぁ…。
「少子化対策になる」と言った安倍首相も世間知らずのおぼっちゃま、おめでたい人だと思ったが(*1)、舛添氏までこの程度なのか。東大出てるのに。頭のいいやつはほんとに○カだ。

実際、自分の裁量で残業時間を決めているのがどれほどいると思ってるいるのだろうか、舛添くんは。看板だけ掛け替えても…。ホワイトエグゼンプションの弊害についてはすでに述べている。(*2)

それにしても未だにこのことをあきらめていなかったのか。経団連の御手洗会長から圧力でもあったのか。なにしろ彼ら大企業の役員、グローバル競争に勝ち抜くためと称して社員の給料を抑え(あるいは社員を派遣社員に換えて)ながら、その実自分たちの給料を上げることに余念がなかったからだ。(*3)

*1 「安倍首相の見識の程度
*2 「ホワイトカラー・エグゼンプションが実現したら
*3 「節約した人件費の向かった先


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