ネットのあるところで試写会の感想を読んだが、悪評ふんぷんだった。駄作中の駄作とかあの優秀なスタッフでこんなダメ作品がどうしてできるのかとか。そういうわけで余り期待せず見に行った(前売り券がすでに購入済みだったので)。
駄作中の駄作とは言わないまでも、話が淡々と進んで盛り上がりに欠けるというのか、表面的になぞっているだけというのか、消化不良というのか、そんな印象だった。
初めに登場した2匹の龍はテルーとその父だったのか。アレンはなぜ国王である父を殺したのか。初めはアレンをなぜか拒否していたテルーが急に受け入れ始めたのはあるいは同じ罪を背負っているからか。国王が殺され、王子もいなくなってその国はどうなったのだろう。世界のバランスがおかしくなっている、ということだったがそれはどうなったのだろう。「ナルニア国物語」の魔女もさえない魔法使いだったけど、この物語の魔法使いも…。
生と死や人の心の光と闇について語られていたが、ちょっと説教くさい感じがした。
「ロードオヴザリング 2つの塔」でも、ナズクルからフロドを助けたサムがフロドに話しかけるシーンがあり、説教のような内容とも言えるが、それには十分感情移入して納得することができた。その物語に引き込まれていてその内容に十分共感できたから。何巻かをこの映画にまとめたと聞いているので、話を端折ってしまいその意味で共感を得るには無理な内容(深みがない)になっているのではないだろうか。
人の心の光と闇についても、たとえば1996~97年に放映された「ウルトラマンティガ」のほうがうまく表現していたように個人的には思う。
一緒に行ったカミさんの評価では絵もジブリのこれまでの作品ほどきれいじゃないとか。
5段階評価の2というところか。
駄作中の駄作とは言わないまでも、話が淡々と進んで盛り上がりに欠けるというのか、表面的になぞっているだけというのか、消化不良というのか、そんな印象だった。
初めに登場した2匹の龍はテルーとその父だったのか。アレンはなぜ国王である父を殺したのか。初めはアレンをなぜか拒否していたテルーが急に受け入れ始めたのはあるいは同じ罪を背負っているからか。国王が殺され、王子もいなくなってその国はどうなったのだろう。世界のバランスがおかしくなっている、ということだったがそれはどうなったのだろう。「ナルニア国物語」の魔女もさえない魔法使いだったけど、この物語の魔法使いも…。
生と死や人の心の光と闇について語られていたが、ちょっと説教くさい感じがした。
「ロードオヴザリング 2つの塔」でも、ナズクルからフロドを助けたサムがフロドに話しかけるシーンがあり、説教のような内容とも言えるが、それには十分感情移入して納得することができた。その物語に引き込まれていてその内容に十分共感できたから。何巻かをこの映画にまとめたと聞いているので、話を端折ってしまいその意味で共感を得るには無理な内容(深みがない)になっているのではないだろうか。
人の心の光と闇についても、たとえば1996~97年に放映された「ウルトラマンティガ」のほうがうまく表現していたように個人的には思う。
一緒に行ったカミさんの評価では絵もジブリのこれまでの作品ほどきれいじゃないとか。
5段階評価の2というところか。