京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

暖かい時間!

2011-05-04 16:21:09 | 日記

今日は水曜日。「ヌーベル・パスティーシュ工房」がお休みの日。

お客様の来店が無いのでお預かりしている時計を一気に仕上げます。
特に掛時計。

お昼には仕事を終えて、のんびりとチェロ三昧。
「ラ・フォル・ジュルネ・オウ・パスティーシュ」音楽熱狂の工房なのだ。
3時間ほどで指が痛くなります。日ごろの練習不足が指にしみます。

5月病!のお客さまのお話。
会社に入社したところ先輩達のつけている時計が「ださい!」
絶望しました!とのことだ。

簡単に絶望するのです。時計だけが要因では無いようですね。
ばれてしまったのかなー?

先日からの東京電力を初めとする、おかしなおじい様たちの行動を皆見ています。
会長様のおろしたばかりの作業服を見て昔を思い出しました。

「おめはん!会社をなめてるのか!支給されたばっかりの作業服は着てくるな!」
不満な態度のパステー君。
新しい服を着ていて何が悪いのかよくわからなかった。

後ほど先輩が教えてくれます。
「ンダナー!新しい作業服にはホコリがついているために、洗って毛ぼこりを落とすっけちゃー。」
メーカーにクレームを入れてホコリが無い服を納入させましょうよ!

「作業服をそのまま加工なしで着ている人はいねよ!」
よく見たら、左の袖が短い。時計を見やすくするために纏っています。

「作業服も靴もそれぞれ自分の仕事に合うように加工するのでガンス!」

東京電力の会長様も東北の時計工場に修行に行ってもらいたい。

今回この業種のばればれ!事件。
・危機管理能力の欠如。
・目標選択能力の欠如。
・バランス感覚の欠如。
大きく目立つ欠陥でしたね!

電力会社に限らず大企業の役員は1980年代から成長していない人たちが多い。
月曜日の役員会議はゴルフ・株の話題ができればOK!

親会社からの株保有比率によって集まった出向役員だから、仕事の話は禁句なのだ!
「出向もとはエースクラスは派遣しない。
したがってレンチもスパナも持ったことの無い役員ばっかりになります。」

こんな役員ばっかりと驚き、人生をあきらめるのは課長クラス以上なのです。
新入社員の仰ぎ見る役員は雲の上の人たちなのです。

当然、会話も出来ません。
だから若いうちは知らなくてもいいことがあるのだ。

モチベーションが簡単に喪失する「新5月病」だ。
ところが今回の原発事故で、アホ集団がばれた!集団感染。

関西電力も中部電力も、役員達は市場の空気を読めない「裸の王様」。
日ごろ、ゴルフ場通いだ。
原発の近辺にゴルフ場がセットのように設置されている理由もわかってきます。

「あーあ。電気屋さん達も同じ穴の狢かー!」
ただし、接待ゴルフも日本の社会では大切なのだ。

ゴルフも出来ないで何もしない役員を知っています。
期限が来ると億単位の退職金を持っていくだけ。
退職引当金を用意する仕事ほど、馬鹿らしい仕事はありませんでした。

今月、出揃う各社の会社決算報告書を楽しく眺めてみましょう。
バランスシートを読みこなすのはそれほど難しくありません。

「自分が勤めている会社の業績は社内ではわかりません。」
新入社員の常識なのだ。
だから、決算報告書をのぞいて自分で判断予測をするのです。

先輩達がお粗末な時計ばかりをつけている会社組織は、問題?

「社内ギャンブル」「社内女」「社内八百長」会社3悪。
社内の女性社員が、おめかけさんばっかりの中小企業も知っています。
時折、本妻さんが突然現れてバトルが始まるのだ!
不倫企業でした。

「社内八百長!」
売上も天ぷら!衣ばかりで商品のたらいまわしの付け替え企業も。なんでもありだ!

「社内ギャンブル」
あちこちに出店。神頼みのような経営。やたらと、神棚が立派。

世の中、下を見ればきりが無い!上を見ても同じだ。

5月病の皆さん!
自分が、役員になるまでしっかりと我慢しましょう。
または、私のように自営に切り替えることも、選択の一つなのだ。

肩の力を抜いて、数字に強くなりましょう。
数字に強くなると逃げ出すときはいち早く避難出来るのじゃー!
「こんな世の中にしてしまって、すまないねー!」が、本音です。


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