京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「桜の値段?」

2017-03-14 09:20:29 | 時計修理

3月14日火曜日。
先日からスコッチ・シングルモルトが安くなっていることに気が付いた。
私はヘネシー、レミー・マルタンなどのブランデー派ですがちょっと価格の安さにひかれてシーバス12年物を買ってしまう。
初期棚の奥から錫製携帯用ボトルを引っ張り出してお花見の準備。京都の贅沢な待ち時間です。これと合わせるにはブルーチーズがいいか?スペイン産のサラミか?ここでは妥協したくないのね~。
鼻の頭をちょっと赤く染める60歳過ぎのじーさんは許される?
やっと様になってきた年齢のピクニックスタイルです。やはりお花見はブレンデーよりウイスキー。コートはバーバリ、時計はIWCかゼニスにしましょうね~。
片手に龍の頭のステッキはまだ早い。
これで毎年京都御所の北にある螺旋状の皮だけで生きている老桜を見に行きます。お互い頑張りましょうね~!
京都の花見予算は3000円!渋くいきます。シーバス2200円、新福菜館並そば600円
花見のあとは御所東・荒神口「新福菜館」でラーメンを食べるという贅沢な時間が待っています。嬉し美味しい春なのだ。

明日は定休日なので下見に行ってきます。
同時に百万遍の手作り市の開催日。私は雨男なので明日のお天気は当然悪い!
目的は花見用のお猪口と徳利です。

写真は名古屋・丸栄8回時計売り場付近で開催中の画展のご案内です。
残念ながら明日までの開催期間!水曜日がお休みの皆さんは出かけましょ!
「田中芳照 油彩画展」です。
画家の住まいがなんと工房の近所なのです。工房付近は北区の高級住宅地なので有名な画家、音楽家の住まいが目立ちます。これがへなちょこの時計師が10年も続けられるわけなのだ。

田中画伯1954年生まれ。私と同級なのにどうしてこれほど差が出たのかね~?話題の桜散る籠池氏も似たような62歳。いろいろな人生があるものだ。

作品は桜をモチーフにしたものが多いのが特徴です。全国桜前線と一緒に渡り歩いて桜を描く。このエネルギーには脱帽します。
以前観た盛岡の石割桜もいい。写真よりもはるかに妖艶な桜の姿が描けていると思います。
ハガキの絵は「又兵衛桜(昼の月)」
こんな作品を見ながらボーっとできたら最高のお休み日になりますね!

明日は10時くらいに手作り市から戻って5時まで営業します。
工房の周辺のお店が水曜日がお休みなので従業員のみなさん用にお昼時間には開けています。
ご利用くださいね~。



コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 時計師の京都時間「京のみや... | トップ | 時計師の京都時間「京の華時間」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時計修理」カテゴリの最新記事