京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「ネコのプライド時間」

2023-01-14 09:16:46 | 時計修理

昨日の13日金曜日も無事に過ぎて日常が戻ってきました。原田マハ著「<あの絵>のまえで」も完読、今日返却に行く。あいにくの雨模様のお天気!卵を一個買うのもクルマ、図書館通いもクルマが必要な田舎暮らし、なんとなく化石燃料の消費に罪悪感がある。雨の日なので燃費のよいバイクも使えないのがちょっと悔しい。

ネコの花ちゃん、おもちゃのピチピチサバタ君に怖がる自分のプライドが許せないようです。ビビリで好奇心の性格なので近くによってチョンチョンと触っては逃げることの繰り返し。私には遊んでいるようにしか見えないのですが夜寝る時まで続きました。

「あの絵の前で」200ページ弱の本に完読まで時間がかかりました。もともと美術学校志望だっただけにピカソ、マチス、セザンヌは夢の中まで出てきます。「ピカソを超えた!」作品なら夢の中では何度も描いて来た。特に「ゲルニカ」の絵からウマが飛び出してきたこともある。「ネコに神様の絵を描かせるとネコの姿を描く」。広島13万人、長崎7万人計20万人が12月のクリスマスまでに殺されました。トルーマン大統領は「アメリカ兵の命を救うための原爆使用だった」そのロジックではアメリカ人を救うためなら武器を持たない民間人を皆殺しにして殺戮してもよいということでしょう。ヒトラーよりトルーマンが怖いのは原爆投下のロジックはとっくに崩壊しているのに現在も反省が無いことでしょう。ピカソの「ゲルニカ」の絵はまったく役に立っていない。

ロシアのウクライナ侵略戦争ではウクライナの民間人を殺戮してもロシアの兵士を救うための作戦だと言い張るでしょう。「アメリカは原爆を使って20万人も無力の女性、子供を殺しておいて国際世論からも神様からも許されている国」だったらロシアもやるよ~。」プーチンのロジックが解りやすい。戦後70年も経つのにアメリカ人のボタンの掛け違えでウクライナの人たちが殺されていくのはつらいものです。プーチンの核兵器使用のロジックは許されることになる。「せっかく作った原爆をアジア人に使ってみたかっただけ」アジア人は人間で無いので皆殺しをやっても許される行いなのだ。アメリカのイエスの姿は片手に核兵器、片方はジャック・ダニエル、飲酒が許されるヨッパライ文化なのだ。

日米首脳会談で岸田首相がベトナム戦争時代からの売れ残りの中古品1972年開発「トマホーク」を買ったのでバイデンに褒めてもらいに行く映像を見た。おまけに長崎の知事、市長がバイデンの長崎訪問を依頼しているというがこれもおかしな話だ。かつてオバマ大統領が広島に来てメディアは大喜びでしたが核兵器使用は「人類の罪」などとはぐらかしてとぼけていたのが印象的でした。「お前たち民主党の指導者が20万人もの民間人を殺したのだからせめて謝罪に来い!」こんな外交が出来ないのが悔しい。歴史を振り返り考えないふりの外交をする首相がペコペコしている姿は情けない限りです。昨日の13日金曜日はピカソの「ゲルニカ」にジョー・バイデンとプーチンが仲良く並んでいる姿を追加で描き加えましょうかね~。ネコにも日本人にもプライドはあるのだからね~、20万人も殺されて花は黙っていないよ~。

 

 

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