PARK'S PARK

パクのお庭にようこそ。環境問題、ロハス、バイオ、空手、映画、多言語など情報満載です。少々硬派な内容を目指します。押忍

日本のチベットへようこそ?

2008年04月25日 | 世の中を良くしたい!
●今日は取引上のVIPが中国からお見えになりました。数ヶ月前から準備をして根回しをして、スカイプで事前に話し合いをして、やっと来日がかないました。
        
          【会社で作った、日中の旗:熱烈歓迎】

■じつはオリンピック聖火問題で入国審査が厳しくなりビザがおりなかったのです。ご存知のように中国からの来日にはまず日本からインビテーション(招聘状)を発行し、中国政府での厳しい審査があってからビザが発行される。政府要人であっても、企業家・資産家であっても簡単にはいきません。
さて困った、3日前まで結論が出なかったのですが、何とか入国がかない、やっと名古屋空港に来ることができたのです。同じ飛行機、しなのの列車には聖火関係者が多く乗り合わせたようです。

◆デリケートな時期の来社なので社員には、オリンピックの話題、チベット問題には触れないように釘をさしておいた。
ところが我がボスは開口一番『日本のチベット松本へようこそ!』と切り出してしまった。
この言葉は彼のとても好きな言葉で、来客する人にしばしば使う。この言葉を聴くと客人は、こんな田舎によくおいでくださいました、と自分の会社を卑下している言う意味にとらえる方がほとんどです。
しかし、彼の真意はこんなに自然に恵まれた素晴らしい土地へようこそと言う意味で使っているのです。
それは私も同感なのですが、何も中国人にこんな時期に言わなくても良いでしょう~と、ひっくり返りそうになった。

★しかし、参った。中国側VIPは笑っていたが、さてその心の奥は計り知れない。
私のスタンスは中国政府のチベットへの弾圧は由々しき問題であると考えているが、政治問題に関してはその表現方法は慎重を期する必要がある。
当然、聖火を力づくで奪おう、行進を妨害しようとする方法には反対である。もっと違う表現方法があると思う。
平和の為に戦う!平和の為なら人を傷つけても良い、などと言う考えにはまったく反対である。

さて、明日の朝から聖火リレーが始まるが、大きなトラブルが無いことを願います。

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