梅雨ですな。昨晩から雨が降り続いていたので、部屋にひきこもってXL80SのフロントフォークをOHしました。
フロントフォークを分解する方法ですが、私は専用工具を持っていないので、スプリングを抜いた状態でフォークを縮め、勢いよくインナーチューブを引っ張りオイルシールを叩き出す方法でやってます。
しかしXL80Sの場合、スプリングは分解後でないと抜けないため、スプリングの復元力が邪魔をして有効な打撃を加えられません。そこで今回はインナーチューブを目いっぱい押し込み、スプリングの反発力を利用してNo.19のパーツでオイルシールを叩き出しました。
外れたインナーチューブが身体に当たらないように注意しながらコツコツと根気よく、2~3分程続けているとスコっと抜けます。
ちな、サービスマニュアルに載っている専用工具はこんな感じのものです。
私みたいな素人からしたら、使用頻度と購入価格を考えるとちょっと手を出しにくいスな。木工での自作も手間がかかりそうですし。
インナーチューブが外れたので、フロントクッションスプリングを抜いて、自由長を測定しました。
基準値397.7mmに対して約395mmだったので、再利用して組み込みます。交換基準の自由長が370mm以下だから、まだまだ大丈夫ですな。
ささっと左右2本を組み立てました。
インナーチューブは純正が廃盤になっているので、Dachiというメーカーの社外品を購入しました。チューブに通すパーツやダストシールは純正部品が出たので新品に交換。オイルシールの打ち込みは、部屋に転がっていた外径38mm×内径31mmの塩ビパイプを利用しました。
フロントフォークオイルはKYBのG10S(5W20)をチョイス。
XL50S、80Sのオイル量は分解時115~120ccです。
作業完了ヽ(・∀・)ノ
明日は良い天気になるらしいので、車体に取り付けますよー
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