造形補修材を短時間だからとノーガードで使用したら、時間を置いて激しい吐き気が。
横になると速攻で決壊しそうになったりで、朝まで悶絶するハメに。
溶剤の揮発ガスで急性中毒になったっぽい。毒性はツールクリーナーや薄め液の比ではなかったです。
マスク持ってるならちゃんと着けろってハナシですな。
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マルシン工業から1993年に発売されたエレクトリック・ドライブ・システム(いわゆる電動エアソフトガンですな) ベレッタ92Fのジャンクを入手しました。
分解方法がネット上で見当たらなかったので備忘録も兼ねてメモを上げておきます。
基本的には一般的なスクリューねじ・トルクスねじ・イモネジ・金属ピンで組み立てられているので、工具がある程度揃っているなら分解は難しくないです。
メモ1 スライドとフレームの分離
テイクダウンラッチはフレーム一体成型のダミーです。スライドを外すには、まずセーフティーレバーを取り外さなければなりません。
イモネジで留まっている右側レバーを取り外した後、画像の赤丸部分のパーツを押し下げれば左側レバーが引き抜けます。
アウターバレル先端(銃口)がスライド固定のための別パーツになっていて、銃口を正面に見て反時計回りで緩みます。
後は、インナーバレルを軽く押し込みスライド前部を浮かせて後端を押し出せば外れます(少しコツがいる感じです)。
メモ2 フレームの隠しネジ
フレームはモナカ構造なのでスクリューねじとピンを抜くだけでバラせますが、外観から見えないネジがあります。
ひとつはテイクダウンのラッチボタンが蓋になっていて、スクリューねじが隠れています。
もうひとつはフレームに差し込まれているダミーのスライドストップの奥にトリガーとトリガーバーを留めているスクリューがあります。
あとは、右グリップ側にあるトリガーバー周りを外せばフレームを割ることができます。
ちなみにトリガーのピンは一体成型になっているので、いくら叩いても抜けないので注意。
メモ3 ポンプユニット
電動92Fの心臓部であるポンプユニットは金属ピン1本と樹脂部分のハメ込みで固定されているだけなので、簡単にゴソっと抜くことができます。
モーターの駆動でギヤを回し、クランクを介してピストンを押し下げる仕組みです。
どうもこのトイガンは、画像のダイカストギヤの小さい方がウイークポイントのようで、これまでに入手した発射不可2丁の原因はこのギヤの破損でした。
ギヤの肉厚が薄いのに加えて、ダイカストの劣化もあるのかもしれません。
劣化の有無は製造時の品質や保管方法によって区々らしいですが、いずれにせよ30年以上経っているので、いつ壊れてもおかしくないという事で。
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