ボイス・オブ・ヒロシマ

2002年に広島市の主催で行われた「広島・長崎講座」で、被爆の
実相を多角的にとらえることを学んだ受講生で結成したNGOで
す。命を慈しむ多くの市民と共に被爆、核、戦争、平和等を学
び、相互に発信し、活動することに取り組んでいます。    
     

アンケートに回答した若者

2005-05-12 09:39:09 | ニューヨークからの報告
 写真は5月1日のデモの後に参加者のアピールが続く集会場でアンケートに回答したドイツの若い女性達です。質問が難しいらしく(?)、頭を傾げたり、友人を見たりして書いていました。
彼女達を次の日、国連の原爆展の近くで見ました。一人に声をかけると驚いていました。
彼女達はどんな活動をしているのだろうと思います。
アンケートの回答のなかから抜粋した内容を下記に載せます。

「多くの人は核兵器を使っていけないことを知っている。全員の安心のために兵器に使われるお金を他のプロジェクトに、平和のために使うと良い。」
「平和運動は大きくなるだろう。科学的に、そして平和のことが聞こえてくるはず。」
「罪のない人を殺すのは絶対にしてはいけない!」

上記はドイツの10代の女性の回答です。 

日本のプルトニウム・プログラム

2005-05-10 12:01:33 | ニューヨークからの報告
5月6日のグリンピースジャパンのホームページに次のようなことが載っていました。


「日本のプルトニウム・プログラム は、核拡散防止体制を脅かすとノー ベル賞受賞者らが警告」

「憂慮する科学者同盟」という、安全保障問題を専門に扱う科学者団体のセミナーに参加。六ヶ所再処理工場を問題として提起する、というので、日本のマスコミも何社も来ている。

元アメリカの原子力規制委員会の委員や、旧ソ連との軍縮交渉の首席代表、ノーベル物理学賞を受賞したワインバーグ博士など、アメリカの学識者や科学者など軍縮政策に係わってきた著名人が、「六ヶ所使用済み燃料再処理工場の運転を無期限に延期することによってNPTを強化するようにとの日本への要請」を求める署名を発表。
その記者会見を兼ねたセミナーが、国連ビル地下の会議室Eで開かれる。
このセミナーをきっかけに、国連内でも六ヶ所の問題についての議論の場が提供されることになる。
核不拡散体制を強化したいならば、六ヶ所再処理工場について活発な議論が必要であり、日本国内にいる様々な場所で議論が行われるよう働きかけを続けなければならない。これは「Universal matter」世界的な課題だという強い発言が続いている。

詳しくはこちらを

NPT再検討会議のゆくえ

2005-05-09 21:58:28 | ニューヨークからの報告
グリーンピース・ジャパンのホームページ に
NPT再検討会議の情報が26日まで掲載されます。

「Stop Rkkasyo(ストップ 六カ所)」のポスターを
1日のデモに500枚用意したそうです。海外の人は納得してポスターを持って
行進したそうです。

野川さんがNPT再検討会議の状況を発信しています。

彼女はは原爆展の近くのカフェのテーブルでNPT再検討会議の状況を
パソコンに打ち込んでいました。
日本人を対象にした「核拡散を進めるも止めるも日本人」の話し合いの会場で会いました。

グリーンピース・ジャパンの目的が達成されるようにと思います。



グリーンピース・ジャパンのホームページ




神奈川県原爆被災者の会所属、「相友会」会長、久保さん

2005-05-09 21:57:43 | ニューヨークからの報告
 原爆展の会場で一生懸命対応している被爆者の方、久保ヨシミさんが
       「忘れられないあの日」
       -広島、長崎の詞画集ー
       神奈川県原爆被災者の会
  という英文つきの本をニューヨークに1000冊持ってきてありました。
  広島、長崎の被爆者の方があの日の事を絵に書いて、そのときの気持ちを
  書いてあります。多くの方に読んでほしいということです。
  このホームページに連絡していただければ、注文先をお知らせします。
  1冊1000円です。久保さんはお産婆さんだったそうで、栗原貞子さんの
  「生ましめんかな」は気持ちがよくわかるということでした。

  


キャサリンさん

2005-05-07 15:56:20 | ニューヨークからの報告
 5月1日の10時過ぎに国連前でキャサリン達と会いました。12時から少し先のスタート地点からデモ行進です。素敵な笑顔で写真に応じてもらいました。先日、大庭さんのご縁でお茶をご一緒しました。茶系の上着を着ている方は長崎で10歳の時に被爆された下平さんです。今日の午後に集会場で長崎市長に続いて被爆証言をされました。その悲惨に涙を流す方もありました。